宇宙の法則「369」はFX-為替相場に作用するのか。Vol.4

1時間足36ラインのお話

こんにちは。masaichiです。オカルト的都市伝説FX。36ラインが不思議と効くように見えると結構書いてきましたが、これまで1分足、5分足で説明していましたので、今回は1時間足を使って少し書いてみたいと思います。。時間足が違っても36の周期は変わらないようだが、チャートのボラティリティによって縦軸(値幅)を変える必要性があると以前書いたので、これについて書いてみます。

USD/JPY  H1

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ドル円1時間足です。引いてあるラインは 360/300 つまり360本のローソク足に対して30pips上がるラインです。ラインの間隔は15pips。今のところ概ね1時間足レベルなら 360/300 となると思われます。しかし、これがポンド円になるとラインの間隔を15pipsのままでとると・・・

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このようにラインだらけになってしまいます。なので

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間隔を倍の30pipsでとってみるとドル円と同じような見た目になります。

キリ番でラインを引いていこうと思うと通貨ペアの違いによるボラティリティの差に対して、こうしたラインの間隔の調整がいります。

しかし、キリ番を使ってラインを引くよりチャートに合わせて、目立つヒゲ先やネックラインなどを見てラインを入れていく方が俄然正確で速く、扱いやすいので、vol.3までの実験のように、グリッドのようなラインを作りたい場合にだけ、この点について意識しておけばいいと思います。

 それよりも、ボラティリティが極端に違うチャートを扱う場合に360/300では扱えないケースが必ずでてくるので、チャートのボラに合わせた設定で使うことの方が重要です。どういうことかと言うと

1時間足で引いた 360/300のラインを同じ設定で月足に引いたとすると下の画像のようにほぼ水平線になり使えません。

赤のライン が360/300 黒のラインが水平線

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これは 「時間足を変えた為」 ではあるのですが、

「時間足を変えた為にチャート上のボラティリティが変わったから」

と言った方がより正確です。これは通貨ペアの違いでも起こり得ることです。ここまで極端ではなくても、ボラの低い状態で引く斜めラインの設定ではボラの高いチャートで扱えないケースが出てきます。時間足が変わると設定を変える必要があるのではなく、ボラティリティが変わるから設定を変える必要が生じるのです。ここを意識しておけば、時間足や通貨ペアが変わっても対応できるはずです。

基本的に多くの場合、1時間足では 360/300 あたりがいいと考えていますが上記の理由から、1時間足ならどんなチャートでも同じ設定が通用するとは言えないので、360/300 が使えないと感じた時にボラを確認してみるといいと思います。

この点について、今までの検証では、概ね30pips間隔で調整出来ると考えています。(360/300)   (360/600)  (360/900)  (360/1200)  といった感じです。

例えばドル円4時間足なら360/1200くらいかな・・・と。ちょっと適当ですがドル円4時間足に360/1200 を入れてみました。

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このボラティリティーに対応する設定のルールはきちんと体系化出来ていないので今後検証を進めて、ルールに基づいて決められるようにしていこうと考えています。

本当は今回、これから36ラインの検証や、説明をしていくにあたって、ライン全般についても書いてみようかと考えていました。

トレードの基礎的な部分なので皆さん今更と思われそうですが、ラインは反転ポイントの目安をとったり、売買圧力を見たり、相場の方向性を見たり・・・とにかくいろいろ使うことが出来る便利な道具です。何を目的に、何を知る為に引いているか意識されていると思いますが、ここのところを改めて整理しておきたかったのです。

 まだオカルトの域とはいえ、36ラインも一応ラインなので・・・基礎は同じと思います。ここの部分に触れておくと後々、「だからこのラインを下抜けると売りエリアに入る・・・」といったような説明がしやすくなるかな、と思います。しかし、今回少し長くなってしまったので改めて、またの機会にしたいと思います。

ありがとうございました。

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