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ベトナムに移住してから1年が経った

ベトナム・ハノイで現地採用として生活を始めてから、あっという間に1年が経った。

2022年、日本から脱却し、新たな生活を始めるためにベトナム就職を決意。

もともとベトナムに興味があったわけでもなく、行ったこともない国だった。ベトナム就職の理由は、ただ単に東南アジア周辺の求人を受けていった中で、たまたま仕事が見つかったから。

新しい環境と文化の中で、自分の人生が変わるか試したかった。

結論、1年経っても特に変わりはない。
ベトナム語を話せるわけでもなく、人生が変わったという実感もない。

日本の清潔感や便利さを恋しいと思う反面、ハノイのカオスな交通事情や整備されていない歩道、毎日のように見かけるネズミの死骸や異臭、それに騒音まで、ここ1年でかなり慣れてきた。いや、慣れてきたというより日常化してきた。

ベトナムにいる日本人をたくさん知っているわけではないが、こちらに来ている人も、多種多様な生活を送っているようだ。

現地の人と結婚している人もいれば、日本人コミュニティの中でずっと生活している人もいる。

異国の地で自分が生き残るには、自分の居場所を確保するのが良いし、その方法も人それぞれ。

自分は特に居場所と呼べるコミュニティや環境に属している気はしないが、なんとか生活できている。といった感じだ。

ベトナムに来てからは、人付き合いが苦手な私にも、友達のような知り合いができたし、断片的でもベトナムの生活や文化を日々肌で感じている。

特に思ったことは、ローカルの人と一緒に行動できるようになると、よりベトナムらしいディープな体験ができるということ。

ベトナム人の結婚式や、入りづらそうなローカル店、アクティビティなど、様々なことを楽しむことができるようになる。

日本ほど「おひとり様」の文化がないため、普通に1人で食事するだけでも、周りから少し浮いてしまうことがある。
そのため、私の場合、外出も減ってきて、なんだか息苦しいと感じることも正直ある。

ベトナムで1年過ごしてみて思ったこれからの課題は、ズバリ「ベトナム語」

実際は、言葉を話せなくても生活はできるし、困ることもそこまでない。
今はGoogle翻訳もあるし、職場の人に助けてもらうという選択肢もある。

しかし、やはり言葉の壁があると、1人行動も億劫になるし、ちょっとしたやり取りでも時間がかかる。

私の場合、現地の人とコミュニケーションが取りたいとか、ポジティブな理由が原動力ではなく、言葉が通じないことで生じるやりとりを少しでも減らしたいという理由から、ベトナム語を勉強しなくてはいけないなと感じている。

つまり、自分のストレスになりうることを回避するため。

でも、理由はどうあれベトナム語を話せるようになれば、また別の楽しみや機会が巡ってくるかもという期待もある。

そんなことが万が一あれば、「ベトナム語を話せるようになったメリット」など、Noteで紹介していきたい。

まだまだ人のことを気にかける余裕はないけれど、きっと人それぞれいろんな思いでベトナムに来て生活をしているのだろうな。
そう思うと、やはり人とのつながりや協力って大切なんだなと感じた。

あと何年ベトナムにいるのかは未定だし、正直別の国に移住したい「逃避癖」が再発しているけど、今はその時期ではなく、そうする実力もない。

日々できることを増やしていくことが、ベトナム生活2年目の目標。

そんなわけで、ベトナムで日々葛藤しつつダラダラ過ごしてしまっている日本人のベトナム1年経過レポートでした。

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