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【カナダのオーロラどこが良いの?】イエローナイフ?ホワイトホース?

こんにちは。旅行屋です。

前回カナダのオーロラ観測の主な場所に関して
お送りしました。

オーロラツアーを見つけるに当たって
大事なポイントが5つ。

  • 季節

  • 場所

  • 宿泊スタイル

  • オプション

  • フライト

このポイントについて簡単にお話ししました。

今日はこのうち、場所に関して深掘りしていきます。

オーロラベルト

昨今、太陽からの磁気嵐の増加に伴い、
今までオーロラの観測ができなかった場所でも
オーロラ観測の報告例が出ています。

ただ極北地帯を中心として
世界のオーロラ多発地帯、つまりオーロラベルトにもともと集中しており、
カナダでは北西準州、ユーコン準州などが
その地域にあたります。

なかでも北西準州のイエローナイフと
ユーコン準州のホワイトホースは、
都市機能としても、観測地としても
商業的にオーロラ観測が成立する都市として
世界中のファンが訪れます。

写真家の方もオーロラ撮影に魅了され、
短期、長期的に居を構えたり。

歴史的な側面から両地共に犬ぞりでの移動が
発達したため、
犬ぞりレースを目指しているマッシャー
(そり操縦者)が当地に居住するのも注目です。

イエローナイフ

空港のターンテーブル

北西準州の首都がイエローナイフです。

1930年頃、金の鉱脈が発見され、
ゴールドラッシュの影響で都市化が進みました。
以後も鉱脈が次々と発見されましたが、
1990年代、近郊でダイアモンドの鉱脈が
見つかり、金鉱業は次第に下火に。

現在は行政都市、ダイアモンド鉱業都市として
栄えています。

オーロラベルトの真下にあり、冬の気候も極寒ですが安定はしているため、オーロラ観測地として人気です。

ホワイトホース

山々が見えるとキターっていう感じがする

ユーコン準州の首都です。

時は1896年。ユーコンのさらに北に位置する
ドーソンシティ近郊で金鉱脈が見つかり、
クロンダイク・ゴールドラッシュが始まると、
アメリカ等から一攫千金を狙う人々が
やってきました。

その際に中継地として重要な役割を果たしたのが
ホワイトホースです。

同じくオーロラベルト内に位置しており、
オーロラ観測地として有名です。

決定基準。自分の好みに従う。

これは個人的な感想ですが、両地ともに
行ったことのある身として、

ガチならイエローナイフ、
楽しむのはホワイトホース

です。

イエローナイフはホワイトホースよりも北に
位置します。

イエローナイフはホワイトホースより少し北
引用元:https://www.gi.alaska.edu/monitors/aurora-forecast

絶対ということはありませんが、
北に位置した方がオーロラベルトの真下になる
確率も高いので、観賞率は上がります。

このため、絶対的に観賞確率を上げたい場合は、
イエローナイフを一番に候補にされると良いです。

ホワイトホースは、近隣のブリティッシュ・コロンビア州との位置もあり、諸般アクセスが
良いことから、利用数も多いです。

観賞確率は少し劣るものの、
市内の観光施設など何かとオーロラ以外の楽しみはホワイトホースの方が多いです。

このため、

「自由時間の余興はどうでも良いのでとにかく観賞確率を上げたい」場合はイエローナイフ

「イエローナイフでも見えないことはあるから、全体的に楽しみたい」場合はホワイトホース

をおすすめします。

おすすめスポット
(イエローナイフ)

  • バロックス ビストロ

人気のレストラン。北極イワナなど土地特有の産物で作った豪快なポーションの料理が有名。店内は訪れた観光客が張り付けた紙幣があって圧巻。

  • プリンス オブ ウェールズ ノーザン ヘリテージ センター

土地の歴史を体系的に学べる。生態系がいかに人間との関わりを繋いだかを見て取ることができるので、一見の価値あり。

  • グレートスレーブ湖

冬はアイスロードになる。大きさは国内2番目、水深は国内一の、大きな湖。

おすすめスポット
(ホワイトホース)

  • ビジターセンター

準州政府の観光案内所だが、ユーコンを知る上では最初に押さえておきたい場所。

  • 蒸気汽船 クロンダイク号

ゴールドラッシュの面影を残し、ユーコン川に面して設営されている。
今は観光史跡となっている。

  • メインストリート

鉄道駅の前に伸びるメインストリート。カフェやアウトドアショップ、お土産屋さんや、著名人の銅像など、目印としてここは覚えてほしい。

ホワイトパス ユーコン鉄道 駅舎
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準州は連邦税のみなのでお得
著名な作家 ジャック・ロンドン
メイン通りを駅方向に眺める