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02 準備

ここでは物理的な準備ではなく、考え方、心の準備について解説します。

⑴真っさらなチャートをみて何を考えればよいか

このチャートを見て皆さんは何を考えるでしょうか?

a,波の形成
日足から4時間足で、ある一定の期間で波を形成できてるかどうかを確認します。日経平均は問題ないですが、銘柄によってはヒゲが多く不規則なものもあり、トレードには向かないものもあります。

b,高値と安値
波の形成を確認できたら波の高いところと低いところ(高値と安値)に注目してみましょう。そこで思うことは、「波と波の安値を結ぶとほぼ水平になるな」、「次の高値は少しもみ合ってから切り上がっているな」など、漠然でもいいので考えるクセをつけましょう。

c,波の出てない箇所(もみ合い、クラスター)
足が短く陽線と陰線が交錯している箇所は、一般的に売り買い交錯している箇所で大衆心理としては買い方、売り方ともに方向性に対して迷いが生じている箇所です。基本的にこのクラスターが発生する箇所ではトレードは控えるのが無難です。
しかしその後、クラスターから抜け出すときは値幅が出る時が多いということを頭に入れておいてください。

⑵チャートから見える売り方と買い方の心理と行動

ここでは私のつたない文章より、維新の介さんがわかりやすく解説してるYoutubeがあるのでそちらをご覧ください。
※FXで解説してますが、日経平均にも当てはまります。

⑶キレイなチャート、キタナイチャート

たまにTwitterで私が「キレイな三尊の右肩で売りを」だとか投稿しますが、あれにもテクニカル的に理由があります。
それは、メリハリのついたキレイなチャートパターンの方が多くの投資家(アルゴ指示も含む)が押し目や戻り目などのエントリーポイントを認識しやすくなるということです。
「え?そうなの??俺、そんなの知らねーけど。。」
と思う方もいると思いますし、私自身も昔はピンときてませんでした。
結論からいうとこの手の約束事を知らないのは個人投資だけかと思われます。
一般向けの相場に関するノウハウはピンキリ無数に発信されており、テクニカルの基本がそもそも何なのかわかりずらい状況になっていると思われます。

従って、逆説的にヒゲだらけや高安値がコロコロ入れ替わるなどの、いわゆるキタナイチャートでは流れやエントリーポイントそのものを認識することができず優位性高いポジションを取ることは困難となります。
これは、銘柄ごとに限らず、足ごとでも言えます。例えば、日足、4時間足では波を築いていても、15分、5分足になるとゴチャゴチャしてる、という場合も当てはまります。私にとっては15分足はエントリー足なので、このゴチャゴチャ時にはエントリーはしない、というのが基本的なスタンスになります。

銘柄例:
出来高が少ない銘柄、流行り廃り時にのみ売買される銘柄など

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