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米国三指数と日経平均の短期的比較
米指数、目先は値幅調整が起こりやすいか
4月堅調を維持してきた米国指数ですが、決算シーズンに入り高値圏でのもみ合いが続いています。詳しく見るとナスダックは高値が4月4日であるのに対し、S&P500とダウは4月18日とダイバージェンスが発生しています。そして直近は三指数とも時間足で短期下落トレンドが続いており、日足で見ると5日線を割り込んでいる状態です。
特に早めに高値をつけたナスダックは高値を切り下げており、移動平均線の下押し圧力も受けて(グランビルの法則)4時間足120MA(20日線)も割り込んでおり、今晩にでも時間足ネックラインを再度試しそうな展開です。
S&P500の約30%は大型テックの銘柄で占められており、ナスダックが調整してくるとなると自然とS&P500も調整に向かうものと考えられます。
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日経平均は堅調に推移するか?
米国指数が短期調整を迎えている中で、日経平均やTOPIXは相対的に堅調に推移しており、まだ4時間足で安値を切り上げている状況です。5日線の攻防という点では同じですが、挟んで上下する展開で5日線の向きも上向きをなんとか保っている状況でもうひと上げあってもおかしくないでしょう。
日足ベースでの調整が入っても⑶の重要な節目や28000のラインで押し目買いが入る可能性も高く、5月上旬まで高値を保った年も少なからずあることを考慮すると本格的な上昇下落はまだ先かもしれません。
目先のポイントとしては⑶を割る値動きが起こるかどうかで、ここを割れれば少なくとも28000までの調整が意識されると考えています。
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