見出し画像

♯21 上智大学総合人間科学部教育学科 [編入試験対策]

みなさん、こんにちは!☀️『編入の叡智』運営の「碧(あおい)」です。
今回は上智大学総合人間科学部教育学科の編入試験についてお伝えしたいと思っております。私は現在北海道大学教育学部に在籍していますが、上智大学の教育学科も受験しておりました。上智大学教育学科の編入試験情報は中々出回っていないため、記事にしました✨ 上智大学総合人間科学部教育学科を受験しようと考えている方はぜひご覧ください!


上智大学総合人間科学部教育学科の概要

上智大学総合人間科学部教育学科は上智大学にある教育学を主として学べる学科です。北海道大学教育学部と同じように、教員養成に力を入れているというよりは「教育学」の研究を中心に行っている教育学科です。著名な教員も数多く在籍しているため人気もかなり高い学科です。しかし、後述するように上智大学総合人間科学部教育学科の編入受験者は10名にも満たないほどの受験者数です。

上智大学を受験するためにはかなり大きなハードルを超えなければなりません。それは「英語」です。上智大学はご存知の方もいる通り、英語教育が進んでいる学校であり、学生も高い英語力が要求されます。それは編入生も例外ではなく、TOEICだとLRで785点、SWで310点取得しなければなりません。これは正直中々ハードルの高い数字だなと感じました。私は英語が得意であるためこのハードルをクリアすることができましたが、英語が苦手だと感じる方は受験する前にかなり難しいハードルを越えなくてはならないことになるかもしれません。

さらに、そのハードルを超えたとしても教育学科は「若干名」しか採らない+上智短期大学の内部生も編入試験に臨むため、外部性は正直かなり難易度が高いと言わざるを得ないでしょう。「若干名」という文言にしておくことで、例えばその年に合格者を外部から一人も出さない場合でも大きな問題にならないようになっています。結論、上智大学総合人間科学部教育学科の編入試験では合格最低点のようなものが設定されており、その最低点に満たなかった場合はすべての受験者を不合格にするようになっているようです。そのため、合格するためには並々ならない努力が必要になってきます。私が受験した年は、教育学科志望の中で約半数が上智短期大学からの内部進学者でした。もしも外部から上智大学に編入しようと考えている方は、内部進学者に負けないようにしっかりとした対策を行う必要があります。ただし、2025年度より、上智大学短期大学部は募集停止をするとのことで2027年以降に編入試験を受験する場合は少し勝手が違うようになるでしょう。いずれにしても、2026年までは現行通りの編入試験が実施になる可能性が極めて高いため、外部より上智大学への編入を考えている方はしっかりとした対応を行うことが合格への近道になることでしょう。

碧が取り組んだ学習計画

私は元々第一志望が北海道大学教育学部だったので、その編入対策をメインに行なっていました。その詳細は下記のページでご覧ください!

上智大学用で特に行なった対策は、やはり「英語」と「面接対策」でしょう。英語は受験を決めてすぐに取り掛かりました。上智を受験するためにはまず英語の壁を越えないと話になりません。なるべく早くそしてなるべく高く提出できるように受験の半年前まで英語の勉強を主にやっていました。そして運よくTOEICの4技能で1200点台を取得することができ、出願要件を満たすことができました。その後は志望理由書の作成に移り、上智大学教育学科の教員一覧からどのような教員がいるのか、どのような研究を行なっているのかを調べ、最終的に一人の教員が行なっている研究に関心を持ったため、その教員についての記述を志望理由書に含めました。フォーマットは北海道大学教育学部で提出した志望理由書に似ているので、ご興味のある方は下記の記事をご覧ください。

碧が今考える学習計画の「最適解」

GWまで:英語の勉強(ここまでに足切りは超えておく)
8月まで:志望理由書の作成・編集
11月まで:教育学の知識を入れる
11月下旬:受験日

英語部分は極力GWまでに終わらせておくべきでしょう。まずはここのハードルをいかに早く乗り越えられるかが勝負のポイントです。個人的には人生でTOEICの4技能、TOEFL iBT、IELTSを受験しましたが手っ取り早く点数を上げるならTOEICの4技能の対策をするのがいいでしょう。TOEFLやIELTSは少し対策に癖がありますし、難易度的には高いです。まずは足切りを乗り越えなければならないという状況なのであれば、TOEICの4技能をおすすめいたします。
その後は志望理由書の作成に取り掛かりましょう。それと同時並行で教育学の勉強も進めてください。教育学部からの編入ではない場合、教育学の基礎をしっかりと学びましょう。過去問を見ていると、3年周期で分野が回っているように思えます。ここで過去問を掲示することはかないませんが、大学側に請求すれば過去3年分はもらえるため、ぜひ試験対策にご活用ください。また、志望理由書は誰かに添削してもらうことで精度を高めるようにしましょう。我々『編入の叡智』でも添削のサポートを行っておりますので、お気軽にお申し付けください!
11月以降はもう直前期というのもあるので、復習をメインに学習を進めていきましょう。上智大学の編入試験は教育学部生のみが受験するわけではないので、驚異的に専門的な問題は出ません。しっかりと基礎を定着することで受験時もリラックスして臨めることでしょう。

さいごに

いかがだったでしょうか?少しでも皆さんのお役に立てているのであれば幸いです!上智大学の編入情報は中々出回っていないため、受験に不安を覚えている学生も多いかもしれません。しかし、しっかりと対策を行ウコトデ自信も自ずとついてくると思います。諦めずにどんどんチャレンジしてみてください!そのほかに上智大学総合人間科学部教育学科に関する質問等ありましたら遠慮なくお申し付けください!

次回は「編入学試験に向けて意識したこと」についてお話しします。編入学試験を迎える中で私は生活環境をより良いものにしました。また、公と私を完全に分けて生活していました。そのようなことを意識したおかげで編入試験を受けている最中でも気持ちが落ちずに頑張れたのかなと思っております。次の記事では編入試験に間接的に影響した習慣や意識したことなどライフスタイルに焦点を当てて解説していきたいと思っております。でてが近づくにつれて心配になる気持ちや不合格になるかもしれないという感情に苛まれる時期があるかと思いますが、その時期を乗り切るためのコツなども触れますのでぜひご覧ください!

もしもこの記事が少しでもタメになったり、良かったと思ってくださったらぜひフォローといいねお願いします!SNSも開設しました!X(旧Twitter)は@transfer_wisdomです!ぜひこちらの方もフォローお願いします🙏
またご質問やご意見、記事のリクエスト等がありましたら上記SNSのDMか下記メールアドレスまでお願いします。

unitransfer.wisdom@gmail.com(メールアドレスに送信して数日連絡がない場合、大変お手数ですがTwitterのDMにご連絡いただけるとフォローアップさせていただきます。)

これからも『編入の叡智』をよろしくお願いします🙇‍♂️

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?