光と影は仲良くしてる

遊園地の風景に潜む、

楽しさと同じだけの、痛々しさ。

聞こえてくるのは、悲鳴のような機械の音。
錆びつき、ガタつき、ヒビが広がる。

点検しても限界が見えてきた、古びた乗り物たち。

池は濁った緑、メガソーラーの存在もあるが、
ライトアップされることはほとんどない。
夢の国を出れば、広がるのは
薄暗い現実。

そんなに違わない世界だ。

笑顔に浮かぶ影、
足りない人手が滲み出る。
資金がすべてとは言えないけれど、
どこかに漂う不浄な感じ。

夢を形にするには、これでは寂しい。

無理に振り回されれば、壊れてしまうのも当然なのかもしれない。

子供達は堪能してたよ。大手に挑む為の
階段として

あ!洗濯物干してた…
堪能してたよ
夜まで…


あーあ。
暗いご飯となったなあ

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