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しなの鉄道脱線事故に関して

初めに

2023年6月12日上田駅構内にて,入れ替えを行っていた,
しなの鉄道SR1系4両が脱線しました。

今回はこの上田駅構内脱線事故原因を見ていきたいと思います。
又,詳しい事故経過はネットでお調べください。

※あくまで個人の見解です。参考程度にお読みください。
※表題の写真は当該編成ではありません。

東北線尾久駅構内事故

JR東日本管内では,2008年2月に東北線尾久駅構内にて類似した事故が起きています。

国土交通省運輸安全委員会事故報告書
https://www.mlit.go.jp/jtsb/railway/rep-acci/RA2008-02-1.pdf

JR東日本
"尾久駅構内で発生した低速乗り上がり脱線の 原因究明および 対策の検証"
https://www.jreast.co.jp/development/tech/pdf_29/Tech-29-21-26.pdf

"事故概要
東日本旅客鉄道株式会社の東北線上野駅発尾久駅行き10両編成の下り試第 9489M列車は、平成20年2月23日(土)、上野駅を定刻(14時51分)よ り約5分遅れて出発した。 列車は、尾久駅構内着発8番線の手前にある537号分岐器を、速度約23km/h で 惰行で通過中、5両目(以下、車両は前から数え、前後左右は進行方向を基準とする。) の全4軸が左へ脱線し、停止した。 列車には、運転士1名及び指導運転士1名が乗車していたが、死傷者はなかった。”

国土交通省運輸安全委員会事故報告書より

大まかな事故原因としては,
車輪を削った後,500キロ前後走行させると,ポイント通過時に車輪が浮く傾向があり,フランジが逸脱してしまい,脱線してしまった。
とのことです。

事故の関連性

東北線事故としなの鉄道の事故の関連性に関してですが,
この東北線事故では,E531系が脱線しましたが,SR1系とE531系は同じ系列の台車を履いていした。
又,脱線した202編成は導入から2年が経過しており,目撃情報はありませんが,車輪添削が行われていても不思議ではありません。

個人的な意見としては事故報告書の後ろの方にある,脱線したE531系の写真が,SR1系が脱線した状況に似ている気がします。
(SR1系の方が傾き具合は大きいが,,,)

最後に

最後までお読みいただきありがとうございました。
詳しい事故状況に関しては後日運輸安全委員会から報告書が出ます。

それを基にまた,記事を書きたいと思いますのでフォローの程宜しくお願い致します。

(2023/8/9追記)
事故原因についての記事を公開しました。
ポイントが問題ではなく、単に、枕木の老朽化でした。


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