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札幌市内ブックオフ探訪(その7)

今日は札幌市白石(しろいし)区にあるブックオフ2店舗へ行った。
まずは南郷20丁目店(12店舗目)
こちらは地下鉄東西線の「南郷18丁目」駅が近い。

地下鉄東西線:南郷18丁目駅

地下鉄で南郷18丁目駅へ出る。

南郷18丁目駅前

地下鉄東西線には、南郷7丁目、南郷13丁目、そしてこの南郷18丁目と、「南郷」の付く駅が連続で3駅もある。
どの「南郷」が一番栄えているのかはよく分からないが、この南郷18丁目駅はそこそこ栄えている感じである。

南郷18丁目駅前、雪に埋もれた歩道

昨夜(3月9日~10日)、札幌では結構雪が降ったらしく、24時間で20㎝超の積雪となった。「札幌」のアメダス(積雪深)は一時95cmになったらしい。

日曜日で除雪があまり行われていないのか、それとも急な積雪に対応できていないのかは分からないが、歩道は雪でかなり狭まっている。
すれ違うのもやっとという感じで、かなり歩きづらい

ブックオフ南郷20丁目店

駅から歩いて5分程度で、ブックオフ南郷20丁目店に着いた。
今回も開店前に着いてしまった。
私の他にも、開店前から駐車場や店の前で待機している人が多く、10時直前には10人近くの人が開店を待っていた。

この店舗は、ハードオフ、ホビーオフ、オフハウスも同じ建物に入っていて、駅前の店舗としてはかなり大きいという印象だ。

岩波文庫(110円)の品揃え

110円で買える岩波文庫の品揃えを見てみよう。
写真の通り、ラインナップは「武士道」「育児の百科(上)」「古代への情熱」「ロウソクの科学」「権利のための闘争」など。
「武士道」や「育児の百科」はだいたいどの店舗にもあるような気がする。

岩波文庫(110円:文学)

文学本コーナーにも僅かだが岩波文庫の本があった。
「方法序説」「レ・ミゼラブル(一)」「ハックルベリーフィンの冒険」の3冊。

新書本コーナーもチェックしてみる。岩波新書や岩波ジュニアはそこそこ冊数があり、割と充実していた。
「戦後政治史」が気になったが、買わずに図書館で読むことにした。

結局、この店舗では何も買わなかった。

お次は、豊平区にあるブックオフ月寒東店(13店舗目)に行ってみる。
地図を見てみると、南郷20丁目店から月寒東店は結構近く、徒歩30分ほどでアクセスできるようだ。

南郷通を南郷13丁目駅方面へ

より時間を節約したければ、地下鉄で1つ隣の南郷13丁目駅まで移動し、そこから歩いた方が良いが、電車の待ち時間を考えると数分程度しか短縮できないため、最初から歩くことにした。

昨夜の雪がたんまり積もっていて、歩道はかなり狭い。

南郷通を南郷13丁目駅方面へ

駅から少し離れると、通行人の数はだいぶ少なくなってきた。
ここまで道が狭いと、人とすれ違うのが大変だから、通行人がいない方が気が楽だ。

遊歩道のようなところ

地図を見ながら、見知らぬ土地を進んでいく。
途中、遊歩道のような道があった。
(調べてみると、「白石こころーど」という名前の道と分かった。)

こちらを通ることも考えたが、少し先を見ると歩いている人がたくさんいたので、車道側を通ることにした。

住宅街を通る

白石区の住宅街を抜ける。
ここも雪が多く、住民は外に出て雪かきをしている。

「グリーンアップル」(白石区栄通15丁目)付近

ようやく大きめの通りに出た。月寒東店までの道のりは意外と遠い。

国道453号線沿い

国道453号に入ると、ブックオフ月寒東店はすぐそこだ。

ブックオフ月寒東店

月寒東店に到着。南郷18丁目駅からは30分くらいかかった。
からはもちろん遠く、しかもバス停も結構離れている(徒歩5分くらい)ので、公共交通ではアクセスしづらい店舗である。

ブックオフ月寒東店は、どの駅からも離れた場所にある 

さっそく店内を見てみる。

岩波文庫(110円)の品揃え

110円で買える岩波文庫の品揃えはこんな感じ。
「こころ」「夜明け前 前一部上」「福翁自伝」「武士道」「不思議な少年」など。「武士道」「福翁自伝」はお馴染みの顔触れ。
「夜明け前」は買おうか迷ったが、全4冊のうちの1冊しかないから、今回はやめた。

また、岩波文庫(110円)はここ以外にも売り場があって、そこには「論語」など5冊ほどが置かれていた。
以前行った山鼻店と同様、110円の本を含むお手頃な本をプッシュしている店舗らしく、安い本を探している客には便利だと言える。

さて、この月寒東店。他の店舗にはない凄みがあって、それはたくさんの本が無造作に置かれているところ。

たくさんの文庫本が置かれている

月寒東店を訪れた他の方のnote記事(2020年の記事)にも、同じことが書かれてあったので、これは店の伝統か何かなのだろうか。

岩波新書(110円)の品揃え

新書本コーナーも見てみる。
岩波新書は結構充実していて、緑版の本も多かった。岩波ジュニアも10冊弱あった。

最終的に、岩波の「論語」と、岩波新書の「文明論之概略を読む(上)」の2冊を買った。
「文明論之概略を読む」については上しかなかったのだが、丸山真男の本だし、残りの中下は図書館で読めば良いかなと考えて買ってみることにした。

さて、月寒東店から地下鉄東豊線の月寒中央駅まで向かう。

歩いて30分ほどかかった。

月寒中央駅前(カーリングスタジアム付近)
地下鉄東豊線:月寒中央駅

月寒中央駅は、福住駅(東豊線の南側の終点)の隣駅。
福住駅は札幌ドームの最寄り駅なのだが、今日はドームでJリーグの試合があるようだから、混雑を避けるため福住駅ではなくこの駅に行くことになった。

駅の地下1階には、「札幌フードセンター」があるようだ。
どんなスーパーだろうかと覗いてみたら、普通のマックスバリュだった。
(正式には、「フードセンター月寒中央店」という店名らしい。)

今日のブックオフ探訪はこれで終了。
今回は雪の積もった道を1時間以上も歩いたから、かなり疲れが溜まった。

これで札幌市内のブックオフ13店舗を回った。
残りは6店舗(川下、手稲前田、平岡、36号美しが丘、あいの里、5号札幌宮の沢)
あいの里を除く5店舗はいずれも駅から遠い。
バスを使わなければ到達困難な強者ばかりだが、少しずつ制覇しようと思う。

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