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連休最終日の夜について

また、無益な週末を過ごしてしまった・・・・・・。

社会人になって以来、週末の夜に何度後悔したことだろう。
書きかけの小説に取り組んだり、本屋パトロールをしたり、身につけたいスキルの勉強をしたり、クローゼットや本棚を片付けたり、noteを書いたり、映画を見たり積読になっている本を読んだり、早起きして散歩したり、おしゃれなカフェに行ったり、ピアノを弾いたり。
いくらでも、やりたいことはあったはずだ(それにしてもこうして書き出してみると、全て一人で完結することばかり・・・・・・)。

しかし現実はどうだろう。
この三連休の過ごし方を振り返ってみたい。


7月12日(金)
もっとも華やぐはずの金曜夜。心身ともに疲れ果てて仕事から帰宅し、レトルトカレーとチョコアイスを食べたあと、風呂にも入らず「人をダメにするソファー」の上で、怪談朗読動画を聞きながら寝落ち。
ちなみに私は、この「風呂に入らず寝落ち」という、30代女にとってはそれなりに致命的と思われる行為を、このところ週1〜2回のペースで行ってしまっている。田中みな実氏などが聞いたら発狂しそうだ。

7月13日(土)
連休初日の土曜日は、引き続き「人をダメにするソファー」の上でスマートフォンをいじりながらダラダラ。
午前10時を過ぎて、ようやく動き始める。フラフラ台所へと漂い、1袋だけ残っていたプリッツの小袋を食べる。ちなみにこの時点でまだ入浴はしていない。
さらに1時間ほどが過ぎ、「こんなんじゃいかん」と思い立ってシャワーを浴び、勢いで溜まっていた洗濯物などを片付ける。
そして「今から充実した休日を過ごすぞ!」と決意。
朝食兼昼食の明太子パスタ(レトルトソース)を食べた後、「創作大賞2024」に応募するエッセイを執筆するため、アイスカフェラテと共にMacBookの前へ。
しかし、どうにもまとめられず苦戦。
そのうちに眠気に襲われ、再び「人をダメにするソファー」に移動して昼寝。
そうこうしているうちに夜になってしまい、また何も生み出せない1日だった・・・と内省。せめてお金を使わない1日にしようと、夕食はあるもので無理やり自作した。

7月14日(日)
翌日の日曜日。
早起きして活動しようと、朝6時頃にアラームをかけていたにもかかわらず、目覚めたのは8時過ぎである。
これには原因があり、昨夜うっかり某創作コミュニケーションサイトで小説を読み漁ってしまったせいで、寝るのが遅くなったからだ。ちなみに私の中では、これは「読書」行為としてカウントすることにしている。
ちなみにこの日は職場のエアコンが入っている日だったため、自主的に休日出勤して溜まっている事務処理などを行うつもりだった。
・・・・・・が、「何で休日にまで仕事に行かないといけないんだ」と自分の中で突然反抗期モードとなったため、出勤は辞めることにした(ちなみに、別に今日は誰かから強制されていた訳でも何でもない。私の事務処理能力が低いだけである)。来週の自分に全てを託すことにする(絶望)。
そして、そのままベッドで二度寝。ときどき覚醒しては、ぬいぐるみが歌っている動画や、廃墟探訪の動画などを眺めてぼんやり過ごす。
多少家の掃除などはしたけれど、これといった有益な活動はなし。しかも、一歩も外に出ていない上に日中うとうと眠っていたせいで夜眠れないという、絵に描いたような悪循環。

7月15日(月)
そして連休最終日の月曜。海の日である。
この日は朝5時に起きて、朝から活動しようと思っていたものの起きられるはずもなく、あえなく7時過ぎに起床。
今日こそ有益に過ごそうと、近所のエクセルシオールカフェへ行き、仕事の資料などを読む。しかし近くの席の女性2人が「会社にいる使えない人」の話をし始めたため、もちろん私のことを言われているわけでも何でもないのだが、「なんかすいません・・・・・・」としょんぼりしてしまい早々に撤退。
スーパーで食料品の買い物をして帰宅。昼食に買ってきた海苔巻きなどを食べる。
午後は廃墟探訪の動画などを眺めつつ、noteの執筆など精力的に活動。
このあたりから妙にやる気が出始める。
今に始まったことではないのだけれど、休みが終わりに近づくと急に活動をし始めるのはなぜだろう。休み当初からこのテンションで活動できれば、さぞかし有益な週末になるはずなのに・・・・・・。

そして今私は、ベッドに寝転がりながら、スマホでこの記事を書いている。
あと7時間後には起床し、また職場へと向かわなければならない。そして通勤電車の中で、100,000回目くらいとなる決意をするだろう。

今週こそ、完璧に有益な週末にしてみせる。

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