2024/5/27(月)~の日経225先物/日経平均のトレード戦略、チャート分析

■日経225先物 月足(期近)

いつも通り月足から。相変わらず方向感はなし。毎月20日前後はその傾向にあり、「答え」らしい答えはなし。

5MAは38690円で相変わらずサポートが効いている状態。先月終値も38710円で、ほぼ同値。これ以下は36710円まで下髭となっており、5MAを離れる動きになるとその下髭を下っていく展開が考えられるが、今現在ではその流れは見えてこない。とにかくこの領域からどちらに動くのか決着が付かなければ流れは出てこない。

■日経225先物 週足(期近)

以前として20MA(38380円)のサポートが続いており同MAの上昇と共に下値は切り上がって来ているが5/13週以外は全てしっかりと上髭を引いている状態。5/13週の終値が陽線で38740円、先週の始値が陰線で38750円となっている。先々週も先週も2870円以上では値が定着していないことが分かる。金曜夜間の引け値は38800円、高値は38880円となっており、これ以上で推移した再び頭を叩かれなければ展開は変わる。一方で再び上値が重く高値更新がされなければ、20MA(38380円)を割り込むか否かに焦点はわかってくる。いずれにせよ、この同MAをジリジリと上がって来る展開にいつ変化が出るかを注視したい。と言うかそれ以外ない・・・

■日経225先物 日足(期近)

レンジが延々と続く状況。5MA(38800円)で上下を繰り返す展開。75MAは38950円にありこれより上での陽線は5/20のみ。しかも上髭も引いており、抜けたというより、ベアトラップと言える。一方25MAが38400円付近で僅かに上向きのままサポートをしている形が続いている。当然週足20MAの領域と重なっており、ここをいかに突破するか否かで展開は大きく変わり、そこを割っても38000円の「防衛隊」を確実に崩す必要が出てくる。ボリンジャーバンドもここ数年ざっと見る限り最もスクイーズが「極」になっている状態でどちらかにブレイクすれば非常に大きな流れになるのは言うまでもない。BB+2σが39240円、BB-2σが37570円付近となっており、これを超えて推移する音はバンドウォークに入り強いトレンドに入ることを意味する。

■日経225先物(日足チャート:日中)(期近)

■日中チャートの窓が空いている領域

39460円←→39480円
36300円←→36190円
34820円←→34530円
33580円←→33560円
31870円←→31640円
31190円←→31090円
31320円←→30980円
30370円←→30140円
29770円←→29670円
29470円←→29430円(週足窓)
28930円←→28770円
28490円←→28460円
28240円←→28210円(僅かに埋まっていない)
27850円←→27740円
27830円←→27710円(二空:下落時)
27780円←→27660円
26180円←→26170円
25220円←→25200円
24540円←→24390円(週足窓でもある)
23860円←→23850円
23530円←→23350円(日本が休場明けに空いた窓)

■日経VI 週足

■日経VI 日足

■日経225先物(4時間足)

■日経225先物(1時間足)

■今後節目となりえる価格帯

40290円
(4/4高値)

40000円

39800円
(4月上旬に形成したレンジ高値。39240円付近を抜ければここまであり。)

39755円
(週足BB+1σ)

39500円

(39460円←→39480円の窓埋めあり。4/16高値、5/15週の高値39570円となっている。)

39460円
(5/20の高値で直近高値。)

39240円

(4/16始値、日足BB+2σ。ここをブレイクして推移すれば日足バンドウォークへ。直近高値の39460円がターゲット。39260円←→39480円の窓埋めあり)

39100円付近
(5/20に39460円の高値を付けた後にこれ以上に上髭以外値がない。39000円を超えてもここで折れれば展開は変わらない。)

39000円
(日足75MAが38950円。)

38880円
(金曜夜間高値、日足5MA)

■38800円
(金曜夜間終値)

38740円

(週足でこれ以上は上髭となっており値が定着していないライン。これ以上で戻らなくなれば展開は変わる可能性。)

38600円
(5/23、5/24の始値、終値が揃っているラインで日足25MAが38400円でサポートをされている状態。これ以下で推移した場合は売り有利になり38500円、日足25MAの38400円での攻防となる。)

38500円

38400円
(日足25MA。攻防となりえるがここを完全に割れれば再び強固な38000円割れチャレンジへ。)

38360円←→38240円
(5/24の安値が38360円。このゾーンでかなり指揮されており38000円前のサポート帯。割れれば再び強固な38000円割れチャレンジへ。)

38000円
(日足BB-1σ)

37970円
(5/13安値)

37750円
(前回のFOMC時の安値)

37700円
(4/29安値で38000円を割れでも戻らず、このラインを割ると完全に売り展開になると思われる。)

37550円付近
(4月の安値36710円からの底値圏で形成したレンジネックライン、4月24日、25日でサポートを受けたライン。ここを割れると37000円割れチャレンジがより現実的に。また37610円以下は4/26日足で37130円まで下髭を引いている。日足BB-2σ)

37300円~37400円付近
(4月中旬から下旬の下落で意識されている領域。週足25MAが37440円付近。)

37130円
(4/25のPPI指標後に大きく下落した時の安値。4/26安値。)

37020円
(4/22安値)

37000円

36710円
(4/19安値。)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?