長野県のヒッピー村の人が素晴らしかった件①

僕は暇な時に日本各地を旅してたことがあったんですけど、
長野県の一部の田舎では、ヒッピーコミュニティがあるとの記事をネットで見たので、人生経験としてそこに所属する方に体当たりしようとしたことがあるんですね。

名前は伏せますけど、訪問した地域は代々から麻を祀っている神社があるようなところで、僕はその周辺でさっそくヒッピーぽい人探しを始めました。

ドラッグストアに車を停めていたんですけど、ナンバープレートが長野のものではないからか、地元の方からジロジロ見られました。

「これはなかなか話しかけるのが難しそうだな、、、、」
冷たい視線に負けそうになりましたが、周辺のホテルに泊まり、僕は捜索の準備を整えました。

街を歩いていても、見た目ではなかなか判断できません。
お目当ての人が手を振って歩いてくれてればいいですが、勿論そんなこともなく時は過ぎていく・・・。

千曲川の周辺を歩いてみたんですが、台風の影響もあり荒れ果てた状態になっており、人がいるという感じではありませんでした。SNSでもなかなか見つからない・・・・。

そんな中、商店街を歩いていると、、、１つの看板が目に留まった。

「アロマテラピー、ヒーリング教室開催中」

こ、これは！ピンときた。こういった類のお店は日本にどこでもあると思うけれども、その看板に書かれた文字が何となくウッドストックのジャケ写に似たフォントデザインだったので「これは間違いない」と確信したのだ。


さっそくその教室を予約し、時間になってお店に向かうと、
ワイドパンツによれたサイケ柄のTシャツ、バンダナといういでたちのおばちゃんが店前に出てきた。肌は黒く。やっぱり高樹沙耶っぽい感じ。

「よっしゃこれ！絶対当たりやん！！！」
心の中で小さくガッツポーズをかましながら僕は、案内されるままお店の暖簾をくぐった、、、、、、、

to be continued.................