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体力は、どれほどあるのかわからない免疫力のメーター。

緊急事態宣言の外出自粛が延期されそうです。フィットネストレーナーとしても仕事が少なくなってます。一方、こういう時だから、思考錯誤してオンラインの活用など、これまで以上に今後のサービスに活かせるノウハウも付いてきました。そういう仕事の仕方は、早く対面、いわゆるリアルの「現場」と掛け合わせてサービスに活かしたいです。

こういう世の中になり、最終的には自己防衛が大切な事に気づいていると思います。ウィルスからの自己防衛は衛生管理、免疫力、体力、などの個々の意識です。

「体力」は、自分の中でどれ程あるのかわからない免疫力のメーターかもしれません。体力がメーターになっているから体力が下がっている時は免疫力も下がっていると考えても良いのではないでしょうか。免疫力は是非高めておきたいですよね。じゃあ「体力」って何?

そもそも、「体力」とは最も広い意味で言うと、人が生きていくために必要な能力全般のことを指します。

この能力とは身体的要素(フィジカル面)だけではなく、精神的要素(メンタル面)をも含めて言います。人の生活や行動を支える多様な能力を、身体的(フィジカル)なものと精神的(メンタル)なものに完全に離して考えることはできません。

精神的要素を体力に含め、身体的要素との相互の関係を踏まえた上で体力をつけるトレーニングを行うことが、能力向上のために有効です。

例えば、
●家にこもりがちの高齢者が、筋力や持久力が向上して外出する機会が増え、さまざまな分野に挑戦しようとする意欲が高まり、生活の質が向上する。

●リードされた試合では試合後半に状況判断が低下しがちだったチームが、持久力向上トレーニングを積んで最後まであきらめずに戦うようになる。

●仕事で忙しくなっても、体力、精神面が強いと、ストレス耐性が強く結果や成果を出して行ける。さらにビジネスマンは選択決断することが多々ある中、常に適切な判断ができるようになる。

こういった、身体的要素に対する働きかけが、精神的要素である意思、判断、意欲、にプラスに作用することはよくあることである。身体的要素と精神的要素とは相互に影響し合います。

より激しいトレーニングに耐えられる意志の力が強くなったことによって、身体的要素がさらに向上する。というように、精神的要素の高まりが、身体的要素をより向上させていくんです。

このように意思や判断といった精神的要素を含めるのが、体力の考え方ですから、トレーニングや運動はトータルで自己を強くしてくれます。能力を上げてくれます。その意味を理解すると、行動に移すスイッチが入るのではないでしょうか。

今、SNSやYouTube、オンラインレッスンなど自宅で行える簡単なトレーニングがたくさんアップされています。免疫力をあげるにもトレーニング、運動を取り入れてみましょう。


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