2024/5/20(月)~の日経225先物/日経平均のトレード戦略、チャート分析
■日経225先物 月足(期近)
いつも通り月足から。38000円割れを再び試したが、それ以上の伸びはなく再び底値固める結果となり、PPI、CPI値の発表も相まって上昇したが、ターゲットの39000円にはなぜか僅かに届かず、38970円止まり。これで5/7の高値38950円は超えたが、再び39000円タッチに失敗をして38500円まで下落。その後も大きな動きはなく、38690円で金曜夜間を引けている。とにかく方向性がなく、特に日足の状態が悪く全く方向案が出ない状況が4月の中旬から未だに変わっていない。とにかく日足に方向案が出てこない限り、この状況を抜けだすことは出来ない。また毎月方向感がなくなりやすい、20日前後になり更に動きが出ずに、トレードし難い状況になり得ることは想定しておきたい。
5MAが38660円付近にあり金曜夜間の引けとほぼ同レベル。依然としてしっかりと上向き。先月の陰線終わり値が38470円になっており、これ以下は今月も先月もすべて下髭になっており、この領域で完全にサポート(orレジスタンス)になり、ここから離れないと難しい状況だというのが分かる。
まず直近、注視しすべきは39000円にタッチするのか、タッチした後の抜けきるのか、またレンジに戻るのかを見極める必要がある。下値は38000円を完全に割り込まなければ、下目線での方向感は出ず、1000円幅のレンジであることを今一度再確認し、次の動きを想定する必要がある。
■日経225先物 週足(期近)
20MAでのサポートが続いる状況は変わっていない。但し少し変化が見られるのは、4/22週以降の足は全て上髭があり、特に38200円より上は全て上髭になっている状態だったが、先週の足でその髭を埋める様に陽線が確定し、その上髭の一部を否定したことになる。但し高値の39000円は超えておらずブレイクには至っていない。5MAも20MA(38230円)とほぼ同じ38280円、25MAは37180円となっている。この20MAのサポートを崩さない限り(更に38000円の防衛ゾーンも)下方向への流れが出てこないことが分かる。
BB+1σは39690円付近、5/15週の高値39570円が39000円を抜けた後のターゲットになり得る。
■日経225先物 日足(期近)
問題の日足。既に1か月以上レンジが続いており、上は75MA(38800円)を抜けきれず、下は38000円ライン、BB-1σ(37750円)を抜け切れていないことが認識できる。25MAが38190円にあり75MAとのデッドクロスから徐々に並行になりつつある。5MAが38600円にあり、値がこの間で徐々にスクイーズするような形になって来ている。ボリンジャーバンドの収縮も極になってきており、次の動きは近い。
BB+2σが39070円になっており、ここを抜けきればBBもブレイクとなり、そのまま続けば(続けばですが・・)バンドウォークに入る可能性を秘めている。4/16の始値が38240円、高値が39500円、その上にあるレンジ高値が39800円となっており、39240円以上の動きになればそこまでの位置は十分にターゲットになり得る。
下目線なら5MA:38600円以下の推移が最低条件。25MAが38190円となっており、ここを完全に突破しないとまたレンジ内の動きに終始することになる。
■日経225先物(日足チャート:日中)(期近)
■日中チャートの窓が空いている領域
39260円←→39480円
36300円←→36190円
34820円←→34530円
33580円←→33560円
31870円←→31640円
31190円←→31090円
31320円←→30980円
30370円←→30140円
29770円←→29670円
29470円←→29430円(週足窓)
28930円←→28770円
28490円←→28460円
28240円←→28210円(僅かに埋まっていない)
27850円←→27740円
27830円←→27710円(二空:下落時)
27780円←→27660円
26180円←→26170円
25220円←→25200円
24540円←→24390円(週足窓でもある)
23860円←→23850円
23530円←→23350円(日本が休場明けに空いた窓)
■日経VI 週足
■日経VI 日足
■日経225先物(4時間足)
■日経225先物(1時間足)
■今後節目となりえる価格帯
40290円
(4/4高値)
↑
40000円
↑
39800円
(4月上旬に形成したレンジ高値。39240円付近を抜ければここまであり。)
↑
39690円
(週足BB+1σ)
↑
39500円
(39260円←→39480円の窓埋めあり。4/16高値、5/15週の高値39570円となっている。)
↑
39240円
(4/16始値。39000円を抜けこれ以上での動きになれば39000円後半も見えてくる。39260円←→39480円の窓埋めあり)
↑
39000円
(ブレイクライン、日足BB+2っσが39070円付近にあり、ここもブレイクして推移すれば日足バンドウォークへ。)
↑
38970円付近
(先週高値)
↑
38800円付近
(日足75MA。なぜか荒れまくった金曜夜間で2度このライン(38850円)で止められている。39000円タッチ、それ以上への展開へ向けて注視したいライン。)
↑
■38670円
(金曜夜間引け)
↓
38600円
(日足5MA)
↓
38500円
(木曜日中の安値、同日夜間の安値、金曜日中の安値で割らなかったライン。木曜日のCPI値発表後に38400円~38540円でレンジを形成しており。38500円以下で推移した場合、一旦売り有利になり日足25MA(38200円付近)まで動く可能性あり。)
↓
38400円
(木曜日のCPI値発表後の安値。)
↓
38300円付近
(木曜日のCPI値発表前安値であり、その前日のPPI値発表時にこの付近を抜け上昇開始したライン)
↓
38200円付近
(日足25MA。この状態で同MAにタッチするとまたかなり上下を繰り返す可能性あり。もし割り切れば再び38000円割れチャレンジへ。長期間続いている週足20MA付近でもある。)
↓
38000円
(防衛ライン)
↓
37970円
(先週安値)
↓
37750円
(日足BB-1σ。前回のFOMC時の安値)
↓
37700円
(4/29安値で38000円を割れ戻らず、このラインを割ると完全に売り展開になると思われる。)
↓
37550円付近
(4月の安値36710円からの底値圏で形成したレンジネックライン、4月24日、25日でサポートを受けたライン。ここを割れると37000円割れチャレンジがより現実的に。また37610円以下は4/26日足で37130円まで下髭を引いている。)
↓
37300円付近
(日足BB-2σ)
↓
37130円
(4/25のPPI指標後に大きく下落した時の安値。4/26安値。)
↓
37020円
(4/22安値)
↓
37000円
↓
36710円
(4/19安値。)
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