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「大人はええよ。」と言える大人になりたい。

旅で出会った大人達は口をそろえて

「仕事は辛いよ。」「大人は色々大変なんだよ。」と私に言った。

そんな言葉を聞くと、未来に対して段々希望を持てなくなった。
だからこそ
「仕事は楽しいよ。大人はええぞ。」って言える大人になりたい。
そう強く思った。

奄美で出会った仕事が辛い大人達

これは最近、初一人旅で奄美大島に行ったときに体験したこと。
ゲストハウスという、宿泊部屋やリビングが共有になっている宿に宿泊した。
そこでは、沢山の大人(いわゆる社会に出て働いている方々)に出会って仕事に関する話を聞かせていただいた。

私は現在インターンに行っており、もうすぐしたら就活が始まることもあり様々な職種の方と出会えるのもお話を聞くのもすごく好きだった。自分の知らない楽しい世界の話が聞くのが好きだった。
だから、ゲストハウスで色んな職種の方々に出会った時
「その仕事のどんなところが楽しいですか?」「なんでその仕事についたんですか?」と尋ねた。

ただこれらの質問について大人たちはみな、私にこう言う。

「生活のためだけに働いてる。」
「仕事は辛いことばかりだよ。一昨日からずっと徹夜だし、、。残業なんて〇〇時間するのは当たり前だし、ひなたちゃんももうすぐこっちの世界に来るもんね(笑)」


そしてそんな大人達が私に「どんな仕事に就きたいの?」と聞く。
私は「自分がわくわくする、楽しいと思える仕事。」と答える。
そうすると必ずといっていいほど

「まあ、まだ学生だもんね(笑)そういう考えになるよ。」

という。

そのうち段々大人の仕事の話を聞くのがいやになった。

そんな未来しか待っていないのなら大人になんてなりたくない。
自分が仕事に楽しさを求めるのは間違いなのだろうか。
これが大人になるということなのだろうか。

こう感じることが増えた。

自分はまだインターンだから社員さんと比較して仕事の大変さは一ミリも把握してるつもりはないけど、
それでもこれから社会に出る学生に向かって

「仕事は辛いよ。」「大人は大変だよ。」

という言葉をかけないでほしかった。

もちろん、学生が想像つかないくらい大変なことも辛いことも沢山あるんだろう。家庭をもったりなんかしたら余計大変なこととか制約も生まれるんだろう。働くことに対して私は夢を見すぎなんだろうか。

それでも周りの素敵な大人達を見て未来にわくわくしたい。

色んな大人が「仕事は楽しくない。大人は大変だ」という。
それでも、働く上で「自分がわくわくする、楽しいと思える仕事。」という軸は捨てたくない。
それは、私の周りには有難いことに
「仕事は辛いこともあるけど、楽しいよ!」と言ってくれたり
素敵なビジョンを持った大人が少なからずいる
からだ。
大切な尊敬している兄もその一人だ。
そういう人たちを見ると未来が少し明るくなった。

だから、私も次の世代に
「仕事は辛いこともあるけど、楽しいよ。大人はええよ。」
って言える大人になりたい。
次の世代に同じように未来に希望をもってほしい。





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