頑張る事は素晴らしい事か？

世の中には色んな常識があります。

現在、素晴らしいとされている事、認められるべき事、これらの常識を疑ってみます。

※YouTubeで対談動画もあります⇒【本当の成功】常識に縛られない。美化された常識を疑います。

「頑張ること」や「夢を持つこと」は素晴らしいと思いますし、認められるべき側面を持っていると思います。
ただ、頑張ったり、夢を持つことは、それだけで本当に素晴らしく認められるべき事なのか？

頑張る理由が、
・頑張る事に意味があるから
・頑張ると認められるから
いつの間にかこんな感じになっていませんか？

私はなっていました。
他人にもそれを強いてきたように思います。

そうなると、本当に辛いです。

挫折した時、上手くいかない時は、その意味を見出せなく諦めてしまいます。
頑張ったのに認めてもらいない時は、更に頑張らないといけなくなります。

自分自身や周りの人がこの様な状態にあると、本当の幸せはやってきませんね。

夢や目標は自分自身が持つことです。　
大きさや良し悪しは無いと思います。

でも、
「大きな夢を持った方が良い」
「その夢は素晴らしいですね」
この様な会話は結構されていますよね。

勿論、大きな夢を持つことは素晴らしいです。
何かを成し遂げる為には必要かもしれません。

でも、夢なんか大きくなくても良いし、平凡でも良いと思います。

そもそも、夢（目標）に対して他人が素晴らしいとか評価する必要はありません。

何かを成し遂げる事も必ず必要とは限りません。

「夢（目標）は何もありません」
と言うと、
「大きな夢（目標）を持ちなさい」
と言われます。

現に、私はずっとそう言っていました。

『何か大きな夢（目標）を持たないといけない』
ここがスタートになるから
「夢（目標）が見つからない」
「やりたい事が見つからない」
となる事もあり、かなり悩んだり落ち込みます。

そうなると、ダメだ、認めてもらえない、と「不安」や「恐れ」を生み出します。

今、目の前の事を楽しむ事も難しくなります。

『小さな夢（目標）でも良いし、そもそも無くても良い』
ここがスタートだと、目の前の事を楽しんだり集中出来たりします。
「安心・安全」な領域で生きれます。
子供がそうではないでしょうか?

スポーツもトレーニングでは、心の安心状態が無いとパフォーマンスはかなり落ちるし、疲労回復も落ちます。

これは仕事やビジネスでも同じような事が言えて、安心状態が無いと継続的な成功は無いと思っています。

勿論、頑張る事は必要だし、大事です。
「頑張る事」と「無理に頑張る事」「頑張らさせられる事」は大きく違います。

そして、「夢（目標）」や「頑張る事」の基準や比較対象はあくまでも自分であって他人ではありません。

世の中の常識を疑いながら、本当の成功を目指し、トレーニング指導や人材の育成に励みたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

※YouTubeで対談動画もあります⇒【本当の成功】常識に縛られない。美化された常識を疑います。

アスレティックトレーナー
中務正幸

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現在、プロ野球、プロゴルファーなどをさのトレーニングを指導。
数多くのプロ指導経験を活かして、誰でも実践可能で成果の出るトレーニング方法（ニーズトレーニングメソッド）を発信。

元ミネソタツインズ ストレングス&コンディショニング担当
元阪神タイガーストレーナー
NATA公認ATC
TPI公認トレーナースポーツメンタリスタレベル2
認定栄養コンシェルジュ２ッ星
ジム&スタジオNeeDSヘッドトレーナー
ゴールアチーブメント協会代表理事