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独り言日記:地方都市のアクセスについてなど

本日は昨日と比べ、それほど強い疲労を感じることなく1日を終えることができた。
最近考えているのは、現在の私が抱える孤独という状況をどう解消すべきか、それと地方都市から地元へのアクセスについてである。

孤独に関しては、生来から私を付き纏うASDと、それに伴うコミニュケーション不全、さらに中学以降他人と関わることを積極的に避ける選択を取ってきた結果、取り返しのつかない状態になってしまっている。
定期的に、この底のない穴のような孤独を何とか解消したいと思うのだが、どうしてもうまくいかない。
某掲示板でしばしば見かけるコピペのように、ASD者は他人と交わる、感情的情緒的繋がりを持つといった、人間本来の営みから隔絶された存在なのであって、そもそもそういったことが自分にもできると考えること自体が、間違っていると言われればそれまでかもしれない。
世の中には、不幸にもASD者と付き合いを深めたことによって精神的苦痛を負う「被害者」もいるくらいである。

異邦人、或いはエイリアンのように、孤独であることが運命付けられた存在として、生きていくしかないのであろうか。

地方都市から地元へのアクセスについては、一昨日の帰省記事と関連している。
新潟という県は首都圏へのアクセスが優先的に整備された地域であり、他の都市には行きづらいことが多い。
それでも、新潟空港のある新潟市やその近隣自治体であればまだましだが、空港から離れてしまうと、かなり大変なことになる。

例えば、新潟の上越地域の場合を考えると、(以下は移動時間の合計)
札幌に行くには片道5時間弱、仙台は4時間、名古屋京都は3時間半、大阪は4時間弱、福岡は5時間弱かかる。
札幌、福岡、仙台は3回、名古屋、京都、大阪は1回乗り換える必要がある。
(新幹線の通る上越妙高駅、または新潟駅行きの高速バスの通る停留所から出発する場合。札幌行き、福岡行きに関しては、市内中心部まで行く場合を想定している。したがって、例えば丘珠徒歩圏が目的地であれば、乗り換え回数は2回になる。京都、大阪に行く場合、北陸新幹線の敦賀行きに乗れれば乗り換え回数は1回で済むが、敦賀行きは本数が少ないため、実際は金沢と敦賀で2度乗り換えなければならないことが多い。)

一方で、東京には新幹線で2時間、埼玉の大宮に至っては1時間半程度で着く。しかも乗り換えは要らない。
首都圏には行きやすいが、それ以外の都市には行きにくいことがよく分かる。
北陸新幹線の新大阪延伸が実現すれば、京都や大阪にも乗り換えなしで行くことが可能となり、所要時間も短くなることが期待される。
ただ、飛行機で行くしかない札幌や福岡などになってくると、どうしても空港が遠いというディスアドバンテージを克服することができない。

トキ鉄の鳥塚社長が、新潟とりわけ上越には外国人観光客が全然いないと書かれていたことがあるが、その原因の一つは空路でのアクセスが良くないことだろう。

新幹線が通っていても、沿線には長野や富山、金沢など魅力的な地域が並んでいるため、素通りされることが多くなってしまっている。
結果、新幹線によって実現されたのは人口が首都圏に流出するというストロー効果だけになってしまうのだろう。

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