2024/9/2(月)~の日経225先物/日経平均のトレード戦略、チャート分析
■日経225先物 月足(期近)
いつも通り月足から。長らく続ていたレンジからゆっくりゆっくりと抜け出す結果となり、フェイズが変わりつつある。8月の月足が確定して、今まで見たこともない「超」下髭。日経平均の足で歴史上このような足は見当たらず、この足に対して今後どのように動くかは全く分からないが、今月のメジャーSQ~日本の新総理が決まる総裁選~アメリカの大統領選と様々な重要イベントを通過する際に、過去あり得ないような動きの軌跡を残して進むことも十分に考えられる。
5MAは39000円で、金曜夜間の引け39050円(高値39070円)付近と重なり、遂に来る所まで来ており、先月の下落を全て否定する所まで来ている。先月終値が38710円となりこれ以下は下髭部分となる。BB+1σが37800円となっており。先週もエヌピディアの決算が発表された夜間でも37900円を割れることがなかった(俺を含めて3回止められた)ことからも強いサポートがある領域と言える。
このまま39000円以上での推移になれば7月の終値、39230円(これは前回の日銀政策発表時の高値)、7月の始値39600円、6月の終値39620円、同月高値39800円などがあり4万円の大台も見えてくる。
買い有利であることは間違いないがメジャーSQ前のこの時期の上げ、これだけ買われ続けていても38000円から抜け出すのに、1000円上がるだけでこれだけ時間が掛かかった意味は考慮する意味はあると個人的には思う。すんなりこのままSQ週も、通過も上昇し続けるか、今後の重要イベントを利用する為のフラグなのかは誰にもわからないが、過去考えられないシナリオが控えている可能性がある事は頭に入れておきたい。
■日経225先物 週足(期近)
まだ確定ではないが4連続陽線の状態。25MA:38700円も上回っており、まだ乖離はあるが5MA:37850円も上昇してきている状況で買い有利。7/29週の高値が39230円で前での通り前回の日銀の高値で、42500円からの暴落時の戻り高値。まずはここを目指していることは間違いない。6/10週の高値が39350円、5/20週の高値が39460円、7/22週の始値が39770円、高値が40030円、BB+1σが40090円なっておりターゲットになり得る。特に39350円、39460円は史上最高値へ向かう前のレンジ高値であり、ここを超えるか否かは重要ラインになり得る。
このままV字回復をする雰囲気がありありと出てきているが、見方を変えれば大暴落からの戻りの二波目と言う目線はどこかに留めておきたい。
■日経225先物 日足(期近)
長期間抵抗になっていた75MA:38670円をついに抜け、金曜夜間引けの時点では実態が完全に抜けた状態。またBB+1σ(38970円)も抜けており、津尾い形に。まだ乖離があり下向きだった25MA(37140円)も遂に上向きになり、強さを示してきている。但しやはり75MAとの乖離を埋めることなくこのまま上昇して行った際のその後の展開は察するべき。同MAは4月からずっと平行のままd、この上下を右往左往しているだけ。史上最高値へ向かった際も75MAも25MAも付いて来ておらず、一気に崩れている。その際はパーフェクトオーダーだったが、現在25MAはまた75MA以下、200MA以下(37570円)で乖離も大きいことは認識しておきたい。また各オシレーターを見るとかなりの過熱状態ともいえる。(これは月足も)
逆に時間をかけ、これらがしっかりと付いて来て、上向きになった際はかなりに強さになる事は言うまでもない。
とりあえず次のターゲットは8/1高値の39090円、7/31の高値39230円、週足でも出た、レンジ高値の39350円、39460円が上げられる。
■日経225先物(日足チャート:日中)(期近)
8/19、8/26の陰線を挟んで高値は抑えられたまま陽線が続き、金曜日中の上げで頭一つ抜け出したのが分かる。明日の寄りから(恐らく39000円オーバー)38750円までが週足窓となる。
日中、日足窓の位置
42120円←→41960円(41770円 7/12基準)
41060円←→40420円(40410円 7/19基準)
明日の寄り←→38750円
37170円←→36880円
30370円←→30140円
29770円←→29670円
29470円←→29430円(週足窓)
28930円←→28770円
28490円←→28460円
28240円←→28210円(僅かに埋まっていない)
27850円←→27740円
27830円←→27710円(二空:下落時)
27780円←→27660円
26180円←→26170円
25220円←→25200円
24540円←→24390円(週足窓でもある)
23860円←→23850円
23530円←→23350円(日本が休場明けに空いた窓)
■日経VI 月足
■日経VI 週足
■日経VI 日足
■日経225先物(4時間足)
■日経225先物(1時間足)
■今後節目となりえる価格帯
40090円
(週足BB+1σ)
↑
40000円
↑
39650円付近
(39400円付近からのレンジ高値)
↑
39500円
↑
39460円
(5/20週の高値)
↑
39400円付近
(6月下旬、7月初旬に形成されたレンジ底値、ここから最高値に向かい、7月下旬にここを割れて37300円(前回日銀前までの安値)へ向かったライン。)
↑
39350円
(6/10週の高値)
↑
39230円
(7/31高値、日銀発表後に付けた高値。ここから暴落が始まった。)
↑
39090円
(8/1高値)
↑
■39050円
(金曜夜間終値)
↓
39000円
↓
38890円
(夜間寄り後の高値、NY時間でここを抜けて39000円突破)
↓
38750円
(週足窓が埋まるラインで、金曜夜間の安値、日中引け高値。この辺りまでは恐らくサポートがガチガチ。)
↓
38680円付近
(日足75MA)
↓
38600円付近
(日足5MA付近。木曜夜間の下落前のネックライン、金曜日中の引け前までの高値ライン。ここも割れると恐らくまたレンジで意識されていた37400円~38260円へ戻る可能性。)
↓
38500円
↓
38400円付近
(37260円~ここまで長期間意識されているゾーンの上限。CFDの日足5MA付近でもある。)
↓
38260円付近
(37260円~ここまで長期間意識されているゾーンの下限。先週も37300円当たりで買い板が沸いて来ており、38000円へ近づかないように防衛壁となっていた。最低限これ以下でレジスタンスが確認できなければ売り有利にはならない。)
↓
38160円~38130円付近
(38000円手前のこのラインで何度も止められている。)
↓
38000円
↓
37900円
(エヌピディアの決算発表があった夜間セッションでもここをここを割れることなく、結局ここを起点に39000円まで到達した。)
↓
37850円~37800円
(37900円、このラインを割れば売り有利になり一旦キツイ下げになる可能性。)
↓
37650円
(8/21夜間の安値。ここを割れ、37500円も割れた場合、8/15夜間の指標で暴騰してきた領域に入り、板が飛んで薄いゾーンに入る。)
↓
37570円
(日足200MA)
↓
37500円
(8/20夜間の安値が37460円。)
↓
37280円
(8/16夜間安値)
↓
37180円
(8/19日中安値。日足25MAが37140円。)
↓
37000円
(指標でブレイクしたときに一気に来ている為サポートは効かないと思われる。)
↓
36870円
(週足5MA。8/15日中高値で、その夜間の指標で暴騰したブレイクライン。恐らく37500円、37280円を割れればここがターゲット。)
↓
36660円
(暴騰前の安値。)
↓
36550円~36500円
(8/15日中の押し目安値、8/15夜間でのレンジ底値付近。割れれば36200円台、36000円まであり。)
↓
36400円
↓
36360円
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