見出し画像

「Road to Paris 2024」龍神NIPPON、2024年パリオリンピックへの道

参考記事:https://www.fivb.com/en/about/news/olympic-qualification-systems-for-volleyball-and-beach?id=96844

スケジュール(FIVB)
https://www.fivb.com/-/media/2022/coorporate/volleyball/calendar/vb_calendar_2022-2024.pdf?la=en

※翻訳はあくまで趣味の範囲であり、誤訳が含まれる可能性もあることを了承いただきお読みください。
===========

代表シーズンがスタートし、各国がいよいよ2024年パリオリンピックに向かって動き始めました。

自分がバレーボールを見始めたころすぐの2016年リオオリンピック、そして昨年の東京オリンピック、どちらも出場資格の獲り方が異なりました。
そしてやはり2024年パリオリンピックも異なります。
ブラン監督や選手たちが記者会見で語っていたように、ランキングがより大事になっていきます。

ブラン監督「この夏には、VNL(ネーションズリーグ)と世界選手権という二つの主要な大会があります。世界ランキングを上げていく必要性があるということを念頭に置いておかなければなりません。オリンピックの出場資格は主にこのランキングに基づいているためです。私たちは何が何でも10位以内に入らなければなりません」

https://www.getsuvolley.com/220405_philippe_blain_1/2

なぜランキングが大事になるのか?
現時点でのパリオリンピックまでのロードマップをまとめてみました!

参考記事はこちら。4月の記事なので、今後更新や変更があれば追記していきたいと思います。

まずはOQT参加のために、そしてもしOQTで出場権を獲得できなかった場合のためにとにかく勝って、ランキングを1つでも上げる。シンプルでありながら、難しい目標です。
上位チームに勝てばポイントはグーンと上がりますが、逆にランキングが下のチームと戦って負けた場合、ポイントがガクンと下がります。

今季から常に緊張感のある戦いとなりそうでドキドキします。でも、だからこそ強くなれるのだと信じて、バレーボールを楽しみながら応援していきたいなと思っています。

【世界ランキング】

※現在、日本は11位 →7位

【OQT2023について】

参加チーム:
男子は2022年9月12日現在、女子は2022年10月17日現在のFIVB世界ランキングによる上位24チーム。

<男子参加チーム>
ポーランド、イタリア、ブラジル、ロシア、USA、日本、アルゼンチン、スロベニア、イラン、セルビア、キューバ、オランダ、トルコ、カナダ、ウクライナ、ドイツ、メキシコ、チュニジア、エジプト、ベルギー、チェコ、ブルガリア、フィンランド、カタール

※パリ五輪の主催国フランスは除く
※もしロシアが不参加になる場合は、26位の中国が繰り上げ。

2022.9.12現在の男子世界ランキング

チームシード&ドロー:
24チームは、男女各8チームずつの3つのプールに分けられるものとする。

男女それぞれについて、OQTの3つの主催国は、上記に定義された有資格参加者のうちでなければならず、予選時の世界ランキングの順位に基づき、各プールABCに割り当てられる。

男女とも残りの21チームは、予選時の世界ランキングの順位に基づき、3チームずつ7つのポットに分けられ、サーペンタイン(蛇行)方式でラインごとにシードの抽選が行われる。サーペンタイン・システムとは、大会運営上採用される方法で、以下のようにチームのシードを決定し、プールに(公平に)配置するものである。

Photo by FIVB

各プール8チームによる総当たり戦で行い、各プールの上位2チームが2024年パリオリンピックへの出場権を獲得します。

※2022.10.17更新※
OQT2023の主催国の1つが日本に決定!
対戦国は12月19日に公開予定。
他の開催都市は順次発表されるとのこと。
2023年3月8日に開催国が発表


【Paris 2024の変更点について】

<従来>
12チームが6チームずつ、2つのプールに分かれ、その中で各チームが他の5チームと対戦し、10日間にわたってプール戦が行われ、準々決勝への出場権を獲得。

Photo by volleyvoll.it


<新しい方式>
4チームずつ、3つのプールに分かれる。予選ラウンドは5試合から3試合となる。
各プールの上位2チームと、それぞれのプールで3位のうち成績の良い2チームが準々決勝に進む。

この方式の利点は、プール戦の試合数を5試合から3試合に減らすことで、選手たちに休養時間を与えることができること。また、プール期間中の試合数が2試合減ることで、選手たちはよりフレッシュになり、大会の最終盤でより高いレベルのプレーができるようになる。
準々決勝では、より良いコンディションで試合に臨むことができる。これまでのように2日おきに試合があり、選手たちが疲弊するようなことはもうない。

photo by FIVB

またこの新フォーマットでは、プール戦3試合はすべて予選通過のための重要な試合となる。
3位のうち成績の良い2チームが準々決勝に進むが、第5セットのタイブレークで勝つか負けるか、すべての試合が予選通過のために重要になる(3セットまたは4セットの試合に勝つと3ポイント、タイブレークで勝つと2ポイント、タイブレークで負けると1ポイント付与される)。

【ブラン監督 世界選手権総括】


よろしければサポートをお願いします。役に立つ情報を投稿できるよう、がんばります!