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「Fukushima 50」を見てきました。
夫と一緒に「Fukushima 50」(フクシマフィフティ)の映画見てきました。
終わった後、呆然とした。
私何も知らなかったんだな。
震災の当時、福岡にいたとはいえ。
恐ろしかったし、募金もしたけれど、本当に無知だった。
この映画を見ての感想はありすぎて、ここには書ききれないけれど‥
地に足をつけて物事を自分の目で見て、最終的にはどんな決断も自分で責任を持つこと、それが人間のすべてなんだなと感じた。
原発で働く人々のそんな姿が描かれてたから。
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楽して稼ぐ方法、楽に幸せになる方法。
世の中には溢れている。
けれど、そういうものを少し利用するのはいいけれど、頼ってしまったら本当の「人間力」なんてない。
私もそうだ。
コロナ騒ぎでも感じたことだけれど、今まで優等生のいい子で育ってきて、学校や職場で習ったことがすべて。
会社でも自分の社員としての地位以外の責任は免れていて、ぬくぬくと生活している。
分からないことがあったら、本や人、ネットを頼る。おいしいお店ですら自分で行って決めずに、食べログに全面頼ってる。化粧品も、機械もネット頼り。
だけど、震災のような、津波のようなこんな事態になったときに頼りにできるのは、自分の決める力だけだ。そして、それが合っているかどうかも分からないけれど、自分で責任を取るしかない。
それが私にはできるんだろうか、と恐ろしくなった。いや、今のままではきっとできない。
誰かに正解を求めたり、周りがどうしているかによってきっと決めてしまうんだろう。そして、後悔するんだろう。今のままでは。
だけどこの原発事故の現場では、常識・知識を超えた判断が何度も何度も繰り返されていた。ほとんど眠れずに、頭も働かないであろう状況で。
これが、本当に起きたこと。
そして自分にも起きるかもしれないこと。
どうしたらいいんだろう、映画を見て考えた。
そんな簡単に正解は出ないし、きっと一生かかるものなんだと思う。
だけど、きっと目の前をしっかりと見て、
そこから自分で判断して、自分で決めること。
これを一つ一つやっていくしかないのかな。
過去の記事にも書いたけれど、本当に今まで頭を使っていなかった私。
その重要性に気が付かされたな。
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