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ゴールデンウィーク?合宿 ╳3

今年のゴールデンウィークというか、4月中旬〜5月上旬は怒濤の3連続トラック合宿でした。

石川県立自転車競技場(内灘)

まず最初は4月の中旬に旧知の選手のパーソナルトレーニングのために自転車競技人生初となる内灘競技場を訪れました。
位置的に横浜からの移動ルートを随分悩みましたが最短コースと言うことで、今回は東名道ー圏央道ー中央道ー長野道と通って松本へ向かい、その後安房峠(安房トンネル)を経て岐阜県高山を抜けて東海北陸道を使って金沢に入りました。(約430km) 道中白骨温泉郷や白川郷を通って小旅行気分のドライブは快適そのもの。あっという間に現地入り。
その後2日間トレーニング指導をして、今度は東海北陸道を南下し新東名・東名経由で横浜に。(約560km) と言うのも、トレーニング指導を終えて現地を出発するのが17時過ぎになってしまったので、途中仮眠する事を前提にコース選択したのでオール高速を選びました。

内灘競技場はその立地のため強風に悩まされる事も多い様ですが、今回もご多分に漏れず初日は風が強く肌寒い中でのトレーニング。それでも2日目は晴天に恵まれぽかぽか陽気。この季節は寒暖の差が激しいので衣服の選択が難しいです。
(初日防寒具をホテルに置きっぱなしにしたので寒かったです。(^^ゞ)

その後、一旦横浜に戻り6日後に再度北陸路に向かいます。

福井競輪場

第2回北陸遠征は3年前の全国高校総体(視察)以来の福井競輪場。
競輪選手時代に一度だけ走った事がありましたが記憶は遙か忘却の彼方。
たしか期末で仲の良い弟弟子と二人で芦原温泉前泊しながら来た覚えがあります。

福井では次世代を担う若い選手達とトラックトレーニングの基本プログラムを3日間に渡り丁寧に行いました。初めてのトラックトレーニング指導は身体の使い方を理解し、ペダリングを補正するところから始めます。
ペダリングの善し悪しはウォーミングアップやリカバリーなどの周回練習を見ていても直ぐに分かります。たかが周回されど周回。この基本プログラムを行う事で、今後の高強度トレーニング、あるいはスキルアップトレーニングの効果に大きく影響をおよぼします。
今回参加した選手達が今後どのように成長していくか楽しみです。

安房トンネル平湯料金所(中部縦貫道)

福井での仕事を終えると進路を横浜では無く松本に向けます。
福井からは所々開通している中部縦貫道を進み、白鳥ICから東海北陸道を少し走って岐阜高山を経由。ほんの1週間少し前に通ったばかりの安房トンネルを通って一般道で松本へ入ります。当日は夕方から降り始めた雨に所々霧がかかるところもありましたが、無事峠を下ってホテルへ到着。翌日からの合宿に備えます。


松本市美鈴湖自転車競技場

今回の3連続合宿の最終地点は学生自転車のメッカともなりつつある松本市美鈴湖自転車競技場。ここで明星大学自転車競技部のゴールデンウィーク合宿を行います。

明星大学との付き合いは長く、初めて指導に携わったのは2016年。その後ナショナルチームに招聘されたこともあり少しお休みする時期もありましたが、昨年からまた定期的に指導に携わらせて頂いています。昨年のインカレが終わり新チームになってから今回が3度目の合宿になります。
今回の合宿では、新メンバーになって最初の団体種目の併せを中心に、5月4日,5日に行われる東日本学生選手権に向けた強化合宿を行いました。(調整らしい事はせずあくまで強化) ある程度強度の高い合宿を行った状態で大会に出場する事は成績につながり難い事もあますが、それ以上にチームの現状を洗い出すには有効な方法でもあります。あくまで本番はインターカレッジ。それに向けてまずは現状把握が出来たと思います。

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