美容室の独立は計画的に

いざ、これから美容室を開業しよう！と思ってるあなた。
事業計画はしっかり立てられてますか？

美容室を開業する場合のスタートダッシュでいきなりコケてしまわないように計画をしっかりと立てて行動していきましょう！

まずは資金についてです。
自己資金と借入のバランスを考えて、無理のない資金計画を立てましょう。
ぶっちゃけ自己資金は少なくても開業できます。
ただ、ゆとりのある資金があるのとないのとでは心の余裕も違ってくるので、できるだけ自己資金を蓄えておくと良いですね。
＊ここでは実際の経営に落とし込んで新規客の集客方法やリピート客の取り方などの経営ノウハウをお伝えしていきます。
初期費用（設備資金・運転資金）に関してはおおまかな内容になりますので、細かく知りたい方はネットで調べて他のサイトを参考にしてください。
自分で調べることも経営者として大切な勉強です。
そこにかける労力と時間は惜しまないようにしましょう。

設備資金と運転資金

美容室を開業するにあたり、まず最初に設備資金として、お店の内装・外装の費用やテナント費用やその他諸経費がかかります。それ以外にも運転資金が必要になります。主に初期投資で必要な設備や金額についてまとめました。細かい内容については出店地域や業者などによって変動しますのでここではざっくりと説明していきます。

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設備資金

• 内外装費用・・・500万~1000万（業者と店舗規模による）

• テナント費用・・・家賃の3~6ヶ月分（立地や不動産による）

• セット面（鏡・カウンター）・・・1セット面あたり15万くらい（DIYすれば5万弱で作れる）

• セット椅子・・・1台あたり10~20万

• シャンプー台・・・1台あたり50~80万

• ボイラー・・・50~80万（シャンプー台の台数による）

• レジカウンター・・・10万前後（中古やDIYで十分）

• POSレジ（パソコン)・・・10~20万

• 他備品（電話・プリンター・事務用品・小物類など）・・・5~10万

• 初期材料費・・・20~30万　（*材料費）

これ以外にも出店エリアによっては駐車場や駐車券の有無なども含まれます。
できるだけ初期費用は安く抑えたいので、1000万程度に収まると理想的です。安ければ安いほど運転資金に回せるので節約できるところは節約しましょう。
見栄を張って、最初から豪華な内装にしたり、広いお店にしてしまうと
後々資金繰りを圧迫してしまうので、無理のない資金計画を立てましょう。
中古でもまだまだ活用できそうな物はありますので、メルカリやヤフオク、オフハウスやセカンドストリートなどもリサーチしてみると意外と掘り出し物が安く見つかるので、初期費用を抑えれると思います。
自分もオープン前まで2ヶ月くらいあったので、自宅でDIYしてレジカウンター作ったり、材料を置く棚を作ったりして経費を抑えました。パルッキーやデジタルパーマの機器なども中古で揃えましたが、特にトラブルなく今でも普通に使えています。
新規スタートなので、見栄を張らずに今優先すべきことを考えて大切な資金の使い道を間違えないように気をつけましょう。

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運転資金

最低でも3~6ヶ月分の運転資金は確保したいところ。
月の必要資金×月数で算出しましょう。
単純に月に100万の売り上げが必要であれば
例）100万×3ヶ月=300万
従業員がいる場合は給与も含めた3ヶ月分。
ま、多ければ多いほど安心ですね。

美容室の場合、運転資金の借り入れはしにくい業種ですので
手元に多く残しておいた方が気持ちにゆとりが持てます。

次項以降は実際の経営に必要なプロダクト構築の設定を詳しく解説していきます。