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読後感 さみしい夜にはペンを持て 古賀史健

僕たちの頭の中には、たくさんの思いがぐるぐると渦巻いている。
頭の中が濁っていく。
そういう時、考える習慣を持たなかったら、どうなると思う?
誰かが用意してくれた『わかりやすい答え』に飛びつくんだよ

「嫌われる勇気」でアドラー心理学のベストセラーを出した著者の本を
たまたま出張帰りの東京駅のあの店で見つけて購入した。
嫌われる勇気も、幸せになる勇気も、本はもちろんオーディオブックで
何回読んだことか、、、本当に助けられたしまだ届かない領域の本だ。

なんだか絵本の表紙みたいなデザイン。
でも、目次を見て一目で分かった。
「勇気づけ」の何かを、何かしらの面白いストーリーで伝えようとしていることを。
正味2日で読んだけれど、集中すれば全然1日で読み切れるだろう。
とても面白かったし、期待している以上の具体的で楽しさ溢れる本だった。

この本は子供向けでないし、大人向けでない。子供向けであって、大人向けであった。

キーワードはいじめ・日記・言語化・未来の自分・悩み事と考え事などかな。

僕もなかなか口に出して言えないタコジロー
共感だった。
ヤドカリのおじさんの言葉で、ヤマト・ダコジローが勇気づけられた。
この数年、無理しない程度に日記をつけているが、改めて見直しして
ヤドカリおじさんのアドバイスをもとに、書き続けてみようと思った。
未来の自分のために。

もちろん当時からそう思っていた。
そして元来、愚痴や不平不満を言うのが嫌いな性分の自分が
ぐるぐる思考に陥って、眠れなく食べれなくなった際に
助けを求める形で書き綴り出した様々な紙たち。
今はトラベラーズノートに書き溜めていっているけれど
ちょうどこのタイミングでnoteを始めたのも、何かの縁かもしれない。

まだまだ稚拙な文章で嫌になるし
ちょっとした刹那にも憂鬱が僕を覆うけれど
少しずつ、少しずつ
幸せを見つけ出していけている気がする。

あと、この本、息子も娘も興味を持って
数ページ読んだだけで取られそうになった、、、笑
来週には貸してあげるから待ってていてね。

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