宇宙の法則「369」はFX-為替相場に作用するのか。Vol.9

相場と「3」

トレントの波が3波で成り立っているように、チャート上の波形はNで組み立てられていきます。そうした三角的な動きを繰り返している為か、相場で「3」という数字は意識されやすいと感じます。

369の法則があるからなのか、そもそも相場の性質が3の繰り返しだからなのか、以下に記載した369の法則が語られる際に、よく紹介される数字は意外とチャートを見ていると現れることがあり、そうした数字は同じような場面で同じような形で登場したりします。なので、逆にその数字がどのような時に現れるかを知れば、ある程度チャートの今後の動きを知ることも出来るのではと妄想しています。これまで書いてきた36ラインも不思議と効くのではなく、何かしらの説明が出来たときに、相場の知られざるリズムを理解できるのではと、これまた妄想しております。

3と6の周期

3+3=6

6+6=12 → 1+2=3

12+12=24  → 2+4=6

24+24=48 → 4+8=12  → 1+2=3

48+48=96 → 9+6=15 → 1+5=6

96+96=192 → 1+9+2=12 → 1+2=3

(3と6を繰り返す)

9の周期

9+9=18 → 1+8=9

18+18=36 → 3+6=9

36+36=72 → 7+2=9

72+72=144 → 1+4+4=9

144+144=288 → 2+8+8=18 → 1+8=9

(いつまでたっても9)

3を繰り返す周期

3+3=6

6+3=9

9+3=12  → 1+2=3

(369のルーティーン)


試しにロウソク足9本を意識してみる。

USD/JPY H1   6/23 安値を起点にロウソク足9本間隔で区切るグリッドをフィボナッチタイムゾーンを使って作成。

画像1

さらにそれを3分割

画像2

9本目の区切りにあたるロウソク足の高値に水平線を引き、次の9本目の時、前回9本目の高値を更新していたら、ラインを引く。前回高値を下抜き始めてからは9本区切りのところで安値にラインを引いてみました。

画像3

わりと綺麗にレンジ帯が見えてくるように感じます。

ロウソク足1本の中にも目に見えない小さい時間軸の波形があり、やはり、1波、2波、3波・・・で繰り返されている為、ロウソク足の本数を3の繰り返しで生じる数で捉えれば何かしらの発見があるかもです。そうした意味では369の数字は自然法則、宇宙の法則というところだけでなく、相場の性質上、意味を持たせて良い数字かもしれません。

ちなみにこれまで記事を読んで下さって、試されている方はすぐ引けると思いますので、ちょっと紹介。1時間足で 81/400 のラインがわりと効いている気がしています。右肩上がりでも左肩上がりでも同じです。今 USD/JPY  EUR/USD などでちょっと試しています。上の画像のような感じでいろいろ構っていると時々試してみたいラインが登場します。きっとまだまだあると思います。そうしていつの日にか、未知の周期を使いこなしてみたい・・・。


36ラインを1時間足に引いてトレードを考える 先週の振り返り

USD/JPY H1

画像5

前回新しい設定にしてから、ボリンジャーバンドがちょっと余計な気がしてミドルだけ、つまりSMA20だけにして、12EMAと20SMAの表示のみで見るようにしていました。個人的にはこちらの方が見やすくなりました。

上の画像で60pips間隔でラインを太くしてあるのですが、ひとつ上の4時間足を意識するのに、今のところこれくらいの間隔で区切っておきたいな・・・と。maの波形も納まりがよさそうなので。

このラインでトレードを考える試みは、ちょっと逆になっているところがあって、本来目的の為にラインがあるのだけど、この検証はラインを使うことがメインなので、36ラインが引いてあれば、他は結構自由に変更して良いと思いますし、それこそ検証ですから自分のやってみたい、やりやすい事が一番だと思います。

と、すこし脱線しましたが先週の振り返りします。

画像5

先々週、レンジを上抜けしたように錯覚してしまいそうな、画像で左側の〇の高値を右の高値で上抜き、上に行く予兆を見せてからの半値戻し。それから上昇していくところからのスタート。


画像6

波を支配するパターンはトレンド期間中よく現れるものですが、それがわかる場面で、青い四角の中を見るとよく似たパターンを作って上昇しました。

右の四角の中を15分足で見ると

画像7

やはり15分でもよく似たパターンが数か所現れており、チャートはフラクタルって言われることがよくわかる場面。丸の中の右の方、グランビルで乗っかっていってもいいところだと思います。そこを逃しても、上の太いラインをアッパーブレークした後、押し目をつけてくるところ、(青い四角より外で、画像の右上で青い50EMAにタッチしているところ)はFR(フィボナッチリトレースメント)38.2 の位置で36ラインでサポートされているところなので、狙っていってよい場面だったと思います。

その後、デッドクロスからのローワーが狙えなくもない場面はありましたが・・・。個人的にはちょっとやりにくい場面が続きました。結局ボラなしで引けました。

なんだかんだとこの36グリッド、意外と見やすいかも・・・と思っているところです。まだまだ未熟なところはありますが、工夫次第では使いやすいものに仕立てられるかなぁと。沢山ラインを引くのは大変なんですが。価格はラインでアクションしてくれるし、レンジ幅も見やすいし。いや、ほんとラインを沢山引いているので見にくさがあると思っていたので、見やすいというのは意外だったのです。

実際にこれでトレード出来るレベルで説明書に昇華させるとこまで行ってみたい気もしますね。いや、気が遠くなりますね、それ。

今回は少し長くなってしまいました。ここまでにします。

ありがとうございました。

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