水分補給について

スポーツ現場で毎年夏頃になるとお伝えしている正しい水分補給について。

これは熱中症とセットですね。大事な事なのでしっかりと把握しましょう!

運動前から水分補給

意外とやりがちなのが運動をして汗をかいて「喉が渇いたなー。」と、なってから水分を摂取する方が多いです。

しかし、喉が渇いたと感じる時点で水分は足りていない状態です。

熱中症を予防する為にも運動前にも500ml程度で構いませんので水分を摂取しましょう。

また、暑い中でどうしても練習をしなくていけない場合は

練習前に水分+塩分も摂取しましょう!

粒の大きい岩塩でナトリウム摂取をすると血中ナトリウム濃度が

一定時間保たれやすくなるので大量に汗をかくような練習の場合は

粒の小さな食塩ではなく粒が少しある岩塩がオススメです。

どんなものを飲んだら良いの?

普段の日常生活であれば水で十分です。

カフェインが含まれるものはダメと言われていましたが

研究の結果、カフェインによる利尿作用よりも水分の含有量が多い為

コーヒー、紅茶、お茶などでも水分補給が可能とも言われています。

汗をかくような運動をしている場合にはスポーツドリンクを飲むようにして下さい。

スポーツドリンクには糖分もナトリウムも含まれています。

汗をかいた時にはナトリウムも欠かせません。

水だけは危険ですのでスポーツドリンクを準備して練習するようにして下さい。

経口補水液とスポーツドリンク

スポーツイベントでも配布されがちな経口補水液。

これは電解質濃度が高い飲料になります。

そうすると水分の補給が行われる前に腸内に腸液を分泌して

薄めた状態にしてから吸収をすると言う工程が必要になる為

日常生活、軽い運動程度の際にはオススメできません。

経口補水液が必要な際は脱水状態のような

運動中に普通に水やスポーツドリンクが飲めると言う状態にない時です。

ここはしっかりと使い分けをして飲むようにして下さい。

まとめ

水分補給の基本は

「喉が渇いている時は脱水が始まっている」です。

こまめな水分補給、多汗の際にはナトリウム補給も忘れずに

この辺りだと思います。

また、適切な量を練習中に摂取できているかは運動前と運動後の体重測定を行なってみて

1〜2kgの体重が落ちている場合は水分補給が足りないと言う事になるので

気になる方は計測をしてみて下さい。

運動をしたいない人でも水分補給の推奨摂取量は2リットルです!

意外とありますから水分補給を心がけて下さいね!



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