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Tokyo Lockdown③After Tokyo Lockdownへ

ロックダウンシリーズ続編「After Tokyo Lockdown」は山手線管内でも自身の生活圏内に近いエリア(駒込駅〜高輪ゲートウェイ駅)。演奏は大きく分けてYAZUMAギター、YAZUMAサックス、ポエトリーのみ、そして3つの合わせ技の曲芸の四種。

ポエトリーを絞り出すには、自身の記憶を辿りながら今の物語として紡がねばならない。またこのエリアは普段からいにしへの東京の記録と記憶を映画や小説で補完し続けているライフワークが自然とシンクロニシティを生み出し、言語化しているから面白い。振り返ると。

例えば「Happy Birthday Xiang Xiang (Live at Ueno Station , 6/12/2020)」は

上野動物園へ向かう線路を跨ぐ形で歩行しながら下手なサックス吹き鳴らし、息切れしながら詩を語る。ちょうどシャンシャンの誕生日だったその日。シャンシャンの誕生日がモチーフになった謎の詩、ユーモアとシニカルが同居している。

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新橋と有楽町の録音場所は、戦後に闇市や有象無象のいわくのある場所だったのである。期せずして私の人生によくあることなのだが、呼ばれるように誘われるように過去の表現物に触れることとなってしまう。有楽町はこの映画、小説「肉体の門」のモチーフとなった有名な街娼の猛者が生き抜いた物語が埋まってい場所なのだ。

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有楽町ガード下

Rakuchō PanPan Bluez (Live at Yūrakuchō Station, 6/29/2020)

この場所で録音する前後、敬愛する小沢昭一先生のこの本に往時の当該人物の後日談インタビューを読むという奇談奇縁もあった。

全て種明かしをするのはクールじゃないが、現在、過去、未来を往来する記録シリーズとして「After Lockdown」アルバムは駅から駅へと走り抜け、東京の記憶と記録をしながら進んで行った。

まだまだ続く

Tokyo Lockdownシリーズ完結編「Final Tokyo Lockdown」アルバムより

4/26より毎週月曜デジタル配信&MVリリース。

第三弾目黒〜恵比寿編

5/10公開

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第一弾渋谷編

Unconscious Need-無意識の必要性-/YAZUMA -Live at Shibuya Station,12/3/2020

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第二弾巣鴨編5/3スタート

Radio Sex/YAZUMA -Live at Sugamo Station,10/27/2020

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