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頑張れ!鹿島アントラーズ (Part1:ディフェンスの改善)

ついに開幕したJリーグ。
今年もコロナ関連の対応でいろいろと大変になりそうですが
できる事を、できる形で、進めてもらえると嬉しいです。

さて、noteでは
私の父の実家があった鹿島を拠点としたチームの鹿島アントラーズに
焦点を当てて記事を書いていきたいと思います。
ちなみに家は今でもあります(家だけ…)

パトリック選手の退場については、残念… てか、可哀想…
VARの介入などレフェリングの部分についてはまた別の記事で
お話しするとして。
この退場シーンの唯一の救いは、退場時のパトリック選手の紳士的な振る舞いと、その後のTwitterでの発信ですかね。
一気にパトリック選手のファンになりました。
ありがとう、パトリック選手。そして頑張れ!鹿島戦以外で!(笑)

近年、求められている結果が出せていない鹿島。
細かくはWikiを…

特にここ2年はザーゴ監督を招聘して、大きなスタイルの変革にチャレンジしていたが、なかなかこれがまた…ねぇ…

ディフェンスの原則とコンセプトの復活を

今年はセンターバックの層が…とよくメディアの分析で触れられています。
正直私は、これを見て違和感しかないんです。
「そもそも、去年も層薄いよ…」って。
昨年大きな成長を遂げた関川選手、ルーキーだった林選手、途中で復帰したブエノ選手、でそこにキム・ミンテ選手が加入。十分。
昨年の鹿島の特徴は無駄にボールを持ち、自らロストし失点するパターンと、センターバックの誤った判断による失点というのが多く見られました。
それと最も大きな課題はサイドからのボールに対する守備が異常に脆弱でした。とにかく点を取ること以上に失点をどう減らしていくのか、がチームとしての重要課題かなと思います。
ここに岩政先生がコーチとして加入、そしてクォン・スンテが残留
ということで期待が膨らみます。

で、開幕戦。

新しい時代の鹿島、勝っていく歴史を新しく作っていく

岩政コーチ

この試合前のコメント痺れました
まだ1試合じゃわからないとは思うんですが(笑)
ディフェンス面で気になったところを。

あれ?関川選手はまた緩慢な選手に逆戻り?

去年すごい成長してすごく頼もしい選手になった印象が強かった関川選手。
この試合では、ディフェンスラインでリーダーシップを発揮している姿が見えたり「変に余っていない時」の前への強さは良い印象でした。
しかし、昨年からどーもなと思うのは、自陣のバイタルエリア付近やペナ中での立ち位置。エリアを埋める守備になると、急にボールウォッチャーになりリアクティブなアクションが突然多くなります。
前半パトリック選手に背後取られて完全に入れ替わってしまったシーンなどは象徴的で、人を捕まえられなくなります。彼のいいところはやはり対人部分だと思うのですが、剥がされていたら対人の能力は活用できません。
正直、守備面以外を含めスロースピードの展開時におけるオフ・ザ・ボールでのアクションのレベルを向上してくれるといいなと思いました。

ただし、とにかく強さは出ていてこれからも自分の強みを生かして鹿島、そして日本を代表するディフェンダーへ成長してほしいです。

コンビを組んだキム・ミンテ

うーん、前半10分過ぎのパトリックへの余計なスライディングは何の意味があったのでしょうか?こういう不用意さが昨年のグズグズ感につながった気がするので本当にやめてほしいなーと。それ以外、特に目立つシーンもなく、コンディション悪いのかなーって思っちゃいました…

失点シーン

あれは昨シーズンからの失点シーンの特徴でサイドからのクロスに対して、横一線になり凹凸がないためバイタルエリアに人がいなくなる状況。
で、このシーンで守備のコンセプトとして「優先順位は何か?」ってところが気になりました。
安西選手のクリアは、自身の体勢から考えてあの方向へのクリアはリスキーではなかったのか、それとその後の対応も確かに倉田選手をケアしたいという気持ちは理解できるが、優先すべきはシュートブロックではなかったのか、などこれからの変化に期待です。

いろいろ書きましたが

  • 攻撃から守備へのトランジションの速さ

  • ディフェンスラインのこまめなコントロール

  • ボールホルダーへの厳しさ

これらチームとしてはよく機能していて、結果ゴールにもつながっていたのではないでしょうか?

失点をゼロにする必要はなく、ゲームに勝ち切れる守備をこれからも期待しながら30年目の記念すべきリーグでの復活優勝を夢みる、今日この頃です。

次回は攻撃面について書いてみたいと思います。

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