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静けさと喧騒の間

最近聞いてた歌手の方が亡くなった  
いい声でよく聞いてたんだが  
なんとも儚くて辛いなあ  
高齢社会なのに、不条理でならない  
お悔やみ申し上げる  

一芸ある才能は枯らせてはならない  
はずなのだが、刈り取られる  
子供達もね、成す前に  
刈り取りは非情である  

ライオンコーヒーを久しぶりに飲もうとして  
欲張って多めにお湯を入れたら  
紙が裂けて粉が溢れた  
飲めなくなった… やはり儚いものだ  

明日は皆外に出る  
仕事、学童、保育所へ  
忙しい朝、あわただしく準備をして  
服は大丈夫か、帽子はいるか、  
暑いかな、寒いかな、毎回考えすぎて  

家を出たら急に静かになる  
広く感じる家が、なんだか寂しい  
でも、それもたまにはいいだろう  
たまの静けさ、ほっと一息ついて  

そしてまた、夕方になると  
玄関が騒がしくなって  
「ただいまー!」の声が響いて  
誰が先にお風呂だとか、宿題やったかとか  
またいつもの喧騒が戻ってきて  
結局、それが普通なんだなって思う  

晩御飯、うまくできてよかった  
柔らかく焼けた肉、「いい感じじゃん」って  
自分でちょっと思ったけど  
まあ、調子に乗らないでおこう  
みんなが「おいしい」って言ってくれたなら  
それで十分だよね  

アイスやポップコーンには敵わないけど  
塩気の後の甘味には負けるけど  
そんなの気にしないさ  
今日の料理も一つの小さな勝利だ  

明日はどうなるかな  
また暑いのか、涼しいのか  
どっちでもいいけど、みんな無事に帰ってきて  
元気な声を聞けたら、それで十分だよ  

さ、今日は早めに寝よう  
静かな時間は長くは続かない  
すぐにまた、にぎやかな一日がやってくる  

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