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アーティストへの憧れ

なぜに昔からこんなにアートやアーティストに惹かれてきたのかと、はたと考えてみた。

ようは、自分のリズムで生きたかっただけなのだ。自分の音を、色を出したかっただけなのだ。(アーティストがそれを体現しているわかりやすい人物であったのだろうね)

なーんだ、そんな単純なことと思うかもしれないけど、誰かに合わせることになれている人間にとっては、自分の世界の「いま」に集中していない。過去や未来や、誰かに焦点をあてている。自分の音や色さえ、忘れてしまっている。

だから、いつも違和感を感じて、ちょっとずつ生きづらい。ちょっとずつだから厄介なのだ。自分の内側で巧妙に自分を騙している。気づきもしない。ちょっとだけ悲しいのだ。

自分のリズムで生きるとは、約束した時間に遅刻していいとか、自分の主張だけを一方的に通していいとかそういうことではなく。
自分のゼロのポジションに戻る。そっからすべてスタートさせるってこと。

ちょっと痛いような感情的なものを抱えたときにも、素直で温かい表現やコミュニケーションにかえていけるように。双方にとって優しい世界になるように。

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