私にはコンピューターがまだ理解できない
コンピューターは計算機だ。
「そうなんだ。」と思うが、全くイメージがわかない。PCを使っていて、計算機と思ったことはない。スマホもコンピューターだが、どうして計算機がお店の予約やInstagram、ゲーム等までを対応できるのだろうか。また、計算機のイメージの代表例である電卓もコンピューターだが、なぜPCは、幅広いアプリケーションに対応できるのだろうか。
コンピューターの基礎として、矢沢久雄(2022年)、『コンピューターはなぜ動くのか。知っておきたいハードウェア&ソフトウェアの基礎知識(第2版)』、株式会社日経BP、p. 13で、3大原則が書かれている。
コンピューターは入力、演算、出力を行う機械である
プログラムは、命令とデータの集合体である
コンピューターの都合は、人間の感覚と異なる場合がある
1つずつわかりやすく私なりに解釈していこう。
コンピューターは入力、演算、出力を行う機械である
スマホを思い浮かべる。スマホは入力(電源ボタンを押したり、フリック入力をイメージ)してから、起動する。入力はしてそうだ。出力は画面への結果の表示。スマホが暗転していたら、使い物にならない。
演算(計算)はどうだろうか。入力したものがそのまま表示されることはなく、何らかの処理を行って、画面に結果が表示される。演算(計算)はしてそうだ。
プログラムは、命令とデータの集合体である
プログラムは、パソコンを動かす命令文にあたるのだろう。そしたら、プログラムに命令が入っているのは、ある意味当然のことである。データも入力に必要そうだから入ってそうである。プログラムを書くとき、
x = 3
xに3を代入せよという命令文の中に、3というデータを持たせている。
コンピューターの都合は、人間の感覚と異なる場合がある
PCが人間と同様の動きを完全に再現できていない。PCにはPCの事情がある。コンピューターがいくら進化して、アレクサや人工知能が発展しても、まだPCと人とは境があるはず。
そうであれば、コンピューターにはコンピューターの都合があるのもうなずける。
コンピューターは計算機と言われても、すぐに扱えないがそうした感覚がつかめるようになりたい。
最後まで読んでいただきありがとうございます。記事を読んで何か感じたり、思ったりしていただけたら、’すき’していただけたら幸いです。