社会人院生について③

だいぶ前に、「社会人院生②」ってのを書いていたので、③を書こうと思いました。なんとなく書こうと思ったんです。

②を書いたのは、M1の時のもので、ちょうど1年前のものでした。この1年間(M2)はどんなものだったのかを綴っていきたいと思います。

授業に関して

 まず、修士論文を除いた授業に関してです。
 授業入学時は、仕事をしながらの院生生活で、「興味ある科目はとことん取って、勉強しよう!3年で修了できれば良いが、4年かかるかも?まぁいいか。」と張り切っていました。M1で修了に必要な単位はほぼ取り終わってしまいました。ゼミと外国語1科目(2単位)、専門1科目(2単位)を残していたと思います。M2になり、「せっかく学費を払っているので、もっと勉強したい。専門学校での専門科目の授業でも色々なことを話したい」という欲が出ていました。それで、春学期に6科目(12単位)履修しましたが、仕事にも影響が出て、全く回らなくなり、3科目途中でドロップアウト。GPAもだいぶ下がってしまい、給費でいただいていた学費半額になる奨学金も打ち切りになる?とソワソワしていました。なんとか打ち切りにならずに大丈夫でしたが。。。GPAは酷い点数になりました。秋学期は春学期の反省を生かし、あとは履修したい授業が仕事の時間と重複しており、履修できなかったため、2科目(4単位)の履修となりました。

修論に関して

 結論から申しますと、修士論文は提出できませんでした。いや、「提出しなかった」と言ったほうが正しくなります。では、なぜ提出しなかったのかを説明します。
 M2になり、夏休みちょっと過ぎたくらいは、2度目の修士課程を今年度で修了予定できるかも?という感じでした。指導教員も2年間で修了させたいと思っていたようです。仕事をこなしながら、順調に(?)進んでいました。そして、ある学会の査読つきの紀要に載せようとしました。自分としては、先行研究も十分ではないし、まとまりがないかもしれないと思って、査読に通ればいいな、と思いながら提出しました。しかし査読に落ちてしまいました。原因は自分でも思っていた通りでした。しかし、査読をしてくださった匿名の先生から様々な指摘をしてもらって、「まともな修士論文を英語学の分野で完成させるために、もう一度大学院に通っている。妥協した論文にはしたくない。」と考えていたこともあり、半年修了を伸ばすことにしました。
 来年度、M3になります。学費は満額払うことになります・・・(涙)
 こんなのを書く暇があれば、修論やれ、先行研究を増やせ、コーパスやれ、ですね。

2023年の春学期について

 塾予備校の仕事は減ってしまいました。学生数・生徒数が少なく、コマが用意できないため、とのことです。収入のことを気にしながら院生生活と家庭生活を送るのは、正直きついです。それもあって、大学編入のストックしていた過去問の全訳例と解答(自分自身で問い合わせをして、過去問を収集しています)を、体裁を整えてから販売しようかとちょっと思っているくらいです。
 院生生活の春学期は、修士論文のみになると思います。仕事の時間と履修したい科目の時間が被っていなければ、その科目を履修するかもしれません。とは言っても、私が所属する専攻分野の科目はほとんど取ってしまい、あと2、3科目残っていたと思います。すでに修了要件30単位は超えていますが、「勉強もしたい」気持ちはいまだに持っています。修了後、聴講生になればいいと思うかもしれませんが、正規に在籍する学生が履修しないと聴講ができませんし。仕事のスケジュールは決まっていますが、院の時間割が決まってからでないと、何も分かりませんね。

ということで、社会人院生について、綴ってみました。次にこの話題で書くのは、秋学期あたりでしょうか。修論が少しでもいいものになって、お世話になった学校に提供できるよう、頑張っていきます。

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