見出し画像

大学受験(と人間形成)を目指す英語中心・文系科目のオンライン家庭教師のご案内です

大学受験(と人間形成)を目指す
英語中心・文系科目の
オンライン家庭教師のご案内です


・生徒さんへのご挨拶にかえて

皆さんは今、多かれ少なかれ学生生活を満喫しているかと思います。毎日のように学校に通って授業を受け、休み時間には友人と笑い話をして、放課後は部活動に励み(あるいは一目散に帰宅し)、家では宿題をこなして翌日に備える。大方はこうした穏やかな日々を送っていることと思います。しかしながら、中学・高校と年齢を重ねていくにつれて、そろそろ将来のことを考えなければならないというような「空気・雰囲気」を肌で感じることも多くなっているでしょう。これは周囲の大人たちが皆さんに期待(あるいは心配)しているからであって、当然のことと言えるでしょう。

身近な将来といえば「進路・進学先」です。普通科の高校に進むのか、工業科などの職業高校に進むのか、高等専門学校(高専)に進むのか、等など。遠い将来といえば、なりたい職業は何か、ということでしょう。未来のことなど、誰一人として予測はできないのですから、日々を楽しく過ごしつつも、時折、一抹の不安を思い起こすことがあります。2020年の学研の調査によると、将来なりたい職業が「わからない」と答えた中学生は50%だったそうです(2017年は32%)。近年、AIによって仕事がなくなるという考えがまことしやかに囁かれています、いやむしろ大々的に喧伝されています。こうした人々の不安を煽るような言説が流通する現代において、なりたい職業を夢見ることは難しくなっていると残念に思います。

しかしながら、AI時代が到来しようとも、何もAIがAIのために存在する世の中になるわけではありません。我々の時代は、その滅びのときまで、人が人のために生きて死ぬ、人間の時代です。人間の時代に必要なのは、目まぐるしい速さで情報を処理する機械ではありません。必要とされるのは、よい人間、すばらしい人間、立派な人間だと私は思います。立派な人間というのは、一体どのような存在なのか。これは容易に回答しうる問いではありませんが、ごく安直な二つの例を示したいと思います。例えば、スポーツ選手。彼らは、お米を作るわけでも、運ぶわけでもなければ、売るわけでもありません。人間にとって直接役に立つような生産活動には従事していないのです。しかし彼らは、一つのことに集中して打ち込み、すばらしいプレーを我々に示してくれます。その見事さに我々は心を動かされて、彼らに声援を送り、サポートするわけです。警察官や消防士も、普段は直接お世話になることはありませんが、いざというときのために日頃から訓練してくれているわけです。無論、以上のような職業に是非就いてくださいというわけではありません(江戸時代から言われているように、基本的に職業に貴賎はありません)。あくまで分かりやすい例としてお示ししたまでです。
いずれにしても、将来への不安は消えることはありません。しかし、不安を抑える方法があります。それは「一つのことに集中すること」です。勉強にせよ、部活動にせよ、役に立つかどうかという打算的な考えは抜きにして、一心不乱にそれに取り組むことです。その態度に人は心動かされて、あなたを立派な人だと言って支援してくれるでしょう。受験勉強が必要な人は、受験勉強に集中すればよいのです。このとき、「日本人だから英語なんて要らない」とか「歴史なんて知っても役に立たない」とか「人生で連立方程式を立てることなんてない」などと考えるのは邪念(いわば怨霊のようなもの)です。集中が阻害されてしまいます。教師の役割の一つは、そうした怨霊に真摯に向き合って成仏させ(ロゴスによって説得して)、この集中力を維持するのを手助けすることにあると思います。

・具体的な教育方針―集中力を維持するために

① 一対一の個別指導
言うまでもないことですが、家庭教師ですので、1対1の個別指導です。家庭教師は相性さえよければ、期待を大きく上回る成果が生まれます。我が国のような近代資本主義国家においては長らく、国民全員に平等に教育を受けさせるために、国を支える労働者を育てるために、集団主義的な教育が行なわれてきました(無論これにも固有の意義があります)。そのため、家庭教師はややもすれば「学校についていけない成績の悪い子」のためのものと誤解されることがあります。決してそんなことはありません。家庭教師は個別主義的な教育なのです。自分のよい個性を伸ばし、他者と過剰に比較することなく、自分のペースで学びに集中することができます(他人のペースに合わせて集中することは難しいです)。家庭教師は学習のパートナーです。生徒が感じる教師との相性が何より重要です(嫌いな人と同席しては集中などできません)。私との出会いが良縁となるのなら、この上ない喜びであります。

② 外国語(英語)学習を根幹とした基礎学力の養成
教科書のない教科はありません。文字を使いこなすということ(言語能力)が全ての教科の根底にあります。たしかに日本語を母語とする我々は日本語を流暢に運用することができます。しかし、この「流暢さ」が落とし穴で、母語を用いるときに我々はその流暢さの裏に隠れた「思考の誤り」に気づきにくいのです。この流暢さを強制的に排除するのが外国語です。外国語を学ぶのは、何も外国人と楽しくペラペラとお喋りするためだけではなく、自らの思考力を磨くためでもあるのです(大学入学のための英語は難関大であるほど思考力を問う傾向にあります)。一歩一歩着実に努力すれば、難しいことを考えることが得意になると思います。言葉を用いて難しいことを考えることができるようになれば、他教科の理解も深まります。そのお手伝いができれば、幸甚です。

・料金とプランについて
【授業のみコース】
月4回/90分コース 22,800円
月8回/90分コース 42,000円(3600円お得)
月8回/120分コース 54,400円 (6400円お得)

単に授業を受けているだけでは、成績向上は見込めません。教わったことを自分のものにするためには、日々の自学自習が必要です。学習に関心のある方のご受講をおすすめいたします。

※上記のコースはあくまでも目安です。個人事業主として活動していますので、ご要望等に応じて柔軟に対応することできますので、ご相談ください。

・講師について
【略歴】
地元の小中学校を卒業後、枚方市にある常翔啓光学園に入学しました。その後の学歴は以下のとおりです。
2010年4月 神戸大学法学部入学
2015年9月 神戸大学法学部卒業
2017年4月〜2019年3月 関西学院大学文学部
2022年4月 京都大学文学研究科修士課程在籍
教育に関しては、映像授業の予備校でアルバイトも含めて9年ほど勤めておりました。家庭教師としては1年ほど活動しております。

【講師の考え】
映像授業の予備校での、私の仕事は生徒の理解度を見極めることでした。この仕事を通して、質問の鋭さを磨き上げることができました。また現場で個々の生徒と接することで、受験生を最前線で励ます指導も続けてきました。しかし他方では、「映像授業」の問題点や限界を痛感する日々でした。授業で教わっているはずのことが理解できていなかったり、そもそも聞き逃していたりすることが数多くありました。映像授業で成績を上げるには、ある一定の学力が前提として必要だったのです。
また「映像授業そのもの」にも限界を感じていました。それらはあくまで「売りやすいかたち」で「小綺麗にパッケージ化」されたものにすぎないのです。<英文読解総合 90分×15講>などと銘打たれているわけですが、それは何か、それで英文読解の全てが解決するかのような印象を与えますが、学びはそれほど単純ではありません。学習者によって千差万別なのです。それにアプローチできるのは、家庭教師であると考えています。

【授業の水準と対応可能科目】
どのようなレベルからであっても、高度な知的水準までに高めていけるように教育していきます。これには期間が必要ですが、大人になって社会に貢献するとき、陰に陽に役立つものとなるでしょう。
人々のなかには、ちょっとでも複雑だと匙を投げてしまう人も多くいます。最近の教育は「ものを考えたくない人」に合わせてデザインされています。「わかりやすいもの」には拍手喝采し、「わかりにくいもの」には唾を吐きかける、そういう傾向があります。しかしながら、「ものを考えてみたい人」も多くいるはずで、そういう方にとっては、私の授業は難しいことを考える良いきっかけになると思います。
私大文系型受験(英・国・日本史)であれば、全科目対応可能です。国公立文系や理系の方であっても、英語だけの受講も勿論可能です。

・こういった生徒さんにおすすめです
◇  苦手な英語に向き合いたい人
◇  難しいことを考えてみたい人
◇  得意な英語で「ちょっと背伸び」してみたい人
◇  対話や議論を通じて理解を深めていきたい人

【実際に指導した生徒の様子】
高校受験を控えた中3生で秋頃からのスタートでした。英語が苦手でしたが、安直安易な説明はせず、中学レベルを越えた基礎の基礎からじっくり教えることで着実に理解を重ねていきました。本人曰く始めて「4ヶ月頃から少しずつ分かるようになってきて、嫌いという意識から少し楽しいものになった」ということでした(点数もアップして、第一志望の高校に通っています)。

・お問い合わせ(面談や詳しい説明のお申し込み)
https://forms.gle/k33xvdakDnxK11jy7
にアクセスして、フォームに入力してください。
あるいは、rohanhakumai[a]outlook.jpまで([a]は@にしてください)ご連絡ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?