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メモリ関連News: コロナは企業のデジタル化を推進、産業用PCメーカーは新たなチャンスを掴む!!

 未だ収まりを見せないコロナによって、色々と生活習慣も変わってきました。今年の夏休みはどうなってしまうのか。。。不安というか寂しいというか。とはいえ、仕事が無ければ生きていけないのも事実なので、世の中は新しい世界に向けて意欲的に動き出しています。

 今回の記事はそんな感じの、コロナ禍でも新しい商機を掴むべく頑張っている産業用パソコンメーカーのお話です。

 『自動化、スマート工場が大きなビジネスチャンスをもたらしたが、コロナの流行で都市閉鎖、移動の規制が行われ、製造業は"人間"の労働力不確定性さを認め、生産ラインの"デジタル化"を加速している。』

 一昔前なら、漫画の世界にも近い発言と言いましょうか、「人間の労働力不確定さ」とは。確かにトランセンドもかなり前から生産ラインの自動化が進んでいて、昔は「工場監査」で台北工場に行ったら、何人もの工員が作業する中、これまた何人もの技術者が同行(という名の元に、日本企業の指摘を勉強したい)を求めてきたものでした。
 昨年コロナ流行前に行った際には、工員も少なく、自動化されたラインがメモリやSSDをせっせと作っている光景がありました~。

『コロナの感染リスクに加え、中国やベトナム、東南アジアの1人あたりの賃金増加も労働力の確保を難しくし、生産コストの課題となる。』

そうなんですよね。これも前に書きましたが、中国の賃金増加はうちも影響があったので、結果的に中国工場は畳んで台湾回帰しちゃいましたし、主流がベトナムに移れば結局ベトナムが上がる、と。どこまでも探し続けるよりは、自動化に向かった方が安定性も増すという事ですね。

『製造業のデジタル化の加速は必須であり、生産プロセスだけでなく、輸送システム自動化など情報セキュリティの需要も拡大し、産業用パソコンなど付随するもの全てにビジネスチャンスが生まれる』

 デジタル化、自動化する事で安定するんでしょうけど、人間の労働力が不要となってしまうと、その人達はどうなるのかなぁという疑問が頭をよぎりました、がそこは専門外なので言及しません!できません!

 ただ、記事からすると、「産業用パソコンなどに付随するメモリ」も需要が見込めるのであろうと期待はしました。

『また、貿易戦争によるリスクヘッジのため、台湾や東南アジアに新たな生産ラインを導入することも潜在的なビジネスチャンスとなっている。』

 つまりは中国生産からの脱却ってやつですよね。確かに今の情勢では皆さんそれを考えているんでしょうし、ベトナムを始めとして色々検討先はありますしね。もちろん台湾も!改めて重要な位置になって行くのであろうと思います。

  日本企業もOEM/EMSで海外をご使用の場合、メモリについてお困りのことがあれば、トランセンドジャパンがサポートさせていただけるかもしれません!!


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