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Withコロナ関連銘柄として期待のZoominfoがNASDAQへIPO(6/5 更新)

米国株界隈では、Withコロナ関連銘柄と化しているSaaS企業の株がバブル化しています。

パンデミックによってほとんどの企業がテレワークを強制され、実際にテレワークをしてみると、以外に仕事できるじゃんか!と気付いた企業がパンデミックが収まった後も、引き続きテレワークを続ける企業が増えてきています。

そんな中、期待のWithコロナ関連銘柄がNASDAQへIPOするというニュースがありましたので、少し調べて見ました。

その企業は「ZoomInfo Technologies」という会社で、セールスおよびマーケティングチーム向けのクラウドマーケットインテリジェンスプラットフォームをサブスクリプションで提供している会社です。

ZoomInfo: B2B Database | Business Contacts & Company Info https://www.zoominfo.com/

Zoominfo企業概要

大規模なビジネス情報をデータベース化して保持しており、営業やマーケティング、採用担当者向けに、その情報を提供することを生業にしている模様。ビジネス情報の中身は、企業とその幹部の連絡先情報、組織図、従業員のスナップショットも含まれているらしい。

これらの情報を販売だけでなく、ビジネスをするために適切な担当者を紹介するサービスも行うようです。

ビジネスモデルとしては、LinkedInが競合かもしれません。

どうやって情報を収集しているのかというと、独自のクローラーを開発して、Webから情報抽出しているようですが、これって合法なのか?

現在のユーザー数は1.5万人で、その99%がサブスクリプションの収入とのこと。

営業向けサービス

営業向けサービスとして、リーチしようとしている顧客の情報を提供しています。誰が採用されたか、誰が退職したか、その企業のニュースなどを把握出来るようです。

また、顧客情報をCRMに自動的に取り込むため、連絡先や企業に関するリアルタイムの情報が、適切な営業担当者やチームに直接送信されるため、時間の節約、コミュニケーションの合理化、連携の強化、生産性の向上が可能になるとのこと。

マーケティング向けサービス

見込み客が自社のWebサイトのフォームに入力する際に、Zoominfoのサービスを利用すれば、メールアドレスを入力するだけで、残りのフィールドは自動的に入力してくれるようで、より速く、より効果的に情報を入手できるようになる。

また、訪問者が Web サイトに到着すると、アクセスしたIP アドレスから企業名を特定し、各企業の詳細なプロファイルと取得することも可能。

他にも色々とサービスがあるようですが、これらのサービスをSaaSとして利用出来るようになるのは、オフィスに行くこと無く商談開始からクローズまで自宅で完結できることを意味するわけで確かに魅力的。

独自クローラーでWeb上から情報を取得しているというやり方が少し気になりますが、海外はあまり気にしないんでしょうかね。

いずれにしても、IPOは注目しておきたいところ。

【6/5 更新】上場時の株価

6/4に上場しましたので、株価を貼っておきます。

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1分足のチャートです。40ドルで寄りついた後、ズルズルと下げて34.5ドルで引けています。


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