見出し画像

詐欺電話にご用心を

 まず前提として、私はnoteでは「仕事関係の方に見てもらうための文書庫」として書いています。
 が、ついさっき不愉快なスマホ着信があり、その関連でいろいろと調べたことを共有できたらなと思い、いつもとはちょっと毛色の違う記事をエントリーいたします。

 参考にしたページを見ると、情報的には少し古いようですが…

たとえ70年前につくられた超有名な映画でも、見たことのない人にとっては新作と同じ!

 という主義ですので、初めて経験した私にとっては、「最新情報、細心の注意」ぐらいの感じで発信しております。
 一応Xツイッターもやってはいるのですが、フォロワー激小のため、こちらの方がまだインパクトがあるのではと思いました。


先方は「NTTファイナンス」を名乗っていた

 NTTファイナンスとは、

東京都港区に本社を置くNTT(日本電信電話)グループの金融会社である。NTTグループ全体の資金運用及びグローバル投資案件へ資金融通を行うキャッシュ・マネジメント・システム(CMS)や、ビリングサービス、クレジットカード、アカウンティングサービスを主な事業としている。

Wikipedia「NTTファイナンス」

 です。

 我が家は固定電話(1989年に契約・2006年にひかり回線工事)があるので、電話料金は2カ月に一回、この「NTTファイナンス」の名義で請求書が来ます。
 しかしこれが、電話は携帯(スマホ)のみ、発行クレカも持っていないという状態ならば、そもそもNTTファイナンスはあまり縁のない企業なのではないでしょうか。

 逆にいえば、少しでも心当たりがあれば、「あれ、ひょっとして?」と可能性を考えてしまい、心がざわつくかもしれません。
 男性の自動音声で、内容はこんな感じ。

NTTファイナンスより重要なお知らせです。
現在ご利用中の電話回線にて 未納料金が発生しているため、 法的措置へ移行いたします。
オペレーターへお繋ぎする場合は「1」を 押してください。

 「未納料金が」から一足飛びで「法的措置」。
 仮に身に覚えがなくても、心がざわつきませんか?

 しかし、まず私には未払いの心当たりがありません。
 1カ月当たり1,000円前後と低額のため、請求は2カ月に一度。さすがにコンビニに行くついでにサクッと即支払いってもんです。
参考:ご利用料金が5,000円未満の場合の翌月合算について

 また、「法的措置」をにおわせたり直接言及したりするのって、ある意味脅迫になるのでは?いや、そもそもが詐欺なんですけども。
 それも自動音声なので、こちらの意思を向こうに伝えたり、何日までに支払うという約束・確認もなしに、いきなり「訴えるぞ」ってね…。

いろいろ調べていたら、熊本県警察の公式チャンネルで分かりやすくまとめた動画をYou Tube上に公開していました。

着信番号の先頭の「+」は


 今回、私のところに来た着信の番号は「+1 844-247-1864」でした。
 +の次は国番号。今回は1だったので、対象地域は以下のところです。

「アメリカ合衆国 カナダ カリブ海やマリアナ諸島の国々」

こちらに詳しい記事がありました。

+から始まる電話番号から着信|+から始まる国際電話に注意

 人によっては外国の友人知人から電話を受ける場合もあるかもしれませんが、本当に友人知人なら、高確率で自分のスマホに番号を登録してあるでしょうから、番号しか表示されないというのはおかしな話です。

 全ての人に適用できるかは微妙ですが、数字の先頭に国番号がついている着信というのは「きれいに無視する」一択で構わない気がします。
 うっかり誤操作して、先方の番号に折り返してしまうリスクもゼロではないので、「番号をブロックする」「履歴から消しておく」こともお忘れなく。
 今回私はたまたま取ってしまい、しかも名前としてはなじみのある「NTTファイナンス」を名乗る詐欺と来ました。
 だからてっぺんについた国番号にも大した注意を払っていなかったのですが、「分かってたら、そもそも出なかったよ!」と後から怒りがこみ上げてきました。
 アクセスできた人にお金を払わせたり、個人情報を抜いたりすることが目的なのは明らかなので、パターンはいろいろあることでしょう。

Hack

詐欺電話・迷惑電話の防止に役立ちそうなアプリやサイトをご案内いたします。
Whoscall《フーズコール》番号識別・迷惑電話ブロック
現在はiPhone(App Store)のみ

電話番号検索
心当たりのない番号からの着信はまずここで!という方も多いのでは?
口コミをランダムに読むだけでも勉強になります。

各種携帯会社でも、迷惑電話対策などのページを設けています。

NTTドコモ  au  ソフトバンク

まとめ


 詐欺電話やメール・メッセージは、時流に合わせて手を変え品を変え、いろいろなパターンがあるので、注意喚起しているメディアや個人の方はたくさんいらっしゃるし、関わりのある企業が公式にアナウンスしている場合もあります。
 かといって、広く確実に周知されているとも限らないし、実際被害に遭いかけても、そのときにはピンと来ないということもあります。
 時には、詐欺というにはグレーかも?程度の「何がしたいんだか分からない」アプローチをされることもあるでしょう。

 そんなとき、「これは進研ゼミでやったところだ!(at試験会場)」でもありませんが、頭の片隅に誰かのケーススタディー的なものがあったら、少しは違うのではと思ったのでした。

 だから、私自身がちょっとしでも「??」と思ったものは、今後もこんな感じて書いていこうと思います。
 絵に描いたような他山の石ですが、どなたかの気付きに役立ってくれれば幸いです。

 みなみな様、努々ゆめゆめご用心を!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?