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3月のオンラインセミナー受付開始

今年に入って始めた新しい指導の形「On the Job Training」ですが、1月、2月と行っていくうちに受講する方々だけでなく情報を提供する私側としても新たな気づきをいただき回を重ねる毎にブラッシュアップして行けているように感じています。

事前のトレーニングプログラム構築に始まり、練習会直前のトレーニングメニューの指導ポイント講習など、指導者として参加して頂いているコーチングスタッフの皆さんと共通認識を持って選手の指導にあたることは、選手一人一人に関わる時間を大幅に増やすことが出来、少ない練習時間を最大限活かす事が出来ていると思います。

特に、日頃選手指導にあたられている指導者の方々は選手個々の得手不得手をよく熟知していらっしゃるので、こちらから提供した情報を利用するだけでなく、選手個々の状況を把握するために双方向の情報共有を行って頂けるので短時間でありながら大きな指導効果に繋がって行きます。

そうはいっても課題が無いわけではありません。
一歩先に行けばまた違う問題点が見えてくるのがスポーツ界の常です。

こうやって順調に見えるOJTですが、ここから先に進むためにはまだいくつかの課題が残っています。それは順調に選手の競技力が向上し、目指すフィールドが高くなって行けば行くほどトレーニング指導に求められる内容も高く厳しいものになっていくからです。

例えば、初歩的なトレーニングはそれほど高くない負荷(ギア)や強度で行いますが全国レベルあるいは世界を目指すレベルになってくれば負荷も強度もそれまでとは違った次元に入って行きます。そんな状況下のトレーニングでは、ちょっとした負荷や強度の設定ミスが選手のパフォーマンスを超えたオーバートレーニングに繋がり、故障や故障に至らなかったとしてもコンディションの悪化を招き、せっかくのイベントにベストコンディションで挑めなくなることに繋がります。

そこで3月のオンラインセミナーでは、選手個々のパフォーマンスに併せ適切なトレーニングプログラムを構築するために必要な基礎知識として、運動生理学についてご紹介したいと思います。

実は運動生理学はとても重要な基礎知識なのですが、直接的に競技との関連が見えにくかったり、「知らなくてもなんとかなる」あるいは「知っているつもり」と感じていらっしゃる方が多くこれまではないがしろにされてきた分野でもあります。

かく言う私も競技選手を引退してから始めて真面目に勉強したので、皆さんに対してあまり強く言うことは出来ません。ただ勉強してみて思ったのは、この知識を学生の時に知っていたら私の選手生活は大きく変わっていたとと言うことです。

今まで自身が行ってきたトレーニング、あるいは指導してきたトレーニングが正しかったの否か、あるいはより効果的なトレーニング方法を見つけるため、今一度基礎知識のブラッシュアップをしてみては如何でしょうか?


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