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男性差別について本格的アンケートをとってみた

男性差別についてアンケートをとってみた。
対象は10代から50代までの男女480人
有料の本格的な調査で4万円ほどかかった。

アンケート内容

アンケート詳細は下記の通り
質問数は10問となる。

詳細は当方の本家ブログ(ノークツー)を参照。

Q1.男性の自殺者・過労死の放置問題
内閣府男女共同参画局で女性に対する暴力など、女性に対する支援は徹底されていますが、男性の自殺者(女性の2倍)や男性の過労死問題(男性が9割)に取り組んでいないことは問題だと思いますか?

Q2.男性保育士
千葉市長のように男性保育士を増やすことに賛成ですか?

Q3.刑罰の男女差
男女で同じ犯罪を犯しても、女性は逮捕されなかったり起訴されなかったり刑が軽くなる傾向がありますが、これは男性差別だと思いますか?

Q4.男性専用車両
痴漢冤罪防止等のために男性専用車両を導入することに賛成ですか?

Q5.共同親権
親権争いに伴う子どもの連れ去り防止や虐待防止のため、離婚後の選択的共同親権に賛成ですか?

Q6.遺族厚生年金
遺族厚生年金についてお聞きします。 遺族厚生年金の支給対象において、妻は条件がないのに対し、夫は55歳以上との年齢制限があります。これは性差別だと思いますか?

Q7.男湯に女清掃員
銭湯などで、男湯に男性が入っているときに、女性清掃員が入ることは男性に対するセクハラだと思いますか?

Q8.コンビニトイレの女性専用+男女共用
コンビニ内にトイレが2つある場合、男女共用+女性専用となっていることは男性差別だと思いますか?

Q9.女子大
日本に女子大が国公立も含めて多数あるのに対し、男子大学は一つも存在しないことは問題だと思いますか?

Q10.オトコ臭
オトコ臭というフレーズを使った柔軟剤のCMは男性差別だと思いますか?

アンケート結果の全体的傾向

全体的には男女とも
以下の7項目について男性差別問題に理解を示した。
・内閣府男女共同参画局が男性の自殺者や過労死を放置する問題
・男性保育士を増やすこと
・女性の刑罰が不当に軽くなる問題
・男性専用車両の不在問題
・離婚後の選択的共同親権
・遺族厚生年金の受給資格の男女差
・男湯に女性清掃員が入る問題

反対に、以下の3点については全体的に男性差別への理解が低かった。
・コンビニトイレの女性専用+男女共用
・男子大学の不在問題
・オトコ臭や男脂臭などのCM


アンケート結果:男女別

男女別のクロス集計はこちら。

https://transjyokyu.com/sabetu-anke/

・男湯に女性清掃員が入る問題
・男性専用車両の導入
・内閣府男女共同参画局の男性の自殺者・過労死の放置問題

上記3点については
女性が男性より男性差別への理解を示したが、
それ以外の質問については男性のほうが女性より男性差別への理解がやや高かった。

アンケート結果:世代別

世代別のクロス集計はこちら。

https://transjyokyu.com/sabetu-anke-sedai/

世代別で集計したところ、
男性は20代30代 女性は10代50代で
男性差別への理解度が高かった。

最も男性差別に関心があるのは30代男性だった。
若い世代が男性差別に無関心なのは意外で残念な結果だった。

アンケート結果:未婚・既婚による違い

既婚者・未婚者のクロス集計表はこちら。
https://transjyokyu.com/sabetu-anke-kikonmikon/


既婚者・未婚者の違いについてクロス集計表を作ってみたところ、
未婚者より既婚者のほうが男性差別への理解が低いことがわかった。

例外的にオトコ臭CMについては既婚者男性は未婚者男性よりも男性差別だと思う割合が高かった。

アンケート結果:子の有無による違い

子の有り無しのクロス集計表はこちら
https://transjyokyu.com/sabetu-anke-kodomo/

男性は子の有無と男性差別の関心についての関連性は確認がとれなかったが、
女性は子無しのほうが子有りより男性差別に理解を示す結果となった。

まとめ

アンケート結果をまとめると
次の通り。

・男性のほうが女性より男性差別への理解がやや高い。
・最も男性差別に関心があるのは30代男性。
・既婚者のほうが未婚者より男性差別への理解が低い。
・女性は子無しのほうが子有りより男性差別への理解が高い。

こんな感じっ
おわりっ

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