私の料理の腕を磨くために祖父母の家にお邪魔する日々~2日目~

この投稿日が2日目。今日は昼にお邪魔していよいよ1日2食を作る日。

前日の鍋の煮汁?を取っとくから昼ご飯に雑炊しよか(作ってね☆)とじいちゃんが言ってたけどご飯炊くの時間かかるから行きの道中で携帯で”鍋の残り 翌日”で検索し続けた。結果、検索結果とはあんまり関係ない豆乳うどんにすることにした。

12時半過ぎくらいにじいちゃんばあちゃんの家に着いたら、じいちゃんはもう昼を済ませたと。なんだ、と・・・昨日のあれは何やったねん・・・!

確かに朝から雨降っててやる気を呼び起こすのに時間はかかった自覚はあったけどもやで。ばあちゃんは待っててくれて、じいちゃんは「わしは時間通りにきっちり動きますから」はははと笑ってた。お、おの、おの・・・れ、そんなとこで几帳面な性格ださんでも・・・いや、遅れた私が悪い。

直ぐ作るから、とばあちゃんに言って行きに寄ったスーパーで買った無調整豆乳をどばどばと片手鍋に入れ、昨日の鍋の残りを投下し、申し訳程度のそして大量に冷蔵庫にある人参をささっと切っていれ、適当にだし醤油を入れて煮立ったところでうどん入れるの忘れてまた弱火にしてうどん投入。ばあちゃん豆乳苦手かもしれんから少な目によそって、残りは自分で食べることに。特に感想なかったしお代わり聞いても「ええよ、あんたしっかり食べ」って言ってたから、察し。

人参まだ固かった。

あと、豆乳めっちゃ排水溝のフィルター(網)に詰まる。2人分の食器洗っただけやのに水が流れへんなった。おそろし・・。



昼の後は韓ドラを3人で見て、その後夕食の買い出しに3人で出かけることに。

ばあちゃんが昨日と同じ空の鞄だけもってるのを横目で確かめてスーパーに。今日は料理本に載ってた大根と油揚げの煮たやつと、昨日買ったほうれん草が残ってるから冷蔵庫の中にあるソーセージと合わせてソテーにして後は魚を焼くことに。

魚、普段全く使わんから知らんかったけど、切り身でも結構高いのね。鮭の切り身3つ入りで550円くらいするやん!

魚食べるのはやよい軒ぐらい

の人間からしたら衝撃。ロシア産もチリ産もあんま値段変わらんかった。自分はお金出さんとはいえ節約できるところはケチっていきたい(前日の夕食の買い出しが3000円もしてしまって反省していた)身としてはメニューを変更するか迷ってたけど、そこでじいちゃんが賞味期限が近くて値引きされてる鮭(2つ入り×2パック)を見つけてくれて満場一致でそっちを購入。あとは安納芋の焼き芋を見つけてカゴに入れさせてもらったり(節約の観点からもダイエットの観点からも、滅びよ私)、煮物に入れる小松菜買ったりして帰宅。

夕方、じいちゃんが散歩にでかけて2人で水戸黄門2話連続を視聴。石坂浩二が若いし、なんかコミカルな仕草が多くてこれはこれで面白いなとこ思ってたらあっという間に17時頃に。じいちゃんが遠回しに急かしてきたので夕食づくりに取り掛かることに。

ここでも昨日と同じようにばあちゃんの「ごはん炊こうか」攻撃を何度もかわしつつ「私お腹減ってないからご飯は2人分でいける。その量やったら残りご飯で賄えるから今日は炊かずにいこう」で反撃を繰り返す。

煮物の出汁を昆布から取ろうとするばあちゃんを止めつつ、創味つゆを薄めて使用。ばあちゃんは引き出しの奥から変色した鰹ぶしやらこんぶやら出しつつ「なんやこれは」「こんなとこにあったんか」とぶつぶつ言いながらいつの間にか引き出しの中身を整理する作業に移っていた。誰も当初の目的(昆布での出汁作り)を尋ねない優しい世界。

出汁を作る際に料理本は見て書かれてる量を測ろうとしたら軽量カップが見当たらず、初心者にあるまじき”目分量”で適当につゆを入れて適当な水の量で割って、みりんも適当な量を投下。この間、味見なし。この後も味見なし。

そういえばお皿に盛りつけるまで誰も味見しなかったな。


煮物の大根を予熱で柔らかくさせてる間にソテーを作る事に。普通のフライパンを使えばよかったのに洗い物のことを考えて玉子焼き用のフライパンを選択する料理初心者。案の定、溢れるよね。

もっさり山盛りのほうれん草をちょっとずつ炒めてしんなりさせて嵩を減らしていくのに成功。そのあとでまた同じ量のほうれん草を投入して以下略。

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ソテーができたとこでばあちゃんに声をかけて盛り付けるお皿を出してもらうことに。この時ばあちゃんは空のお櫃に米を移し替えようとしてるところ。先に皿をお願いします。

焼き魚を1つはレンジで専用の容器を使って焼き、残りをフライパン(玉子焼き用)で焼くことに。当然レンジの方が早く焼けて、ばあちゃんにレンジのを取り出してもらうようお願いするけど、ばあちゃんレンジの場所分からず。直ぐ右にあるんやけどなー・・。

レンジの扉を開けに行って改めてお皿に盛りつけるよう依頼。焼き鮭を2分くらいかかってお皿に移し終わったばあちゃんは、再度お櫃の米入れに挑戦し、片手分くらいこぼしてた。

料理としては後は残りの鮭をお皿に移すだけやから、初心者1人でもなんとかできる。生焼けが心配で必要以上に皮の部分もしっかり焼いて食卓に。

じいちゃんと私が席について後は食べるだけになった段階でもばあちゃんまだお米拾ってた。ばあちゃんが席につくちょっと前にじいちゃんがフライングしてその後に私がフライングして、ばあちゃんが席についてようやく3人揃って夕食に。この時18時すぎ。めっちゃ理想的な時間。

白米はお腹いっぱいで(昼食~夕食の間に焼き芋1本とアイスとポテチを間食。書き出してみると食べ過ぎててドン引き)食べんとこうと思ったけど、じいちゃんもばあちゃんもお椀1杯の量が多いらしくて両方からちょっとずつもらうことになった。


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2人とも、今日も美味しい美味しい言ってくれてうれしかった。煮物の味付けが非常に心配やった(その割に味見を忘れているし、味見をすること自体思い付いてなかった初心者)けど、それも美味しい美味しい言ってくれた。料理とはいえ自分(の行動)を肯定してくれて凄く心が満ち足りた気持ちになったな。あと、単純なのでやる気がぐんっとでました。


次の昼は、まだ冷蔵庫で幅を利かせている人参、じゃがいも、玉ねぎを使った節約カレーを予定。がんばろう!

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