2024/4/29(火)~の日経225先物/日経平均のトレード戦略、チャート分析

■日経225先物 月足(期近)

いつも通り月足から。ゴールデンウィークに向かっていく中、月末の方向感が出難い状況の日柄も相まって、難しい相場となった。

先々週の終わりでは37000円割れまで行き、3月の陽線を完全に「包み」、5MA(37600円)割れまで行ったが、その後は上下を繰り返したが各イベントを通過し、同MAでサポートを受けたように反発。3月の安値(38060円)、髭を上回る38350円まで戻り金曜夜間を引けている。BB+2σが39260円付近となっている。月内で先物が動くのはあと2日のみでここからどこまで下髭を引くか否かで、月替わりへ向け印象が変わってくる。金曜終値から38500円付近は下位足でもポイントとなりそうなラインが重なっており、これ以上で推移するか否か今後の展開にも大きく関わってくると思われる。

足が入れ替わり再び陰線を引く展開になれば、下髭を降りていく展開になり5MA割れチャレンジ、4月の安値割れチャレンジへ向かうと思われる。逆に上昇が続くのであれば38500円抜け、39000円方向、BB+2σへ引っ張られる展開が考えれる。

■日経225先物 週足(期近)

4/15週にネックラインの38060円を割れ大きく下落。その後にリバウンドをして、ネックラインまでの戻りをすでに達成、5MAの38370円まで戻っていることが認識できる。この領域以上で推移するのか否かが週足以上での短期目線が変わる重要ラインにいる。ここで叩かれれば戻り売りとなり再び38000円を割れ、直近安値へ向けた動きになる事が考えられる。画像の中期MAは25MA(36600円)にはまだタッチしていなが、20MA(37460円)でサポートを受ける様に反発しており、このサポートと5MAとの三角持ち合いの様な形になって来ている。週足レベルではこの間で行き来をする方向感を捉えにくいシナリオも見えてくる。

また現在の位置は4/11の高値から4/19の直近安値のちょうど半値戻しの位置となっておりフィボでも意識される位置に来ている。

■日経225先物 日足(期近)

75MA(38330円)を割れてから7本目の足(同MA以下推移するのは昨年の10月以来の動き)となっており、同MAを抜けるか否かの分水嶺にいる。4/24の高値が38470円、4/25の高値が38400円となっており次のターゲットとなっている。その上になると4/17の高値38660円。38660円は38830円←→38720円(4/17からだと38660円)の窓埋めに関わるラインであり、ここまで来ると75MAへ向かって来ている25MA(現時点では39000円)へ引っ張っられる展開が考えられる。一方、金曜高値の領域を抜けられずに叩かれ、日足75MA、同じ水準の週足5MAを抜けることが出来なければここを起点にWトップ形成に向かい、その場合ネックラインとなる4/26安値の37130円へ向かう展開へ。

もう少し目線を大きくしてみると、直近安値はBB-3σ超えからのリバウンド、5MA(37970円)を何とか維持しながら、BB-1σの上まで戻っている。
バンド幅も広く、下落基調が続いたとしても綺麗な下落になるには時間を要することが考えられ、上方向でもまだ下降トレンド中の戻り。方向感は出難いことはこの事からも認識できる。またSQまでもまだ5月の第二週まである為、

まずは週明け金曜高値~4/25の高値が38400円、4/24の高値が38470円の領域をはっきり抜け38700円方向→39000円への足がかりが出来るかを判断することになる。

■日経225先物(日足チャート:日中)(期近)

■日中チャートの窓が空いている領域

38830円←→38720円(4/17からだと38660円)
36300円←→36190円
34820円←→34530円
33580円←→33560円
31870円←→31640円
31190円←→31090円
31320円←→30980円
30370円←→30140円
29770円←→29670円
29470円←→29430円(週足窓)
28930円←→28770円
28490円←→28460円
28240円←→28210円(僅かに埋まっていない)
27850円←→27740円
27830円←→27710円(二空:下落時)
27780円←→27660円
26180円←→26170円
25220円←→25200円
24540円←→24390円(週足窓でもある)
23860円←→23850円
23530円←→23350円(日本が休場明けに空いた窓)

■日経VI 週足

■日経VI 日足

■日経225先物(4時間足)

■日経225先物(1時間足)

■今後節目となりえる価格帯

39260円
(4/15高値)

39000円

(現時点の日足25MA付近)

38830円

(38660円からの窓埋めライン)

38720円

(4/16の高値。ここから38805円付近まで4/5~4/15で形成されたレンジ底値。)

38660円
(4/17の高値でここから4/16の高値38720円を含め38830円まで窓埋めあり)

38500円

38470円
(4/24の高値。38350円この領域までをはっきりと抜けるか否かを見極めが肝要。)

38400円
(4/25の高値)

■38350円

(金曜夜間引け。日足75MA、週足5MA、50%戻りラインが重なっているライン。ここを明確に超えるか否かで今後の展開に大きく影響する。)

38180円~38120円
(日銀政策発表時の高値が38120円、その後の節目で38180円付近を抜けしっかりと上昇してきているライン。この領域を割れると再び38000円割れへ。)

38000円
(日足5MA) 

37900円~37800円付近
(38000円、日足5MA付近を割れてもこの領域を崩されなければ再び強さを見せると思うがここも完全に割れて推移すると37500円、37000円割れへ売り有利となると思われる。)

37700円付近
(金曜日夜間の安値で、日銀植田氏の記者会見後にドル円が荒れ、その時に付けた下髭の安値。また木曜日夜間の指標前のレンジ領域でここを割れ37130円まで下落したラインで、再びリバした後も37600円~この領域で揉んだ後にもう一段上へ。割れると値幅が出やすい領域へ。)

37600円
(ここも完全に割れ、いつもの500円台でしつこい動きもなければそのまま37000円割れチャレンジもあり。これ以下は値幅が出やすい領域と思われる。一方、月足5MAでもあるためサポートがある可能性もあり。)

37500円

37130円
(木曜夜間の指標後の安値)

37020円
(4/22安値)

37000円
(日足BB-2σ)

36710円
(直近安値)

36500円
(36400円付近と合わせ、2/5高値でここを抜けブレイクして大きく上昇したライン。)

36300円
(36300円←→36190円の窓埋め開始ライン。)

36240円
(1/16の高値ラインでその後の2月のレンジでも意識されているライン。)

36190円
(36300円←→36190円の窓埋めライン。)

36000円

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