2024/5/13(月)~の日経225先物/日経平均のトレード戦略、チャート分析

■日経225先物 月足(期近)

いつも通り月足から。SQ週と言うこともあったか、最近では最もひどい動きと言ってもいいくらいの一週間だった。底堅さを見せていたがSQ通過後の動き、その後の夜間セッションで少しづつ変化へ向かっているように感じる。それも一つの動きで否定されそうだが・・

5MA(38570円)での攻防が続いているが、同MA以下での推移に売りつつある感じが出てきている。但し足を見れば分かるが上下髭の陰線コマになっており値幅も方向感もないことが分かる。先週の動きに限っては、現時点では同MA以上は否定されており、この動きが下位足に移行してくれば、かなり硬い防衛がある38000円を明確に割る展開が見えてくる。5MA(38570円)は丁度SQ日の午前中に吹き上げた後、下落を始めたライン(5分足のネックライン)付近と重なっており、この動きを否定し、その日の高値38770円を抜けていく必要がある。また上目線でひとつ気になるのは先週の高値は5/7の38950円となっており、39000円直前手前で折れており、再び39000円を目指す展開も考えられる。

但し、SQ通過後の動きがその日の日足の動きを決定的にしている。5/8の陰線を否定するように上昇したが、SQ通過直後の下落でかなり長い上髭で引けており、その5/8の陰線を再び確認す様なことになっている。

■日経225先物 週足(期近)

20MA(37930円)でのサポートが続いている状態。5MAが38130円(先週は38200円付近)となっているがこれを割ると戻るを繰り返しおり、まずは5MA以下での動きの確定は下落への最低条件となる。20MAの位置からもやはり38000円の「防衛」を崩さない限りこの流れが出来ない展開は続くと思われる。過去三週間の足を見ると全て上髭を引いていることが分かり下髭がほぼない。

4/22日足上髭:37900円→38470円
4/23日足上髭:38000円→38750円
4/24日足上髭:38950円→38240円

最高値は切り上げていることが分かるが、それが全て否定されていることになる。金曜夜間の引けが38210円。これ以上で推移することは再び前週の上髭を否定する動きに入ることを意味する。また一方、その動きにも入らず5MA割れ、38000円を明確に割れれば、いよいよと言う展開になり得る。その下になると25MAがほぼ37000円付近に上がって来ており、この付近までの動きは来週内に想定される範囲となる。但し、もし同MAにタッチして一旦止まるようだと、昨年12月以降の同MAタッチとなり、買い支えが出てくる可能性もあり、そう簡単にはここを割って大きく動きは今現在では見えてこない。いずれにせよ、まず週明けは再び38000円に迫ったときの動きに注視することになる。

■日経225先物 日足(期近)

月足で既に述べてしまったが先週の5/8に75MAを明確に抜け、38950円の高値を付けた。が、その後に再び2に日連続で陰線を付け、上げをほぼ全否定。その後SQ絡みで再び上昇をして来たが、明らかにSQの思惑を伴った上げで、上髭で再び5/8、5/9の陰線を再確認する形となっている。この上髭を登って再々否定するか、ここで折れるかはこのレンジを終わわせる分水嶺になりつつあるように感じる。5MAは38300円付近、25MAは38370円、75Mは8640円となっている。5MAは38300円付近、25MAは38370円となっている。まずは先週の週足終わり値の38240円、上記の5MA、25MA付近までの動き内に収まるか否かを見ていきたい。金曜夜間の高値が38440円となっており、ここを超え、38500円以上の動きになれば第一段階として展開は変わってくる。本当に上がる形になるには38600円付近より(月足5MA、SQ日の高値ネックライン付近)上でのサポート、推移が必要になると思われる。

■日経225先物(日足チャート:日中)(期近)

ここで少し注目したいのが直近三本の足。形は三川と言えるが全て陰線。しかも金曜日は上髭となっており、形としてはかなり悪い。この結果は月曜日に直接結果が出る可能性がある。

■日中チャートの窓が空いている領域

38020円←→38010円
38830円←→38750円
36300円←→36190円
34820円←→34530円
33580円←→33560円
31870円←→31640円
31190円←→31090円
31320円←→30980円
30370円←→30140円
29770円←→29670円
29470円←→29430円(週足窓)
28930円←→28770円
28490円←→28460円
28240円←→28210円(僅かに埋まっていない)
27850円←→27740円
27830円←→27710円(二空:下落時)
27780円←→27660円
26180円←→26170円
25220円←→25200円
24540円←→24390円(週足窓でもある)
23860円←→23850円
23530円←→23350円(日本が休場明けに空いた窓)

■日経VI 週足

■日経VI 日足

■日経225先物(4時間足)

■日経225先物(1時間足)

■今後節目となりえる価格帯


39260円
(4/15高値)

39000円

38950円付近
(先週高値)

38850円付近

38770円付近
(金曜SQ日の高値。これ以上で推移すれば39000円タッチへ。)

38650円付近
(日足75MA、SQ日の下落が決定付けられた5分足のネックライン付近)

38570円
(月足5MA)

38500円

38440円
(金曜夜間高値、ここも抜け38500円も抜けるとSQ日の午前中の下げを否定する動きに入る可能性。)

38370円
(日足25MA。38210円~この範囲内~金曜夜間高値384440円で戻りが収まるのか否かで、その後の展開がかなり変わってくる。)

38300円
(日足5MA)

38240円
(先週の週足終値。これ以上は38950円までは上髭となっており、これの否定に入るか否か。)

■38210円
(金曜夜間引け)


38120円付近
(先週、これ以下でのレジスタンスになっていない。割れれば38000円割れチャレンジ)

38000円

37930円
(過去4週間、上昇し続ける週足20MAでサポートが効いている状態だが、高値は終値ベースで切り上がってない為、38000円、このMA割れは展開が大きく変わる。)

37850円
(週足5MA)

37800円
(5/1~5/3間に形成した底値付近。実際の底値は37700円だが、1時間足で見るとこのライン以下は下髭が多くありサポートされているライン。ここも割り切ると、今月の上げは全て消え相場は完全に一段下へ移行する。)

37750円
(前回のFOMC時の安値)

37730円
(今月の安値。37850円を割れ、ここを割れると相場は状況は完全に変わる37000円へ向かう展開へ。)

37700円
(日足BB-1σ付近。)

37550円付近
(4月の安値36710円からの底値圏で形成したレンジネックライン、4月24日、25日でサポートを受けたライン。ここを割れると37000円割れチャレンジがより現実的に。また37610円以下は4/26日足で37130円まで下髭を引いている。)

37300円付近

37130円
(4/25のPPI指標後に大きく下落した時の安値。4/26安値。)

37020円
(4/22安値)

37000円
(日足BB-2σ)

36710円
(4/19安値。)




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