2024/7/22(月)~の日経225先物/日経平均のトレード戦略、チャート分析
■日経225先物 月足(期近)
いつも通り月足から。相場が反転し更に下げが加速した一週間となったり、今月の上げはほぼ全て消え「行って来い」となった。月初に5MA(39340円)を超え、BB+2σ(41760円)を超え、42490円まで行ったが、完全に上髭となり、現時点で綺麗な「塔婆」が完成。この形での5MA超えは2週間前の時点でかなりレアであり得ない状況であること、反転した場合のリスクについてはすでに言及していたが、図らずもその通りとなっている。但し月内の取引はまだ8日間あり、7/31(水)の日中には日銀政策発表、その明け方にはFOMC(恐らく利下げに傾くのではという局面)が控えており、一旦この流れが反転する可能性もある。ただし、全体を見渡せばSP500もダウも最高値を更新し続けた後に反転しかかっており、経済状況の変化と株価の乖離が続いた、この状態から局面が変わってく可能性は多いに秘めている。
金曜夜間の終値が39590円となっており、例の「500円」の領域に入ってきている。5MAが39340円、6月の下旬に日足ブレイクしたラインが39480円となっており、「500円」の領域、日足ブレイクラインの39480円、5MA:39340円と言うポイントが見えてくる。
■日経225先物 週足(期近)
先週の段階で、7/8週の上髭に対して、これを再度上ってくか、失敗すれば各オシレーターのダイバージェンスからのWトップを目指す様な展開になる事を書いたが、結果は後者で更に思った以上のスピードでそれに向かっている様な状態に。5MAは40250円付近、BB+1σが40160円となっているが既にそれらを割れて推移している。25MAが39080円にしっかりと上昇している状態で待ち構えている。今回の42000円台到達した前にこの25MAをなぞるようにサポートを受け、結果としてブレイクしている。再度ここでサポートされ、相場が転換する可能性は十分に考えられる。月末の日銀、FOMC絡みでこの辺りでの攻防になる事もシナリオとして考慮したい。
但し逆にここのサポートも効かず更に下に動き始めた場合、この辺りの買いポジションの解消がパニックになる可能性も秘めており、上昇前にかなり強いサポ-トがあった38000円も完全にブレイクするシナリオも考えられる。
現時点では39500円の領域におり、ここから再度4万円へ戻る展開になるのか、逆に39500円を背中に月足5MA(39340円、個人的にはこの状況で月内に月足5MAに触らないのは不自然と感じている。)、週足25MAの39080円、39000円割れチャレンジへ向かうのかと言う場面にいることが認識できる。
■日経225先物 日足(期近)
あっという間に、超楽観的なチャートが逆回転していることが改めて認識できる。これで7日間連続での陰線となり、まさしく「行って来い」状態。
5MAが40440円、サポートが効き4万円死守かと思われた25MAが40165円がまで上昇、75MAが39080円(前出の週足25MAと重なる)となっている。
上昇パーフェクトオーダーから一週間でここまで崩れたことになるが、5MAと25MAもデッドクロスもしておらず、25MAはまだ上向きと言うことから、ここからの値動きが先週の様に綺麗に下げると言うのは少し慎重になった方が良いことが分かる。
やはりまず「39500円」、日足ブレイクラインへの回帰となる39480円、月足5MAの39340円をポイントとして頭に入れておきたい。その後は日足75MA、週足25MAの39080円、39000円の大台への流れとなる。これらと重要指標であるに日銀、FOMC時点での残ポジション、チャート位置でのシナリオ構築となる。
■日経225先物(日足チャート:日中)(期近)
日中、日足窓の位置
42120円←→41960円(41770円 7/12基準)
41060円←→40420円(40410円 7/19基準)
36300円←→36190円
34820円←→34530円
33580円←→33560円
31870円←→31640円
31190円←→31090円
31320円←→30980円
30370円←→30140円
29770円←→29670円
29470円←→29430円(週足窓)
28930円←→28770円
28490円←→28460円
28240円←→28210円(僅かに埋まっていない)
27850円←→27740円
27830円←→27710円(二空:下落時)
27780円←→27660円
26180円←→26170円
25220円←→25200円
24540円←→24390円(週足窓でもある)
23860円←→23850円
23530円←→23350円(日本が休場明けに空いた窓)
■日経VI 週足
■日経VI 日足
■日経225先物(4時間足)
■日経225先物(1時間足)
■今後節目となりえる価格帯
41280円
(7/17の日中午後にこのラインブレイクして売りが加速して、40000円割れ、金曜夜間の安値39590円まで行った、)
↑
41080円
(7/17の日中引け値、欧州時間に空いたギャップが埋まる。)
↑
40910円
(7/18の夜間の寄り付き高値。)
↑
40570円
(7/18の夜間にGDスタートして欧州時間に付けたレジスタンスライン。これを超えれば同セッションの高値40910円、さらに空いているギャップ41080円まで向かう。)
↑
40500円
↑
40420円
(日足5MAが40440円。41060円←→40420円(40410円 7/19基準)の窓埋め開始ライン。これ以上で推移が始まれば相場は転換するが、ここで窓を埋めを許さず売れれば、まだしばらく強い売り展開が続くと思われる、分水嶺。)
↑
40220円
(金曜日中高値、抜ければ40400円抜け、窓埋めへ。戻り売りポイント候補。)
↑
40140円
(7/18の日中、夜間のレンジ底値サポート、翌日中、夜間のレジスタンスでこれ以上でのサポート&金曜日中高値40220円抜けで40420円抜けチャレンジ。日足25MAが40160円。戻り売りポイント候補。)
↑
40000円
(金曜夜間の高値が40030円)
↑
39860円
(金曜日中底値で、夜間にここをWトップのショルダーにして安値まで行ったライン。これ以上になれば4万円以上の回復へ。)
↑
■39590円
(金曜夜間終値)
↓
39500円
↓
39480円
(先月末にこの日足ブレイクラインを抜け大きき上昇したラインへの回帰。「39500円」と相まってサポートされる可能性もある。)
↓
39340円
(月足5MAで月内にこの水準にタッチしないのは逆に違和感があるレベル。39500円とここまではセットで考えた方が良いかもしれない。割れれば39000円割れチャレンジへ。)
↓
39250円付近
(7/17に2回頭を抑えられているラインでブレイク後に39700円台まで行った後に押し目を付けたライン。)
↓
39080円
(週足25MA、日足75MA付近となっており。39000円の大台とも相まってここでもサポートが効く可能性あり。もし割れてレジスタンスになった場合は更なる売りが売りを呼ぶ状況になり得る。)
↓
39000円
↓
38950円
(6/25の日中寄り後にこのラインを超え、このまま39700円台まで情報したライン。)
↓
38750円
(7/17に37920円の安値を付けた後の高値ライン。これをサポートに38950円→日足ブレイクへ。)
↓
38500円
↓
38400円~38260円
(意識されているレンジ。これを割れれば38000円割れチャレンジへ。)
↓
38000円
(上昇前に割れても何度も戻り結果としてレンジ底値を形成したライン。ここを完全に割れた場合相場はかなり強い売りになり得る。)
↓
37920円
(7/17安値)
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