鰯のリエット
twitterでも書いたレシピシリーズです。今回はジョエル・ロブションのレシピをベースにした鰯のリエット。
オイルサーディン 1缶
クリームチーズ 100g
ディジョンマスタード小さじ1
塩、胡椒 適量
シブレットのみじん切り 適量
リエットはパテに似たペースト状の料理です。豚肉でつくる場合は塩漬けにした豚の肩肉をコンフィにしてからほぐし、ラードを加えてつくります。魚の場合も同様にコンフィにしてからつくるのが一般的。このレシピではオイルサーディンの缶詰を使うことでコンフィの工程を省略できます。
ロブションさんのオリジナルレシピではオイルサーディンの缶詰は『オリーブオイルを使ったもの』という指定があります。たしかにオリーブオイル漬けのオイルサーディンは一味違いますね。とはいえ好みの種類を選べばいいでしょう。
あとはフォークで潰しながらよく混ぜるだけです。オイルサーディンの骨が気になる場合は除去してください。クリームチーズの種類についてですが、オリジナルはフロマージュフレというフレッシュで酸味の効いたチーズが使われています。こちらも手に入りやすいクリームチーズを使い、酸味はレモン汁を加えるなどして調整してもいいでしょう。
カリカリに焼いたバケットに載せて食べます。シブレットのみじん切りにはちょっとにんにくに似たニュアンスがありますが、シブレットを使わない場合は少量のにんにくすりおろしを加えてもパンチが効いていいかもしれません。簡単にできて食前のアペリティフにぴったりのレシピです。
撮影用の食材代として使わせていただきます。高い材料を使うレシピではないですが、サポートしていただけると助かります!