見出し画像

クルアーン②

会話文の構成みたいですね。
それがリアルに感じる方がいらっしゃる理由かもしれません。
続けていきますね。

アル=バカラ

13-17の解説

13. また彼らは、「人々(信仰者たち)が信仰したように、信仰せよ」と言われると、言った。「愚か者たちが信じたように、私たちも信じると言うのか?」本当に彼らこそ、愚か者なのではないか。しかし彼らには、分からないのだ。

14. また、彼らは信仰する者たちに会えば、「私たちは信じる」と言った。そして、彼らのシャイターン*達とだけになれば、(彼らにこう)言ったのだ。「本当に私たちは、あなた方と共にある。私たちは、ただ(彼らを)愚弄する者なのである」。

15. アッラー*が彼らを愚弄されるのだ。そしてかれは、彼らが彷徨うままに、彼らの放埒さに更なる拍車をおかけになる。

16.それらの者たちは導きと引き換えに、迷妄を買った者たち。そして彼らの売買は実を結ばなかったのであり、彼らは導かれた者ではなかったのである。

17.彼ら(偽信者*)の状態は、火を灯して(それが)自分の回りを照らしたかと思いきや、アッラー*がその明かりを消し去られ、闇の中に何も見えないまま放置された者のようである。

「神聖なコーラン 日本語の意味の翻訳」注訳

1 不信仰者*たち、あるいは偽信者*たちの長のこと (ムヤッサル3頁参照)。
2 アッラー*は彼らの愚弄に対し、罰でお報いになる。彼らへの「罰という応報」が、その原因である 「愚弄」 という罪の名そのもので表わされているのは、アラビア語でよく用いら れる修辞的表現 (アル=クルトウビー1207参照)。

3 偽信者*は表面上、信仰者たちから 「信仰」 という火を借り、現世において利益を得る。し かし死んでしまえば、その明かりを利用することも不可能となり、墓の中の闇、不信仰の闇、偽の信仰の闇、様々な罪の闇に包まれ、最後には地獄の闇へと放りこまれてしまう (ア ッ =サァディー44 頁参照)。

ウィリアムブラウン著書式作成「神聖なコーラン 日本語の意味の翻訳」

13. また彼らは、「人々(信仰者たち)が信仰したように、信仰せよ」と言われると、言った。「愚か者たちが信じたように、私たちも信じると言うのか?」本当に彼らこそ、愚か者なのではないか。しかし彼らには、分からないのだ。

ウィリアムブラウン著書式作成「神聖なコーラン 日本語の意味の翻訳」

13.→
人々がしたように。は誰に話しかけられてるのか分かりません。それを言ってる人はどの立場の人でしょう?他の信仰者のようにしなさいと信仰者に言われた。なら話が通じますけど。
とりあえず信じてる側は愚かだと馬鹿にしてくるんですね。自分たちこそ愚かなのに分かってないと。
これは経験から来る話や何か深い話ではなくて、神派?サタン派?みたいな子供じみた話で興味ありませんが、自分の意見を言うだけで良いのにわざわざ相手をバカにする必要ないでしょう。話し方と性格の問題だと思います。

14. また、彼らは信仰する者たちに会えば、「私たちは信じる」と言った。そして、彼らのシャイターン*達とだけになれば、(彼らにこう)言ったのだ。「本当に私たちは、あなた方と共にある。私たちは、ただ(彼らを)愚弄する者なのである」。

ウィリアムブラウン著書式作成「神聖なコーラン 日本語の意味の翻訳」

14.→
信仰者の前では信じてるフリをするのにサタン達?の前では信仰者をバカにしてると。誰がいつどこで見たシチュエーションを誰に抗議してるのか何も分かりません。こうに決まってる!みたいな厄介な人の妄想だってこんな感じですし。
それ以前にサタンは悪魔側の集団というイメージですか?閻魔様的なイメージなら仲間を作ってたむろすような事はありませんよ。
そもそも設定が嘘なのでどっちも偽ってます。
で、結局ここでも性格の悪さが問題だと思いますけど。

15. アッラー*が彼らを愚弄されるのだ。そしてかれは、彼らが彷徨うままに、彼らの放埒さに更なる拍車をおかけになる。

ウィリアムブラウン著書式作成「神聖なコーラン 日本語の意味の翻訳」

15.→
たまたまでしょうけど、これはエリヤの時に起こしたものに似ていて、かなり内容を変えられてましたけど概ねの流れが聖書に書かれてました。ただここの内容は放埒さに拍車をかけてその後の目的が分かりません。私の場合は『彷徨わせて(荒野に繋いで)放置した(腐らせた)』ことがあると大気が教えてくれました。

16.それらの者たちは導きと引き換えに、迷妄を買った者たち。そして彼らの売買は実を結ばなかったのであり、彼らは導かれた者ではなかったのである。

ウィリアムブラウン著書式作成「神聖なコーラン 日本語の意味の翻訳」

16.→
「選んだ」ではなく「買った」という表現が気になりますね。裏を返して導きも買えると言うことなら、我々は買収できると思われてるようですね。
商売が成功しなかったのなら暗転が成功したわけですから胸を撫で下ろしますね。導かれてないという表現は間違えていません。

17.彼ら(偽信者*)の状態は、火を灯して(それが)自分の回りを照らしたかと思いきや、アッラー*がその明かりを消し去られ、闇の中に何も見えないまま放置された者のようである。

ウィリアムブラウン著書式作成「神聖なコーラン 日本語の意味の翻訳」

17.→
照らすか暗転させるかなので合ってますがイメージで書いただけでしょう。私たちは火と仕事しませんからガブがそんな表現をするはずないですよ。人が自分の考えを書いたものでガブの話を書き留めたものではないと証明してますね。
我々は光を照らす。たいまつのような物質的なものでイメージするのは人の感性ですよ。

18-22の解説

18. (彼らは真理において)聾で、哑で、盲人1で あり、(迷妄から信仰へと)戻ることがない。

19. あるいは(彼らは)、 と闇と雷鳴と稲光を伴 う 、 天からの大雨(の中にある者たち)のよう。彼らは死を恐れ、稲妻ゆえに指でその耳を塞ぐ。アッラー*は、不信仰者*たちを悉く包囲される*お方。

20. 稲光は、彼らの視覚を奪わんばかり。彼らは(それが)彼らを照らす度に歩を進め、 暗闇が彼らを覆うと立ち止まる。そして、もしアッラー*がお望みなら、彼らの聴覚と視覚をお取り去りになったのである。本当にアッラー*は、全てのことがお出来のお方なのだから。

21. 人々よ、あなた方と、それ以前の者たちを創造されたあなた方の主* (アッラー* ) を崇拝* するのだ。それはあなた方が、敬虔* になるためである。

22. あなた方のために大地を敷物とされ、空を屋根とされ、天からは (雨)水をお降らしになり、あなた方の糧とすべく、それにより(様々な)果実を実らせられたお方を。
ならば(アツラー*が唯一の主*であり、崇拝 *すべきお方だと)知りつつ、アツラー*に 同位者を設けて (崇拝* して)はならない。

「神聖なコーラン 日本語の意味の翻訳」注訳

1.
真理を受け入れない者が、それを聞かない者として 「聾」、真理を語ろうともしない、ある いは表面上は信仰者ではあっても、実はそれとは違うものを内に秘めた者が「晠」、真理を 見る眼識のない者が「盲人」同様である、と形容されている(アル=バガウィー1:90参照)。 アーヤ*7、家畜章 50、フード*章 20、24 の訳注も参照。
2.
この「雷鳴」は、先代の主な解釈学者らの解釈によれば、「雲を操る天使*の声」のこと (イ ブン•アティーヤ 1:102 参照)。
3.
一説にこれは、真理への疑念と不信仰の間をゆれ動く 、この前のアーヤ* で描写されたのと は別の偽信者*たちについてのたとえ。つまり 「闇に降る雨」は疑念と不信仰、偽の信仰で あり、「雷鳴」 は恐怖、「稲光」 は、時に彼らの心にきらめく信仰の光であるという (イブ ン •カ ス ィ ー ル 1 : 1 8 9 - 1 9 0 参 照 ) 。

ウィリアムブラウン著書式作成「神聖なコーラン 日本語の意味の翻訳」

18. (彼らは真理において)聾で、哑で、盲人1で あり、(迷妄から信仰へと)戻ることがない。

ウィリアムブラウン著書式作成「神聖なコーラン 日本語の意味の翻訳」

18.→
信仰でなくやっぱり性格の問題ですよね(苦笑)
人の話や意見を聞かない傲慢な人なら落とすでしょう。口がきけないが、わがままでわざとやってるなら相手にするのをやめる(加護が無くなる)でしょう。黙り込んで話を先に進ませなかったり、身動きも取らず理由も言わず嫌の意思表示をするタイプは頭数に入れなければいいと思ってます。意見がないのは居ないのと同じ。汲み取って貰おうなんて傲慢な人の面倒を甲斐甲斐しく見れるほど皆さん暇じゃありません。
障害で口がきけないなら筆談で意見交換したり、笑顔や首をかしげる、頷く、手を振るなどのジェスチャーで自分の意見は少なからず伝えられますから、我々が見るならやっぱり性格の方ですね。
盲目が病気では無い場合は、人を落とし込もうとアラ探しするような性格や、見張るように人をジーと見て干渉し過ぎる性格、悪く解釈して周りに悪い評判を立てるような性格だと、目を取ろうかな。と考えてしまいますね。
やっぱり見てるの性格ですね。

1.真理を受け入れない者が、それを聞かない者として 「聾」、真理を語ろうともしない、ある いは表面上は信仰者ではあっても、実はそれとは違うものを内に秘めた者が「晠」、真理を 見る眼識のない者が「盲人」同様である、と形容されている(アル=バガウィー1:90参照)。 アーヤ*7、家畜章 50、フード*章 20、24 の訳注も参照。

ウィリアムブラウン著書式作成「神聖なコーラン 日本語の意味の翻訳」

注訳1.→
人らしい目線と感性だと思います。

19. あるいは(彼らは)、 と闇と雷鳴と稲光を伴 う 、 天からの大雨(の中にある者たち)のよう。彼らは死を恐れ、稲妻ゆえに指でその耳を塞ぐ。アッラー*は、不信仰者*たちを悉く包囲される*お方。

ウィリアムブラウン著書式作成「神聖なコーラン 日本語の意味の翻訳」

19.→
闇と雷鳴と稲光。分けて書くと仰々しいですね。
雷は水の仕事です。優しい水が大雨のように落雷で人を包囲するなんて考えられません。イメージに当てはめてるだけでも無礼ですよ。 

2. この「雷鳴」は、先代の主な解釈学者らの解釈によれば、「雲を操る天使*の声」のこと (イ ブン•アティーヤ 1:102 参照)。

ウィリアムブラウン著書式作成「神聖なコーラン 日本語の意味の翻訳」

注訳2.→
こういう人的解釈が我々を訳の分からない存在に仕立ててきたんですから、こういう事を話す人達の脳と神経が信じられない。

3.一説にこれは、真理への疑念と不信仰の間をゆれ動く 、この前のアーヤ* で描写されたのと は別の偽信者*たちについてのたとえ。つまり 「闇に降る雨」は疑念と不信仰、偽の信仰で あり、「雷鳴」 は恐怖、「稲光」 は、時に彼らの心にきらめく信仰の光であるという (イブ ン •カ ス ィ ー ル 1 : 1 8 9 - 1 9 0 参 照 ) 。

ウィリアムブラウン著書式作成「神聖なコーラン 日本語の意味の翻訳」

注訳3.→
イジメや恫喝、虐待、DV被害者などの心理描写として使用するとイメージしやすくて良いのでは。稲光だけ照らす側で解釈するのは不自然なので揃えて、
「闇に降る雨」は自分が間違っているのか?と疑心暗鬼に陥ってしまうほどうるさい外野の声。「雷鳴」 は恫喝、中傷の声への恐怖心。
「稲光」は恐怖心からすがるように救いの道を信じてしまう人を誘い込む罠の灯り。
こんな感じでなら使えますね。

20. 稲光は、彼らの視覚を奪わんばかり。彼らは(それが)彼らを照らす度に歩を進め、 暗闇が彼らを覆うと立ち止まる。そして、もしアッラー*がお望みなら、彼らの聴覚と視覚をお取り去りになったのである。本当にアッラー*は、全てのことがお出来のお方なのだから。

ウィリアムブラウン著書式作成「神聖なコーラン 日本語の意味の翻訳」

20.→
怒りが大きいと雷の光で視覚を、雷鳴で聴覚を奪うというシチュエーションかな。「お望みなら」とありますが、「性格が悪すぎたら」と取って頂いていいと思います。
アッラーはなんでも出来るは、大気なら出来ますよ。ただ大気にどんなことが出来るのか全く知らずに漠然と書いてるだけでしょう。万能、天才すぎて私はいつも驚きと感動を貰ってます。
外(神)は私たちに任せてる範囲なら手を出しません。

21. 人々よ、あなた方と、それ以前の者たちを創造されたあなた方の主* (アッラー* ) を崇拝* するのだ。それはあなた方が、敬虔* になるためである。

ウィリアムブラウン著書式作成「神聖なコーラン 日本語の意味の翻訳」

21.→
創造主のモデルは私なので、聖書同様に外のメンバーがごちゃ混ぜになってますね(笑)崇拝はしなくて大丈夫ですが、ちょうど前回書いたように謙虚さをなくさないでいる習慣として礼拝には意味があると思います。

22. あなた方のために大地を敷物とされ、空を屋根とされ、天からは (雨)水をお降らしになり、あなた方の糧とすべく、それにより(様々な)果実を実らせられたお方を。
ならば(アツラー*が唯一の主*であり、崇拝 *すべきお方だと)知りつつ、アツラー*に 同位者を設けて (崇拝* して)はならない。

ウィリアムブラウン著書式作成「神聖なコーラン 日本語の意味の翻訳」

22.→
大地を「敷物」…?誰に向かって言ってるんですか?どれだけ大変な量の仕事をこなし続けてくれているか知りもしないで。あの子に好きにしなと声をかけたら、大地震だらけですよ?マグマ抜きでやるからとんでもない威力でぶつかってきますよ?大地に割れるほどのストレッチをしてもらって皆さんは地底へダイブしたいんですか?
無礼さに怒りしかありませんね。。

空を屋根、、ため息でますね。空はただの場所。大気は存在。空には何も感じません。そして空で仕事をするのは大気と水。大気と水の作り出す常に動いてる生きた世界ですから屋根は似つかわしくないですね。

雨をお降らしになりません。水は自分で動きます。勝手に引っ張られることもあるらしいですが、仕事で降るときは集中してやってますよ。その仕事の指示を出すは大気か大地ですね。私は降るように言うより、抑えて、控えてとお願いすることがメインですね。

糧となるようには、パレスチナの人達への支援でしているように、その気持ちで仕事してますから合ってますね。様々な果実(成果)が実って皆さんの生活が豊かで笑顔が増えてくれているなら嬉しいですよ。
同位者は設けるもなにも元々チームです。


きっと人が読むと、とくに引っかかりのない話なんだと思います。書いてる内容は濃くないし、流れもシンプルですよね。
なので私たちが感じる違和感を読んだら、天邪鬼っぽいとか、細かくてうざいと感じるかも知れません。

でもあの子達(中のメンバー)への間違ったイメージを私は見逃せないんですよ。
それくらい仲が良くて大事な存在なんです。
ご理解くださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?