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接骨院/整骨院を開業しようと思い立った時にまずやる事2

前回のあらすじ…

突然、会社を辞める事になって「開業をしよう!」と思い立ち施術管理者研修がすぐ受けられるもんだと思って行動していたのに、まさかの抽選漏れで「もう賃貸契約するしかない!」と不動産屋さんに相談に行った所で話が終わってます。

前回の記事はこちらから。

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さて、施術管理者研修の受講のために優先順位を上げるために賃貸契約をしようと不動産屋さんに相談に行くもまず契約を結ぶ為には条件がありました。

・保健所の許可が降りそうなレイアウトなのか

・保証協会から認定されるのか

「この2つの条件をクリアしなければ賃貸契約は出来ません。」と教えてもらいました。

こんなところで躓くわけにいかない私は次の休日に、保健所にいきレイアウトを下書きした図面を見せに行ってきました。

と、言うのも賃貸契約の他に整骨院を開業するには条件が必要で待合室と施術室を間仕切る為の物がどれだけ必要なのかを工務店さんにお知らせする必要もあったのです。

整骨院の設備の条件はこちらからご確認下さい。

結果、待合室と施術スペースに間仕切りを作ることは必要ありませんでした。何故ならば施術スペースはベッド用のカーテンで仕切っているからです。

このカーテンは天井に固定されているので間仕切り扱いになる為、わざわざ待合室と施術スペースの区分けに壁は必要ないと言う事でした。

*もしかしたらその地域で対応が変わるかもしれないので、保健所に1度ご相談ください。

保健所の方からもOKの判断でしたのでまずは一安心。次に向かったのは区の中小企業融資の相談窓口に。

施術管理者研修の抽選漏れをした私は色々な方に相談をして先に自由診療のみの整骨院を開くことを決意。

しかし、融資の相談の段階でこのような流れでも大丈夫なのかを聞きに行ったのです。

相談窓口の方の判断は「大丈夫でしょう。」の判断でしたので、ここもクリア。

そして、不動産屋さんにも保健所の許可が取れた事と、先に自由診療のみの整骨院を開く事を伝えにいきました。

無事に保証協会へ提出する用紙を頂けました。

整骨院は最初、自由診療でも大丈夫なので皆さんご安心下さい。

まだまだ準備する事は山ほどあります。

事業計画書の中でもとても厄介な収支計画。

収支計画とは1期目でどれだけ売上られるのかと言う事を計算するのですが、そこから経費や家賃利息を引いてその上で手元にもお金が残り、且つ借りたお金を返せるのかと言う計算を出すのです。

え??なにそれ??って感じですよね。

売上ってどう計算するんだっけ?って方は…

・1日の平均来院数

・1日の平均単価

を、まず決めて月の売上を予想してからそこから年間の数字を出して下さい。

私は勤めている整骨院のデータがあったので、おおよその数字を月別で出してエクセルで表にしていました。

細かければ細かいほど銀行の方は納得してくれるようですので、作っておくと話がしやすいです。が、区に提出する方の用紙は型が決まっているのでエクセルで計算した数字の平均を出して記入をして下さい。

あと一緒に出すと良い数字としては、開業する地域の人口とターゲット数です。

私は、スポーツ系の整骨院を開業予定なので人口からスポーツ人口の%を出して年齢別に分けてターゲット数を細かく出して提出しました。

さらには、売上予想の数字に関しても私は稼働率50%以下で全然お金を返せる計算なので、そこもアピールになりますから必ず伝えましょう。

別の信用金庫の方に言われたのは「強み、セールスポイント及び競合状況」は、あればあるだけ書くと良いとの事でした。

なので、細かく書く事をお勧めします。

そして、開業予定場所の周辺に接骨院がある場合は、他の院の特徴をまとめておくと「あそこの院はこう言う特徴で、そこの院はこう言う特徴なんで(ターゲット、アピールポイントが)被ってません。」と言う話ができます。

さて、話は戻り賃貸です。

私が希望を出している物件を管理している不動産の方が本当に良い方でして、融資が降りる前に仮契約とし融資が降りなければ白紙に戻すと言う提案をしてくれました。

50万弱を捨てる覚悟だった私はもう本当に涙が出るほど嬉しかったです。なので、融資が降りなけばそのお金で一旦旅にでも出ようかな…なんて呑気な事を思ってますが、何が何でも融資が降りるように行動しなくては!と思うのでありました…。

ちなみに…話すっ飛ばしましたが保証協会の審査通ったのです。そこだけ忘れずに!

そうすると、融資相談の際に提出する開業計画書に自己資金や事業資金を書くのですが、賃貸契約に必要なお金を支払った場合このお金が自己資金扱いになりますのでご安心下さい。その旨、開業計画書に記入して下さい。

開業計画書が完成したら再度、区の相談窓口に出向いてあっせん書を発行してもらって下さい。

私はと言うと…内装の見積書がフルネームでなかった為、見積書を取り直す二度手間に…。

見積書は必ずフルネームでもらいましょう!
あっせん書を貰う際には、所得税の納税証明書が必要になります。私は、社長が忙しく納税を忘れていた為、区役所に直接支払いに行ってもらいその日に納税証明書を発行しなくてはならないドタバタ具合でした。

無事に?あっせん書を貰えた為、次の日に銀行へ向かい書類を提出。そこで、また揃えて欲しい書類を言われます。

・印鑑証明書原本

・納税証明書その1原本(申告所得税及び復興特別所得税)

・柔整師の免許のコピー

(・賃貸契約書のコピー)

↑私の場合は、賃貸契約に使用したお金が自己資金に当たる為だと思います。

*納税証明書はその1、その2など種類があるので気をつけて下さい!あと、窓口で納税期間も聞かれるので銀行で確認した方がいいです。私は、窓口で聞かれて焦って銀行に電話して確認とち窓口の方にご迷惑おかけしました。

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今回の投稿はここまで!

と、言うのも私もここまでしか進んでないからです。

そう、実況系の情報です。

では、次回の投稿をお楽しみに!


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