2024/7/1(月)~の日経225先物/日経平均のトレード戦略、チャート分析

■日経225先物 月足(期近)

いつも通り月足から。遂に現状変化が現れた先週。結果的には38000円を完全に崩すことはなく上方へブレイク、39000円はもちろん4万円手前までナビる結果となった。但し、各セッション内の動きを切り取ってみるとこれだけの強い相場とは思えないくらい不安定な動きを見せることも多く、また月内での通常のリズムとは違うタイミングでの動きでもある事から違和感を感じてるトレーダーも多いのではと感じる。しかしテクニカルでは買い有利以外なくそれに従い取引を続ける以外に手段はない。

月足でも5MA(先月時点では39200円付近、今は39390円)で頭を抑えられていたのが底を明確に突破し月足から日足まで完全に買い有利な状況へ。単純にここを下回らない限り買い有利と言える。月足の節目としては4月高値40760円しかない。BB+2σは41800円となっている。

明日からは月替わりでちょうど月曜となり、動きやすい日柄とも考えられる。先週の高値が金曜夜間の39960円となっており、4万円タッチを目指す展開は容易に考えられる。一方、この上昇はETFの利益確保のためのつり上げとも捉え得ること出来るため、月替わりで達成感が出た際には相場が一旦大きく反転することも頭に入れておきたい。

■日経225先物 週足(期近)

しっかりと上昇して来ていた38300円台~38500円付近のガチガチサのサポートを背後に上昇してきたことが分かる。週足のブレイクラインは39460円で,
水曜日中にここを超えた直後から更に大きく伸びた。BB+1σが39830円となっており、ブレイク後にここをタッチし、超えたことが分かる。また39830円は金曜夜間の引け値と同値となっている。BB+2σは41140円となっており過去最高値の40910円付近となっており、週足レベルでこのまま上昇が続けば、過去最高値へのチャレンジとなることが分かる。5MAは39100円となっており既に乖離も大きくなっている。まず週明けに4万円チャレンジへ動きを注視したい。4万円以上での節目となりそうな価格は日足、その他説明へ。

■日経225先物 日足(期近)

日足は完全にボリンジャーバンドのバンドウォーク進行となっており売りをすれば担ぎ上げらえる相場だと言うのが明確に分かる。

BB+1σ:38270円
5MA:39500円
BB+2σ:39720円
BB+3σ:40160円

各数値は以上の様になっており、金曜夜間の引け値もBB+2σより上と言う「強すぎる」と言える状況だというのが認識できる。水曜日の上昇でBB+3σ(当時で39770円)にタッチしている事から、4万超えでもうひと伸びあれば40160円までは十分にあり得ることが分かる。バンドウォークが続くか否かはBB+2σ:39720円は基準となり、その下には39500円の5MAがあり、買い有利の状況が続く節目は多くある。

金曜夜間の引け名は39820円は4月初旬に付けたレンジ高値、その僅か上に4/5の高値40010円、4/4の高値は40290円(但し4万円~ここまで上髭)、4/1の陰線の始値が40550円、高値が40760円、最高値が40910円となっている。

現実的には今は4万円タッチ、BB+3σ:40160円、4/4の高値は40290円がターゲットになり得る所だろう。

■日経225先物(日足チャート:日中)(期近)

39480円←→39420円
36300円←→36190円
34820円←→34530円
33580円←→33560円
31870円←→31640円
31190円←→31090円
31320円←→30980円
30370円←→30140円
29770円←→29670円
29470円←→29430円(週足窓)
28930円←→28770円
28490円←→28460円
28240円←→28210円(僅かに埋まっていない)
27850円←→27740円
27830円←→27710円(二空:下落時)
27780円←→27660円
26180円←→26170円
25220円←→25200円
24540円←→24390円(週足窓でもある)
23860円←→23850円
23530円←→23350円(日本が休場明けに空いた窓)

■日経VI 週足

■日経VI 日足

■日経225先物(4時間足)

■日経225先物(1時間足)

■今後節目となりえる価格帯

40910円
(史上最高値)

40760円

(4/1高値)

40550円
(4/1の陰線の始値が40550円、3/7の高値40570円)

40290円
(4/5高値。4万円からここまで上髭を引いている)

40160円
(日足BB+3σ)

40000円
(4/5の高値40010円)

39960円
(先週高値)

■39830円
(金曜夜間終値)

39700円
(金曜夜間のNY時間に大きく伸びたブレイクライン。明け方に39600円まで下落したが再びリバウンド。39600円合わせ非常にサポートが厚い。)

39600円
(金曜日中午後に形成したネックライン、金曜夜間で2度止められたライン。ここと39500円(日足5MA)、39400円を明確に割れない限り短期的でも売り有利にはならない。)

39500円
(日足5MA)

39400円
(木曜夜間の安値が39370円、水曜夜間の下落後のサポートライン。ここを下回れば39200円へ。そこも割れれば39000円割れチャレンジへ。また日足BB+1σ付近でもある。BB+1σ~BB+2σ間でのバンドウォークへ移行するシナリオもあり。)

39200円
(ここから39060円付近までゾーンとして意識されている。39200円以下になれば39000円割れチャレンジもあり。)

39000円

38900円
(日足75MA)

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