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札幌市内ブックオフ探訪(その3)

今回は、中央区にある山鼻(やまはな)店に行ってみる。
山鼻店は市電の「西線14条」が最寄りで、電停から徒歩2,3分ほどでアクセスできる。

まずは中央図書館に行くために市電に乗車。

札幌市電:中央区役所前電停

地下鉄東西線の西11丁目駅から、中央区役所前の電停までは割と近い。
3月になったが、相変わらずまとまった雪が降っている。

雪が降り積もっている様子

中央区役所前から市電に乗り、中央図書館前で下車。
約3週間ぶりに中央図書館へ行き、本を3冊ほど借りる。

図書館で用事を済ませたら、徒歩で山鼻店まで向かう。
もちろん市電で中央図書館前⇒西線14条まで移動すればすぐに行けるのだが、今回は運動もかねて歩いていくことにした。

だいたい20分ほどかけて、ブックオフ山鼻店に到着。

ブックオフ山鼻店

今回は徒歩で来たが、市電の電停からも大変近く、公共交通でもアクセスしやすい場所にある。

さっそく中へ入る。
山鼻店の凄さが入口からすぐに分かる。
110円で売られている文庫本の中で、特におすすめの本がきれいに整頓されて陳列されている。

ラインナップは、「モルヒネ」、「ペスト」(カミュ)、「蟹工船」、「春の雪」(三島由紀夫)、「坊っちゃん」(夏目漱石)、「ソクラテスの弁明」、「武士道」(新渡戸稲造)、「君の名は」、「図書館戦争」「阪急電車」(有川浩)、「そして、バトンは渡された」など多数
こんなに110円本をプッシュしている店舗は珍しいと思う。
店内をさらに奥へと進むと、110円コーナーが本格的に姿を現す。

他の店舗では、110円と220円の本が同じ棚に置かれていることが多いのに対し、この山鼻店では、110円の本だけがまとめて並べられている。
格安本だけを買い求めたい客には大変便利と言える。
岩波文庫は、110円で買えるものは10~20冊ほどあった。ラインナップは他の店舗と似たような感じ(「福翁自伝」など)。講談社学術文庫は2冊だけ(「中庸」とあと1冊)であった。

文学系に関しては、筒井康隆(「くたばれPTA」など)、太宰治(「走れメロス」「人間失格」「斜陽」など)、夏目漱石(「三四郎」など)など色々な本があった。

少し場所を移動し、110~220円で買える新書本コーナーを見てみる。
白井聡氏の「国体論」(220円)が少し気になったが、このような本は図書館で読めばいいかなと思いやめた。

全体的な品揃えはやや充実しているくらいかなという感じ。
ただ、110円コーナーが分かりやすくなっているのと、天気のせいか?客が少なくて本を探しやすかったので、個人的には高評価

最終的に、入口付近にあった文庫本1冊を110円で購入。
ポイントが100Pちょっとあったので、(店員さんから「ポイント使いますか?」とお声がけいただいた)実質10円以下で手に入れることができた。
我ながら良い買い物をしたと思う。

山鼻店から少し東へ移動し、「石山通」に出る。
この石山通には、札幌駅と南区を結ぶ路線バスが通っていて、これを利用するとブックオフ川沿店がある辺りまで簡単に移動できる。

バスに乗って川沿店に行き、それから真駒内駅まで行って地下鉄で帰ろうかと思ったが、今日は雪が多くて寒いので、また次回以降に回すことにする。

今回の移動で、8店舗を制覇できた。(南2条店、琴似店、麻生駅前店、北41条店、伏古店、屯田店、菊水元町店、山鼻店)

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