真鯛の塩煮

以前、cakesの連載で焼き魚について触れました。その話の続き。

おいしい焼き魚は餃子方式でつくる！ | 「おいしい」をつくる料理の新常識 | 樋口直哉 | cakes（ケイクス）

とはいえ、焼き魚は部屋に匂いが漂うので嫌だ、という意見も。というわけで今日は（極力）匂いの出ない魚料理のご紹介です。

鯛のポシェ
鯛　　切り身　2枚
塩　　5g(0.5%)
水　　1L

塩煮には脂分の少ない魚が向いています。

骨があると魚が嫌いになるので、ちゃんと骨抜きで抜きましょう。

皮がそるので、切り込みをいれます。包丁で切るのが難しい場合は……

秘密兵器のカッターナイフを使います。もちろん、清潔なものを使ってください。

鍋に塩と水を入れ、80℃に沸かしたところに魚を投入し、すぐに蓋をします。一緒に昆布を入れた方がいいですが、今日はシンプルに仕上げています。

匂いを減らすためにはこのまま冷めるまで置いておくことです。匂いを含んだ水蒸気が落ち着いてから鍋の蓋を開けましょう。

出来上がり。80℃以下でポシェした魚はしっとりとジューシー。

このままでもいいですが、味が薄いと飽きてくるので、大根おろしとポン酢を添えて提供します。