Noteのaltテキストの残念な仕様

Noteのaltテキストの残念な仕様

以下、ブログに掲載したものをそのまま掲載します。


先日投稿したaltテキストが示唆するものの中で、Noteに掲載されている記事中の画像に付けられたaltテキストについて、こんなことを書いた:


altテキストを付けた人が使っている端末がMacなのだろう、濁音の平仮名と片仮名がいわゆるNFDで書かれているために、読み上げがおかしなことになってしまう環境が多い。


これは、DXからデジ道へ!デジタル改革担当大臣が考える「誰一人取り残さない」日本の未来。|デジタル庁(準備中)という記事中の画像に付けられている以下のaltテキストについて触れたものだ:


表:デジタル庁で成し遂げたいこと(中身は前述されたものと同じ)


上に引用したように、僕はこれはMacのユーザーがaltテキストを付けたから濁音(「デ」、「ジ」、「げ」、「じ」)がNFDになってしまっているのだと推測した。ではMacユーザーが明示的にNFDではなくNFCで濁音を正規化してファイルを保存するにはどうすれば良いのだろうかという疑問をもった。

という疑問を同僚にぶつけてみたところ、普通にMacで日本語を入力する中でNFDになることはないはずだということを教えてくれた。そもそも普段Macユーザーとやり取りするメールやチャットなどでNFDに遭遇することなんてないでしょ、と指摘された。言われてみればその通りだ。

ではなぜ上のaltテキストはNFDになっているのかと2人でちょっと考えた結果、これはNoteが画像のファイル名をaltテキストにする仕様だからではないかという結論に達した。Macで普通に日本語を入力する分にはNFCになるけれど、ファイル名の日本語はNFDになるので、これがそのままaltテキストとして使われた、という推測だ。

これには一定の納得感があるのだけど、実は他の画像に付いているaltテキストはNFCになっている。


写真:平井卓也デジタル改革担当大臣がタブレット端末でnoteの記事を書いている


こちらのaltテキストはMac以外の端末で付けたのか、Noalteまたはこれと同じ手法でaltテキストを付けたのか、はたまたNoteの画像ファイル名の処理が場合によってまちまちなのかは分からないけど、「ジ」と「ブ」はNFCになっている。


ともあれ、altテキストがNFDになっているのは、ユーザーの責任ではなくて、Noteの残念な仕様によるものだと考えられるので、前述の記事でユーザーを批判するような書き方をしてしまったのは良くなかったなと思った次第。文字の正規化の方式などという、多くのユーザーは知りもしないようなことを意識しないといけないような仕様はいただけない。

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