信用度スコアについて調べてみた

こんにちは。投資メガネ👓です!

私には個人的に最近気になっている技術があります。

皆さんも一昔前に聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
某国では、監視カメラに映る人間の行動を点数化して、犯罪者や反社的な国民がいないかAIに判断させていると。


考えてみれば、人は生きていくうえで、周囲の人を心の中で
分類していますね。
あの人は、自分にとって味方だとか、敵だとか
あの人の言う事は信頼できるとか

そのように考えると、人は無意識に信用度を測っています。
なので技術として、信用を数値化することはテクノロジーとしても
自然な流れのように思います。

ただし、他人の信用度合いを数値化することに関しては、不快感を感じる方もいますので、すべてを肯定する訳ではありません。
しかし、今後のテクノロジーの発展において、信用スコアが
本格的に導入されると思っています。

今回は、この信用度スコアというものが、今後どのような分野で
使われるだろうか、予想してみます。
そもそも現状では、どのような分野で使われているのでしょうか?

現状の信用スコアが使われている分野

①銀行

金融機関や銀行では、既に90年代から借り手の信用度を図る手段として
FICOスコアを用いています。今から約30年前から既に使われているとは
驚きですね!

しかも、2008年に起こったリーマンショックもFICOスコアで破綻は起こるべくして起こったものと説明が付くというのだから驚きです。

日経記事『注目集めるAI規制、米国の信用スコアに日本人が抱く違和感の正体』より

②メール認証技術

メールの送り先が信用できるものなのかを測る指標として
送信者のドメインに対しメール認証スコアが使われています。

普段会社や自分のアカウントに迷惑メールや、フィッシングメールがほとんど送られてこないのは、裏でこのような技術が使われているからなんですね!

③ソーシャルメディア

SNSでも、信用スコアは用いられています。主にその人がインフルエンサーとして、どれだけ影響力を持っているか測るのに使われています。


他にどのような分野で使われるか?予想してみる

①自動車・輸送業界

自動運転などでは、既に付近の歩行者がおかしな挙動をしていないか、AIで判断しているそうですが、公道での事故を本当に減らそうと思ったら
最終的には、信用スコアの技術が導入され、運転ルートに反映される可能性は十分あるのではないでしょうか。
また、自動運転の事故防止に限らず、信用スコアの導入自体は犯罪防止目的で使用される可能性もあるため、将来は本格的に導入される可能性はあります。

②人事・転職業界

現在でも既に採用時に学歴によるフィルタがあるのではと言われてますが
今後日本で、雇用の流動化が進む場合は、採用を更に円滑に進めるために
信用スコアのようなもので、企業の採用を行うケースはありそうですね。

③政治・選挙

昨今政治家の方への襲撃などもあるため、信用スコアは普及する可能性があります。また、逆に誰に投票するかを信用スコアで決める世の中がいずれ来る可能性もあるのではないでしょうか?

最後に

信用の数値化は、行き過ぎると差別の原因になり、格差の固定にも繋がりかねないため、使い方には十分な配慮が必要でしょう。

扱う企業も、使用した場合のリスクを秤にかけると思いますので
今後この信用度リスクというものが社会にどのように使われていくか
引き続きアンテナを立てていきたいと思います。


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