マガジンのカバー画像

てまひまオンラインコラボ企画

10
運営しているクリエイター

記事一覧

てまひま紹介 第11回 久右衛門 あわせだし

前回から間が空いてしまいましたが、てまひまオンラインで扱っている商品を紹介するコラボ企画。今回は『久右衛門 あわせだし』です。 製造しているの福岡にある林久右衛門商店。創業は1885年の老舗で鹿児島県枕崎の鰹を削る鰹節屋さんのよう。化学調味料や保存料、香料無添加、食塩不使用のだしパックです。 だしパックは酵母エキスやら食塩、粉末しょう油を入れて味にパンチを出しているメーカーが多いので、不使用はうれしいところ。酵母エキスのうま味が必要であれば僕の場合は自分で入れるので笑 ま

てまひま紹介 第10回 麹ソルト

てまひまオンラインとのコラボ企画の第10回です。今日は麹屋もとみやさんの「麹ソルト」という塩。 一昔前に流行った後、やや落ち着いて定着した感がある塩麹という調味料がありますが、こちらは塩+麹という商品。麹屋もとみやさんは創業91年の麹の専門店だそう。ぜひ、見学に行きたい……。 観察してみましょう。塩の結晶のあいだに白い粒が見えます。これがおそらく乾燥させた麹でしょう。舐めてみるとまろやかな塩味。単純に塩を混ぜているので塩分の割合が低いから……というのではない、広がりがあり

てまひま紹介 第9回 梅と紫蘇チューブ

てまひまオンラインとのコラボも第9回。今回は『うめひかり』という梅干し屋さんの梅と紫蘇チューブという商品。 無添加の南高梅を塩と紫蘇だけで漬けた梅干しをチューブに詰めた商品。梅干しは調味液での味付けが主流ですが、こちらは梅、塩、紫蘇という昔ながらの製法にこだわっているようですね。 観察してみましょう。非常にきれいな色で、果肉感が残る仕上がり。どれどれ……と味見したところめっちゃ酸っぱい! こうして書いているだけでも思い出して唾液が出てくる酸っぱさです。ウェブページを覗い

てまひま紹介 第8回  柚子ぴりり

てまひまオンラインとのコラボ企画。今回、PRするのは柚子ぴりり。 名称はミックススパイスとなっておりますが、中身は弥平とうがらしと柚子皮のブレンド。 一味唐辛子+柚子という感じの商品ですね。弥平とうがらしは滋賀県湖南市下田の弥平さんという人が100年ほど前に韓国から持ち帰ったものとされ、オレンジ色のかわいい見た目をしています。 日本における唐辛子の歴史は面白く、伝来時期は16世紀から17世紀のあいだくらいに入ってきたのだろう、と推察されていますが、正確なところは不明。江

てまひま紹介 第7回  阿蘇たかなマスタシード

てまひまオンラインとのコラボ企画。今回、PRするのは阿蘇たかなマスタシード。 マスタードはイエローマスタードやブラウンマスタード、ホワイトマスタードの種子を酢につけたものですが、こちらは高菜の種子を同じように酢で漬けた調味料。阿蘇の高菜漬けは名物ですが、こういう商品も作っているんですね。 高級感のある黒箱に入っていました。 開封するとこんな感じ。今日はどのソースに混ぜようか、というコピーが目に入ります。 開けてみるとさらさらの酢に種子が使っています。種子をすりつぶして

てまひま紹介 第6回 BAKASCO

てまひまオンラインとのコラボ企画。今回、PRするのはBAKASCO。 なんのソースか、商品名だけではさっぱりわからないのですが、ざっくり言うと柚子果汁を使ったホットペッパーソースです。徳島県上勝町の阪東食品さんの商品。製造は徳島県鳴門市で果物生産・加工販売を行う川添フルーツで、阪東さんのバ、と川添さんのカ、でタバスコならぬバカスコとのこと。 見た目はタバスコほど赤くはなく、ゆず果汁っぽいですね。原材料表示を確認すると柿酢も入っているようです。 なかに唐辛子が丸々入ってい

てまひま紹介 第5回 燻製紅茶

てまひまオンラインとのコラボ企画。今回、PRするのは燻製紅茶。 製造しているのは静岡県、島田市にあるカネロク松本園。「静岡の茶草場農法」は世界農業遺産にも登録されていますが、日本屈指の茶所であることは間違いないでしょう。ちなみに茶草場農法というのはススキや笹を刈り取り、乾燥させたものを砕いて、茶畑に敷き込んで肥料にしながらお茶を育てるもの。伝統的な方法ですが、茶を育てつつ、周囲の環境も守る、という絶妙な農法です。 静岡茶といえば緑茶が有名ですが、今回紹介するのは紅茶。しか

てまひま紹介 第4回 純こめ酢(丸正酢醸造元)

てまひまオンラインとのコラボ企画の第4回です。 今回、取り上げるのは丸正酢醸造元のこめ酢。調味料としてもともと酢は好きなのですが、それぞれ個性があってマニア心をくすぐります。効かせすぎると嫌われますが、適度の使うと料理を劇的においしくする酢を使いこなす人こそ、料理上手なのかもしれません。 熊野川河口の一体は酢の醸造元が何件かありますよね。雨が多くて、湿度が高く、米がおいしい。そのうえ黒潮の影響で夏冬の寒暖差があるので、発酵食に適した土地。原材料は和歌山県産のお米(熊野米)

てまひま紹介 第2回 カクキュー 八丁味噌のパウダー

「日本の食のいいものを選りすぐってご紹介するマルシェ」こと、てまひまオンラインというサイトとのコラボ企画の2回目。 今回のPRはカクキュー「八丁味噌のパウダー」です。 カクキューさんはご存知、岡崎にある歴史ある味噌醸造所。創業1645年というあたりに重みを感じます。お隣にあるマルヤさんと共に伝統的な製法で作られるまさに本物の八丁味噌の一つ。 八丁味噌は豆味噌(大豆のみで仕込むみそ)の一種で、岡崎城より西へ八町(約800m)離れた八丁村でつくられていたみそ。6トンの桶に水

てまひま紹介 第1回 大粒の国産塩〜レアソルト〜

てまひまオンラインというサイトがあります。 「日本の食のいいものを選りすぐってご紹介するマルシェ」とのこと。サイトリニューアル中とのことで、今のところちょっと購入しづらい部分もあるのですが、今回はこちらで取り扱っている商品のPR記事です。第一回目は「レアソルト」 製造しているのは脱サラファクトリーという会社。ウェブページで「7つのこだわり」として紹介されていたのがこちら。 一 薪で時間をかけて炊いた塩。 二 40時間かけてじっくり結晶化。 三 ステンレスでなく、特注の鉄